幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

玉ねぎと勢力図。

新玉ねぎが美味しい季節がやってきた。 玉ねぎは一年を通して、いつでも手に入る野菜だけれど、旬は春と秋。 しかし、2回も旬があるというのに、春に目にする新玉ねぎの方が数割増しで美味しそうに見えてしまうのは、スプリングマジックだろうか。 そのよう…

ある日の光景と、柔軟な視点でポリ袋を使う話。

先日、とあるビル内に入ろうとしたところ、入り口に設置してあった消毒液を、マイボトルと思しきプラスティックボトルに移し替えている女性を見かけた。 一瞬、係の方が作業中なのかしらと思いかけたけれど、女性の横には小さな女の子が寄り添っており、胸の…

隠元さん、役者さんのようではありませんか!!

『今日は○○の日』というものがある。 意味深い日や感慨深い日もあるけれど、語呂合わせや遊び心で決められた日、大人の思惑が見え隠れする日など様々だ。 しかも、この『〇〇の日』は年々増えているような気がしており、つい、また語呂合わせか何かで定めら…

カイロで思い出す冬の記憶の一ページ。

使用期限が迫っているカイロを積極的に消費中の今季、改めて日本の便利さに感心している。 このような便利アイテムを手軽なお値段で購入できる国はそう多くはない。 私がかつて住んでいたイギリスの冬は寒く、冷たく、薄暗く。 気を抜いてしまうと、魂まで抜…

廃棄食材がお洋服と出会うまで。

既にあちらこちらで寒桜ではない桜が咲いていると見聞きする今年は、早春をゆっくりと楽しむ間もなく、本格的な春がやってきそうな勢いだ。 先日は、街路で沈丁花を見つけた。 まだ、微かにそれだと分かるほどの香りしか放っていなかったけれど、あと数日も…

10種15個と口上師。

片付け忘れていたお正月飾りの打ち出の小槌に気が付いたのは数日前である。 飾っていた空間に馴染みすぎていたのだとしても、艶やかさをもったそれを見落とすなどあるだろうかと、狐につままれたような気分になった。 せっかくなので小槌をひと振りし、「ま…

アンティークで繋がった日。

この時計も、こちらの時計も止まっている。 ジュエリーボックスを覗き込み、時計の健康診断とも言えるオーバーホールに出さなくてはと思いながら、数カ月が経過しているそれらを取り出しショップへ向かった。 どの時計も、年を重ねる中での節目、節目に私の…

古い道具から繋がる三種の神器。

考え事をしながら歩いていると、カチカチッ、カチッカチッと聞きなれない音がした。 その音の正体を突き止めようと、ひと目に怪しい人物だと映らない程度に辺りを見回すと、内装工事中の店舗の外で作業員の方々が石で石を叩き崩しているところだった。 素材…

季節の変わり目に感じるストレス対策にはこれを。

手帳に幾つかの予定を書き込みながらハッとして、和装うさぎの雛人形を取り出した。 そのまま飾るのは、ちょっと間が抜けた印象になってしまうので、漆塗りの祝い盆に乗せてリビングに飾るのが柊希流である。 仰々しいものではないのだけれど、大切にしてい…

春を前に、内祝いの意味とお作法をセルフチェック。

ご祝儀袋を探しに行った。 自宅に数枚のストックがあったのだけれど、どれも贈る相手のイメージに合わないように感じたものだから、しっくりとくるものを探し求めてふらり旅、である。 今回は、カジュアルな場で渡すことになるため、基本のお作法は抑えつつ…

停電と冷蔵庫と保冷剤と。

冷蔵庫の中身が少なくなったタイミングを見計らって庫内を拭きあげた。 仕上げに使用するのは、食品にかかっても害がない類の除菌スプレーだ。 この日私が使用したものは、パストリーゼ77という商品名で販売されているもので、酒造会社によって作られたアル…

「あたりばち」と「言霊の幸わう国」。

キッチンツール売り場で探し物をしていると、「あたりばちは無くてもいいんじゃない?」「あたりばちはいるでしょ」と、母娘であろう女性たちの声が聞こえてきた。 「あたりばち」とはなあに? お目当てのものに出会うことができず、その場を離れようとして…

興味深い存在を喰らう春。

春告げ食材のひとつであるホタルイカの旬がやってくる。 早いところでは、既に旬のホタルイカを口にし始めた頃だろうか。 ホタルイカは、親指ほどの背丈をしたイカなのだけれど、最近知った話によるとホタルイカは春に生まれ、一年という時間を過ごした翌年…

「花笑む」デビューのチャンス到来。

必要に迫られて万葉集に目を通していたのだけれど、お目当てのものに辿り着くことができずにいたところ、百合の花を詠んだ歌に目がとまった。 万葉集には、様々な花が登場するけれど百合の花は登場回数が多い花のひとつだ。 今のようにフラワーショップがあ…

セルフ避難訓練。

先日、ベランダに備え付けてある避難はしご(避難ハッチ)の定期点検が行われた。 特別な準備など必要ないという思いから、紅茶を飲みつつ資料整理をしながら順番を待っていたのだけれど、外が慌ただしい気配を帯び始めた頃になって、ガーデンテーブルなどが上…

