2018-01-01から1年間の記事一覧
本年も、残すところ数日というところまできまして、 こうして年末のご挨拶をさせていただけることを、とても有難く思います。 直接お会いできる方、できない方といらっしゃるのですが、 今年も多くの方々に支えていただき、お力をお借りしながら過ごしてまい…
アクセサリー売り場を歩いていると、特設されたであろうテーブルの上に、華やかなコサージュが並べられていた。 その種類の豊富さから、卒業式や謝恩会、入学式などの準備が始まる時期に突入したのだろうと思った。 これは私個人の好みの問題なのだけれど、…
冬至の日、準備しておいた柚子を湯船に浮かべ、柚子風呂を楽しんだ。 柚子を購入した際に、柚子を入れる柚子袋もいただいていたのだけれど、 あの丸くて黄色い物体が、湯船にぷかぷか浮く姿を見ないままの柚子風呂は、何だか物足りないようにも思えたものだ…
少し前に、ヨーロッパを旅行中だという友人から、滞在中である街並みの写真が送られてきた。 街全体がクリスマスに包み込まれた、私にとっては少しばかり懐かしいと感じる風景だった。 真っ先に感じるのは華やかさや煌びやかな空気なのだけれど、年中行事本…
とあるお店の前を通ったらシャッターが下りていた。 それくらいのことに反応することは滅多にないのだけれど、その日は違った。 初めて目にした、そのシャッターには大きなフランケンシュタインが描かれていた。 しかも、なかなかリアルなフランケンシュタイ…
今年は、「かぶ」を口にする機会が多い。 秋が深まってきた頃に手を伸ばした小かぶに始まり、大かぶ、赤かぶと楽しんでいる。 そして現在、我が家の野菜室には聖護院かぶらが、その時を待ち構えている。 生で食べても火を通しても甘くてジューシーな「かぶ」…
とても上手に、世界中で大切にされている素敵なイベントを取り入れる日本で暮らしていると、楽しみがあるという幸せを感じつつも、 時折、イベントに追われているような錯覚に陥ることもある。 そして、時期が分散していればいいのにと身勝手極まりないこと…
ここのところ、ゆっくりと書店内を散策していなかったことに気が付き、ふらりと立ち寄った。 書店と一口に言っても、書籍以外の物品を扱うお店も随分と増えたように思う。 書店が姿を消してしまうくらいなら、このように姿を変えつつでも存続して欲しいと思…
年末は、ホッとひと息つくにも気合いがいる。 街中は、大勢の方の見えぬ気忙しさに覆われており、私もそれに影響を受ける一方で、 同じような影響を知らぬ間に周りに発しているのだろうと思う。 このような時だからこそ、自分自身のためにも周りのためにも、…
米どころで作られたお煎餅をお土産でいただいた。 薄すぎず厚すぎない絶妙な厚みをしたそれをパリッと割ると、内側からお米の香りが広がった。 まるで、しっかりと焼き目がついたお餅の焼き目部分を食べた様な気分だ。 パリッ、カリッといい音をリビングに響…
その女性は、駅のホームで電話をしていた。 淡い色をした夕焼け空を思い出させるような、優しい色をしたストールがお似合いだった。 女性を観察していたという訳ではないのだけれど、視線の先に立っていらしたものだから、 しばらくの間は、視界に溶け込んだ…
12月は何かち忙しいという、この流れ。 そろそろ新しい流れにシフトしていくのではないだろうかと思いつつ、早何年が過ぎただろうか。 世の中の流れは仕方がないにしても、自分自身のことだけでもと思い、いくつかのモノゴトは前倒しするようにはなったの…
先日、ひと息つこうかとソファに座りかけつつテレビを点けた。 すると画面には、年代物のようなCMが映し出された。 古き良き時代の、厳かでありながらも華やかさを纏ったお正月を思わせるような、蒲鉾のCMだ。 この時季のために作られたCMを長年大切に…
絶滅危惧種に認定されている動物は多数いるけれど、 先日、ハワイ諸島に生息しており絶滅が危惧されている、とあるアザラシに、ここ数年、妙なトラブルが起きているという記事を目にした。 このニュースを発表したのは、海洋と大気に関する調査や研究を専門…
今年も冬至が近づいてまいりました。 これから本格的な冬がやってくるのですが、冬至は、一年で一番日が短くなる日。 ということは、冬至の翌日からは、少しずつ日が長くなっていくということです。 この様子を日本や中国では、冬至の日は太陽の力が一番弱く…
