どうにもこうにも気分が乗らない、そんな事ありませんか？
私は時々あります。
気分転換に何をやってみてもすっきりせず、
気分が乗らない。
いや、気分が乗ってくれない。
意味もなく、
理由もなく、
ただただ悶々としている私、厄介だ。
非常に厄介である。
このまま放置してしまったら
厄介なモヤモヤの渦に
気持ちを飲み込まれてしまいそう。
したい事はある。
だけれども、どうにもこうにもスイッチがはいらない。
そんな時私は、掃除を始める。
既に掃除を済ませていようが、そんな事は関係ない。
気持ちが動かないのならば、
体の方を動かしてみようという単純な発想だ。
まずは○時まで、と時間を決める。
掃除は終わりが見えない。
終わりを設定しなければ次から次にでてくるから
自分でゴールを決めておく。
これは時間でもいいし、
この場所を掃除する、
これをキレイにする、と範囲を決めるのもいい。
この日の私は時間を決めてスマホでアラームを設定。
これで時間を気にせず目の前の事に集中できる。
次に窓が空いているかを確認し、
お気に入りの音楽を流す。
最後に、両足を肩幅に開いて両の手を天井に突き上げて
思いっきり背伸びをする。
これ以上伸びなーい、という所までぐぐーっと伸ばす。
そして、掃除開始だ！
淡々と片付ける。
黙々と床を磨く。
朝には気づかなかった汚れに気づいて
雑巾で拭ったあとの満足感はちょっとクセになる。
BGMが耳に届かなくなるくらい床磨きに没頭し
磨き残し探しに興じる自分に
私は寺の修行僧か？と突っこむ事もしばしば。
突っこんでいる時点で煩悩に支配されているわけだけれども、
そんな事は気にしない。
そうこうしていると、
設定していた鳥のさえずりアラームが
お掃除終了を知らせてくれる。
ふーっと息をつき、手を洗ってキレイになった空間に
アロマやお香でお気に入りの香りをプラス。
お掃除のご褒美に、ちょっとリッチな紅茶を自分に淹れてみる。
あー美味しい。
あー気持ちいい。
ただただ悶々としていた私はもうココにはいない。
忍び寄っていたはずのモヤモヤの渦も見あたらない。
ふふふっ
ちょっとガッツポーズ。
時に潔く、悶々やモヤモヤから離れてみる。
嫌々スタートをきるよりも
悶々とした気持ちのままスタートをきるよりも
プラスのエネルギーいっぱいで
良いスタートを軽やかにきる事ができるものです。
あなたも一度、悶々やモヤモヤから離れてみませんか？
ひと呼吸置いて
軽やかに次の一歩を！