剥き方に個性あり。

食べ時を逃してしまったポンカンが4つ、ダイニングテーブルの上で瑞々しさを失いかけていた。 どうしたものかと眺めた末、使い切りのポンカンジャムを作ることにした。 作ると言っても、4つしかないポンカンで作るのだから作業時間は10分弱ほどである。 …

「覚えておかなくては」ではなく「思い出し作戦」で。

その願いは、願うよりも早く叶った。 先日、『鮮魚とチョコレートのコラボレーション!?』のタイトルのもと、チョコブリという魚の話題に触れた。 チョコブリとは、人が口にするチョコレートを混ぜたエサを出荷前に与えられたブリのことなのだけれど、ひょ…

菜の花も春を待つ。

サラダに春を添えたくて、冷蔵庫から菜の花を取り出した。 ここで言うところの菜の花は菜種油をとるアブラナのことである。 いつだったか、野菜ソムリエの方に「菜の花」という呼び方は、アブラナ科の植物の総称なので、細かく言えばキャベツやブロッコリー…

理髪店のフィギュアを外から眺めつつ。 

古い理髪店の前を通ると、窓際に漫画のキャラクターを模ったフィギュアが並べられていた。 それらは全て親指の長さほどの大きさのもので、ひとつひとつはそれほど大きいものではなかったけれど、床から天井まである窓の下半分ほどの面積を占めており、それな…

2月の誕生月花でもあるフリージア。

駅の改札を出た辺りで花束を持った女性とすれ違った。 花束に使われている花も色も分からなかったけれど、フリージアの甘やかな香りがした。 すれ違いざまにほのかに香る香水も素敵だけれど、花束の香りもいいものである。 フリージアは、2月から3月の誕生…

陽だまりの贅沢。

リビングに大きな陽だまりができていた。 これ、私が好きなもののひとつである。 目を通す予定でいた期日間近の資料の全てを持って、この陽だまりの中に座った。 しばらくすると、太陽に温められた血液が全身を駆け巡る合図を送ってきたのか、足の指先がジン…

【2】この機会に、消毒に使えるものを確認してみませんか|無水エタノール編

毎日、新型コロナウイルスのニュースが至る所で飛び交っている。 情報収集も大切だけれど、過度に不安を煽られて、出来ることに対してまで気もそぞろになってしまうのは本末転倒。 だから、このような時にこそ、出来ることを丁寧にと思う。 そのような中、使…

ほうれん草がレモンに出会ったら。

子どもの頃の記憶というものは不思議なもので、何気ない出来事であるにも関わらず鮮明に記憶している。 自分でも、どうしてこの記憶が残っているのだろうかと思うことが度々あるけれど、その答えに辿り着くことができたのは数えるほどしかない。 いや、その…

【1】この機会に、消毒に使えるものを確認してみませんか|台所用漂白剤編

ドラッグストアの前を通ると、マスクや除菌スプレーなどの入荷未定を知らせる貼り紙があった。 新型コロナウイルスの影響である。 我が家は、普段使っているものを使い切ったときには非常時用に手を付けるつもりでいたため、特別に何かを買い足すことはして…

はじまりの日とおむすびと。

時間や曜日の感覚が定まらないライフスタイルで過ごしていると、祝祭日に疎くなってしまうのだけれど、今月は建国記念日や天皇誕生日の振替休日があることに、数日前に気が付いた。 私は、カレンダーを見て、今日は建国記念日かと思うだけのことがほとんどだ…

あのピラミッドを使って、カラダが喜ぶ食材チェック。

また節分トーク?と言われてしまいそうなのだけれど、今年の節分は私にとっての「初めて」が幾つかあった。 その一つは、昨日触れた宝船を枕の下に忍ばせて吉兆夢を見るというもので、もう一つは、節分の頃に咲く藤色を薄めたような白色をした節分鼻草(せつ…

豆まきの光景と宝船。

先日の節分の日。 こんな声では鬼も福も無いのではないだろうかと思うような小声で、「鬼は外、福は内」と呟きながら豆を撒いた。 自分の中の鬼退治と福の呼び込みの意味での、自分目掛けて「鬼は外、福は内」も忘れずに。 そのような話を知人にしたところ、…

道すがらの月桂樹からの数珠繋ぎ。

時折、通り抜けに使わせていただいている自宅近くの公園は、様々な種類の木と季節の花で彩られている。 先日は、公園管理をしている20名ほどの方々が、既に開花しているパンジーを花壇に植えているところを目にし、こうして作業してくださっているのか、と…

浴室内での縄張り争いは、熱湯を味方に。

浴室内にカビを発見した。 昨日までは無かったはずの場所にポツ、ポツ、ポツリだ。 これは、人とカビ菌との縄張り争いにも似た闘いである。 そのような内容のナレーションを脳内に流しながら、信頼を寄せているカビ取りジェルを、その一帯に塗り広げ半日放置…

ひと粒で二度おいしいトムテト。

小学校に面する道路を歩いていると、中から「接ぎ木(つぎき)というのは、このようにして~」と聞こえてきた。 視線を向けるとしゃがんでいる子どもたちが、先生の手元を見上げていた。 接ぎ木(つぎき)とは、数種類の植物の切断面同士をくっつけて1つの植物…