冬を感じる瞬間が少しずつ増えてきた。 お鍋から立ち上る湯気や、体を湯船に静めたときに感じられる、じんわりと体中に広がる温かさ。 頬を刺すような冷たさや、見上げた空の白っぽさに、冬を前に最後の力を振り絞るようにして色を解き放つ植物。 ストールに…
今年は我が家にお掃除ロボットがやってきた。 まだまだ世の中に、その存在が浸透する前から恋焦がれていたロボットである。 周りの人たちに、こんなにも素敵な家電があるのだと熱弁していた遠い日が懐かしい。 当時は、柊希の妄想劇場が始まったか!?といっ…
冬らしい陽射しの柔らかさと、ピンッと張られたような冷たい空気のアンバランスさが心地よい日、 紅茶が好きでたまらないと言う友人への贈り物を探すため、自宅近くに在る紅茶専門店を目指した。 信号待ちをする度に辺りに舞い上がっては、ひらひらと落ちて…
知人宅のお嬢さんは、私のことを美容師だと思っている。 彼女は、私の小さなオトモダチの一人なのだけれど、この世に飛び出してくる前から見てきた子である。 知人の出産の日が近づいていた当時、これからしばらくの間は、ゆっくりと2人で食事をすることも…
待ち合わせ場所として利用する機会が多い、とある駅がある。 駅のすぐそばに大きな学習塾でもあるのだろう。 時間によっては、ひと仕事、いや、ひと勉強を終えた子どもたちの集団が、各々の帰路に就く前のお喋りを楽しんでいる光景を目にすることがある。 そ…
近所にある鮮魚店の店頭の隅には、魚にまつわる話が印刷されたショップカードのようなものが置いてある。 鮮魚店には珍しいショップカードということもあり、いつだったか1枚いただいて帰った。 帰り道、それを取り出して眺めると鮨屋の湯呑で出てきてもお…
先日、日本の気象情報会社ウェザーニューズの、気象情報サイトをのぞいていたときのことだ。 ふと目に留まったのは、気象情報とは一切関係がない、美味しいみかんを選ぶポイントはヘタの大きさだという話題だった。 毎年幾度か手にするハズレのみかん(甘くな…
先日、クリスマスプレゼントを子どもに贈ることを止めるご家庭が増えているという調査結果があることを、とある記事で目にした。 全国で一斉に調査されたものではないため、参加した方々の人数や地域、環境によって結果の出方に多少の違いはあるように思うけ…
今年の夏ごろだったと記憶している。 友人が柔軟剤は効きが良いものと、そうでないものがあると言った。 私は、特別なお洋服を洗うとき以外は、洗剤や柔軟剤を使わない、マグネシウムを使ったお洗濯法に移行して1年以上経っていたため、 柔軟剤を毎日使って…
12月に入り、「体が冷える」という言葉を耳にする機会が増えたように思います。 皆さんの体は、冷えていませんか。いかがでしょうか。 冷えないように外側からの防寒対策を施すことも大切なことですが、今回は「調味料の使い方によって体を内側から冷えな…
昨年の今頃もポインセチアを購入しているのだけれど、昨年のものは上手に育てることができず、2度目の冬を共に迎えることができないため、 新しいポインセチアを購入しようと近所にある花屋へと向かった。 ポインセチアはクリスマスフラワーと言う名で呼ば…
冬の済んだ空気の中、クリスマスイルミネーションが夜の街を彩っている。 放たれている灯りには、若干の、自分の心模様が反映されるようにも思うけれど、冬ならではの華やかさは、やはり今年もキレイだと思った。 この時季の日本では、光のページェントとい…
キノコがたっぷりと入ったアヒージョを食べたくなり、キノコを買いに出かけた。 ひと通りのキノコをカゴに入れ、最後のシメジを視界に入れたときだった。 先にその場に来ていた親子連れの子どもが、あるシメジパックの側面を指さし、「ママ、このシメジ寒そ…
先日、海外に居る友人からのメッセージに、久しぶりにビーチコーミングを楽しんできたとあった。 ビーチコーミングとは何ぞや?と素朴な質問をぶつけたところ、 浜辺を散策して、きれいな貝殻やシーグラス(ビーチグラスとも)、サンゴや個性的な形をした石や…
電車に揺られていると、近くに立っていた女性たちが「声を選べたら良いのに」と話していた。 何となく漏れ聞こえてきた会話から察するに、スマートフォンに搭載されている、音声検索機能の声についての話のようだった。 女性は、声から様々な変化を読み取る…