幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

大人だからこそ必要な成長ホルモンを得るためのポイントは?

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シチューを作ろうと手に取った牛乳パックに書かれていた

「育ち盛りの子どものために必要な成長ホルモン」という文字。

成長ホルモンと聞くと子どもにとって必要なものだと思ってしまうのだけれども、

大人にとっても大切でたっぷり分泌させたいものだということをご存知でしょうか?

 

成長ホルモンは、年齢を経るにつれ減少していくものですが、

「減少させたままでもいいや」だなんて言うには勿体ないほど、

様々なシーンで強い味方になってくれる頼れるものなのです。

微量とは言え大人も成長ホルモンは日々分泌されています。

この成長ホルモンの量を増やすことが出来たのなら、

どのような良いことが起きると思いますか?

 

今回は細かいことはスパッと飛ばして、

『成長ホルモンが増えると起こる嬉しいことと、

成長ホルモンを増やすための睡眠のポイント』

に要点を絞って一緒に確認してみませんか?

 

【成長ホルモンが増えると起こる嬉しいことってなあに?】

成長ホルモンというのは、その名のとおり、成長を促すためのホルモンです。

この成長ホルモンが私たちの体に運んできてくれる嬉しいことは下記の通りです。

身長を伸ばしてくれる。

筋肉を作ってくれる。

代謝を上げてくれる。

体脂肪を減らして脂肪を分解してくれる。

年齢と共に痩せにくくなっている体を改善して太りにくい体にする手助けをしてくれる。

骨を作ってくれる。

骨粗しょう症を予防してくれる。

免疫力をアップさせる。

シミやシワ、お肌の乾燥を防いでくれる。

 

これらの嬉しいことが重なって発動すると、

いつまでも健康で若々しくいられますので、

老化防止やアンチエイジングに繋がります。

しかも、寝ている間にこれらのケアを行ってくれるというのだから

成長ホルモンは子どもの為のものだなんて言わずに、

積極的に分泌させたいと思いませんか?

そこで、次はこの成長ホルモンの分泌を促すためのポイントです。

日常生活の中にはいくつかのポイントがあるのですが、

今回は皆さんに共通する「睡眠」にポイントを絞ってご紹介させていただきます。

ご自分の睡眠を確認してみてくださいませ。

 

【成長ホルモンを増やすための睡眠のポイント】

皆さんも、ゴールデンタイムという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

夜10時から真夜中の2時までの間に眠ることができれば

成長ホルモンが分泌されてお肌がツヤピカになると言われている、

あの、ゴールデンタイムです。

だけれども、人のライフスタイルは様々ですし、体質も体調も各々です。

それなのに、時間が先に決まっているなんて私は腑に落ちないのです。

ですから、調べたり専門家に尋ねてみました。

ポイントは睡眠の時間帯ではなく、寝る前の体の状態でした。

 

成長ホルモンが分泌されやすい体の状態とタイミングは、

血糖値が低い状態で、眠りについてからの30分間です。

 

例えば、食べて直ぐに寝てしまうという状態は血糖値が高いまま寝てしまうということ。

これでは、せっかく眠っていても成長ホルモンの分泌は微々たるもので、

体中のメンテナンスを行うには足りません。

足りていなければ、体調やお肌にしわ寄せが来るのも頷けるのではないでしょうか。

 

一方、食べて直ぐに寝てしまうのではなく、

食後は2、3時間ゆっくりと過ごして胃の中の物をある程度消化させ、

血糖値も下げてからベッドへ入ると

体中の様々なメンテナンスに使うことが出来る十分な量の成長ホルモンが分泌されます。

とは言うものの、私自身がそうなのですが

食べて直ぐに寝なくては次の日の体力が持たない

というようなシチュエーションもよくあるものです。

そのような場合は1週間の中で何日かは

食後の時間をゆったりと取ってみるように意識してみてはいかがでしょうか?

「出来るときに、出来ることを、出来る分だけ」

これだけでも体は応えてくれると思うのです。

はじめから無理だろうと手放してしまうのではなく、

小さいことを積み重ねて確実に手に入れよう大作戦です。

 

寝る時間帯が必ずしも絶対ではないことと、

寝る前の体の状態をどう整えるか確認できたと思います。

だけれども、実際には眠りにつかなくては成長ホルモンは思うように分泌されません。

ベッドに入ったら3秒で寝てしまうという方は良いのですが、

寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりすると、

成長ホルモンが十分に分泌されない原因になります。

 

成長ホルモンの分泌量がピークになる時というのは、

寝てから訪れる眠りが深く脳も体も休んでいて

ストレスをリセットする作業が行われていると言われている

ノンレム睡眠のときに訪れることが多いのだそう。

これは、眠っている時間が長くなかったとしても、

眠りについてからの3時間に深い眠りを確保できれば十分なのだそうです。

睡眠時間が短くても十分な成長ホルモンは分泌されます。

ですから、しっかり眠らなくては意味がないと気負わずに、

心地よい眠りにつけるように工夫をしつつ、

3時間熟睡できたら良し!としてみてはいかがでしょうか。

 

健康維持のための免疫力アップにも、

美肌にも、ダイエットにも欠かすことのできない成長ホルモン。

子どもの為のものだという思い込みは勿体ない。

大人だって成長ホルモン、じゃんじゃん分泌して

毎日をまるまるっと楽しんでまいりましょう。

 

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