久しぶりに遠方に住んでいる友人と電話で話す機会がありました。
簡単に会う事は難しいのだけれど、
普段はラインやメールで近況報告をしあっている友人です。
たまに、電話で話すと
切り際は少々名残惜しくもあり、
決まって、そのうち皆で会おうねと言う言葉でしめるようになっています。
いつになるかは分からないけれど、
約束を交わす事で頑張れる気がするからでしょうか。
彼女は、なかなかの美人さんでおしゃれさん。
近くに住んでいた頃は会う機会も多かった。
流行りのファッションを自分流にアレンジしていて、
またそれが良く似合っているものだから
「今日の彼女」のファッションを見るのはとても楽しかった。
そんな彼女も今では結婚、出産を経て、ママ。
彼女は話をする度に
変わり映えのしない毎日だ、なんて言うのだけれど
私は彼女の話を聞くたびに尊敬することばかり。
そして、私も自分の毎日を
悔いを残さないように大切しよう、そう思えています。
ここを読んでくれているあなたも
あなたが関わっている誰かに、
刺激や元気、あたたかい気持ちを届けているのだと思います。
届けている当の本人は全くと言っていいほど
気づいていない事が多いのだけれど。
そして、シャイな日本人の多くは
受け取った暖かい気持ちや元気を、
どう伝えたら良いのか分からずに伝えずにいるのです。
だから、自信を持ってね、自分自身に。
話を戻すと、
そんな彼女にも気になっている事があるのだそう。
彼女いわく、自分の時間が取れなくなり
外出する機会も減って、家の中で過ごす事がほとんどで、
大好きだったファッションの事も分からなくなったと。
良く耳にする、女性が一度は通る道を彼女も歩いているのです。
そんな時、私は思います。
分からなくなったのではなく、
今はスイッチがオフになっているのだろうなと。
きっとスイッチをオンにするキッカケがあれば、
本人の中の何かが変わって、
そこから新しい何かが広がるのではないかな、と。
私も仕事柄、家で過ごす事が多く
パソコンやタブレットがお友達という時間が多い。
外へ行きたいけれど、
優先しなくてはいけない事をこなすうちに時間切れになる。
変わり映えしない毎日だ、
なんて思った時期もあったけれど今は違います。
発想の転換で、
お家ライフを思いっきり楽しもうという考えに変わりました。
例えば、
お部屋着を選ぶ時は、
肌触りだったり、色だったり、
自分がわくわくする物をきちんと選ぶ。
もし、わくわくする物に出会えなければ、その日は見送る。
家の中であなたが髪の毛を束ねているのなら
その時使うヘアゴムやシュシュを新調してみてはどうでしょう？
この色は自分には似合わないと思っていた色が
実は自分に似合う色だった、
なんて発見があるかもしれない。
私は、お箸を新調してみることもあります。
この時も「使えればいい」ではなく
「使いたい」と思うものを丁寧に選ぶ。
丁寧に選んだお箸をテーブルに並べる時、
ほんの少し気持ちが「るんっ♪」と弾む。
気持ちが弾むのは一瞬の事なのだけれども、
その一瞬の「るんっ♪」が至る所にあると、
私の気持ちは何だか穏やかなのです。
思うように外出できない事がストレスになっているあなた、
心が弾む小さな「るんっ♪」を丁寧に
生活の中に散りばめてみませんか？
少しずつ、あなたの空間が広がりますよ。
