幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

血糖値が高くなっていると言われたら、どうしたらいいのかしら。 (中編1) 

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さて、先日、ここに足を運んで下さっているお二方から

血糖値に関するメッセージをいただきましたことがきっかけでスタートした全4回の連載。

『血糖値が高くなっていると言われたら、どうしたらいいのかしら。(前編)』に続きまして、

今回は中編でございます。

血糖値がどういう値のことを表していて、

私たちの体の仕組みにどう関わっているのか、

自分や大切な人の体の現状がどのような状態なのか、掴んでいただけましたでしょうか。

今回は実際に日常生活の中でどのような所から改善を目指すのか、健やかさを保つのか、

そのような視点でお話させていただきたいと思います。

 

いつもお伝えしているように、健康や美容に対する視点は様々です。

と同時に、個々の体質や得意なこと、不得意なこと、ライフスタイルも様々ですので、

私のお話させていただくことが100%ではありません。

ただ、視点やコツを掴むキッカケにしていただいたり、

自分流にアレンジを加える前のベースのような使い方をしていただれば幸いです。

 

そして、前回と重複しますが大切なことですので、もう一度、お伝え致します。

本題に入る前に、お断りさせていただきますが、私は医療従事者ではありません。

医療従事者の知人たちとの間で交わす話や

家族の食事制限の手助け、病に寄り添う経験などを通して得た知識を

その都度、自分なりに掘り下げたり検証するなどしております。

その中で、ある程度形になったものは改めて専門家に様々な視点で尋ねてみる、

ということをしております。

そして、これらを自分自身や自分の大切な人の体を健やかに保ち、

お医者様に頼らなくても良い状態をできるだけ長くキープするための

自己メンテナンスのコツとして使っています。

 

基本的なことばかりではありますが、できるだけシンプルに楽しく取り入れられ、

ズボラゆえの一石二鳥以上を狙えるポイントに絞って

そのコツや視点を、幸せのレシピ集のひとつとしてお話させていただいております。

現状や仕組みを知って、

自分に合うコツに辿り着く何かしらのキッカケにしていただければ幸いです。

 

皆さんもご存知の通り、適度な運動と食生活の改善です。

専門家もウォーキングやランニングなどの軽い有酸素運動をと口を揃えておっしゃいます。

ただ、このシンプルなことが非常に難しいですし、

それを続けるとなると更にひと苦労なのです。

運動はしたいけれど、今の日常にそれをプラスするのは時間的に難しい、

体力が続かない、といった理由もお持ちかもしれません。

少なくとも私は、このような理由から毎日欠かさず続けている運動というものはありません。

 

では食生活はどうでしょうか。

私たちが日々欠かさない食事だからこそ、

その内容を見直すことで小さな積み重ねがジワリジワリ体質改善に繋がります。

サプリメントやお薬もたくさん出ておりますので、

そのようなものを摂取することもひとつの手段ではあります。

私もサプリメントを摂取することはありますのでサプリメント否定派ではありませんが、

可能な限りは、栄養の吸収率の良い自然のものを口にして健やかでいたいと思っております。

食生活は習慣ですからサプリメントやお薬で血糖値を下げる方法をとってしまうと、

サプリメントやお薬から離れられなくなりますからね。

欲しいのは本物の健康です。

このような考えのもと、明日の朝から出来る食生活のちょっとした改善ポイントを見ていきたいと思います。

 

|血糖値が高くなってきたら、お水の力を見直してみませんか?

皆さんは、1日どれ程の量のお水を召し上がりますか?

ここで言うお水は水分と言う意味ではなく、純粋にお水、ミネラルウォーターのことです。

起きたばかりの体は、水分が不足しているので血液が濃く(ドロドロ)なっています。

前回、血糖値が高いことが原因で起こる悪影響のひとつにドロドロ血液を挙げて、

ドロドロ血液が体にどのような悪影響を連鎖させるのか、

簡単にお話させていただきましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか。

 

想像してみてください。

血糖値が高くて血液がドロドロの方の血管の中を。

そして、その方の朝起きたばかりの血管の中の血液は、更にドロドロになっているのです。

見えはしないものの、その状態は少しばかりホラーでございます。

でも、これが体内で起こっている現実です。

 

運動が大切だからといって、

このドロドロMAXの状態で早朝のウォーキングやジョギングをはじめようものなら、

血管が詰まるなどして違う体の不具合を引き起こしてしまう可能性を高めてしまいます。

それならば、運動を習慣化する前にすることがありますよね。

「朝おきたらグラス一杯のお水を飲んでドロドロを和らげる」。

まずは、こちらの方が体にとって大切なことだと思いませんか?

 

運動はしないから大丈夫だわ、と思われた方も要注意です。

起きて直ぐに朝食を口にしますと、

ドロドロになっている血液が朝食を消化するために胃に集められます。

ドロドロMAXの状態ではスムースに胃に向かえない上に、消化作業をさせられる血液たち。

更に、消化作業をしながら仕事だ何だと動き回る私たちの体を

様々な立場で支えなくてはいけません。

私たちが思うよりも体はハードな朝を送っております。

この朝食で血糖値を下げると言われている食材を張り切って摂ったとしても、

この状況では効くものであっても効きがイマイチということも多いものです。

それならば、食事内容を見直す前にすることがありますよね。

「朝おきたらグラス一杯のお水を飲んでドロドロを和らげる」。

こちらの方が体にとって大切なことだと思うのですが、いかがでしょうか?

 

お水を飲み始めると感じられるかと思いますが、

血液がドロドロである方ほど、内臓に疲れがある方ほど、朝1杯のお水が喉を通りません。

不思議なのですが、お水が喉にひっかかるような感じがしますし、美味しいとも感じません。

それどころか苦痛に感じるんです。

朝起きてまず口にするお水がゴクゴクゴク~とストレスなく体に馴染むように感じられれば、

体が変化していこうとしているサインです。

 

血糖値を正常に保つことだけではなく、

様々な嬉しい効果を秘めている起きがけの1杯のお水。

以前、デトックスウォーターという視点でレモンウォーターのお話をさせていただきましたが、

血糖値のコンディションを保つことにも繋がっております。

※記事の構成上、ある視点からのみのお話という形を取ることもありますが、柊希が言う一石二鳥以上を狙っていくというのは、このようなスタイルのことだと思ってくださいませ。必ず、他にも繋がることをお話させていただくように意識しております。また、効果が高いと言われている食材もその効果を取り入れられる状態になければ効きがイマイチです。ですから、このように順を追ってお話させていただいております。

 

お水を飲みなれていなくて苦痛に感じられる方は、

レモン果汁をプラスしたレモンウォーターをはじめられても良いと思います。

体が冷えてしまいがちの方は、

常温のお水やゴクゴク心地よく飲めるくらいの温度の白湯にアレンジして召し上がれ。

 

血液をサラサラにすることは、

血糖値を健やかに保つために必要なひとつの視点になる

ということが掴めたのではないでしょうか。

これは、これからお話する食材選びや運動のポイントにもなります。

全ては繋がっていますので、このように土台を見直してみることで、

その他の行動も効率よく体に好影響を与えるようになります。

体内の状態が悪化しないように手を打ちつつ、

既に軽い問題が起きている現状も同時にフォローしていくとスムースですよね。

これを手助けしてくれるお水です。

お水は在って当たり前になっておりますが、命の源です。

朝起きてすぐに飲むグラス1杯を基本にして、

体に良いことしてる~と自分のテンションを挙げながら、

無理の無い範囲で日中もお水を口にしてみてはいかがでしょうか。

是非、ドロドロ血液に「朝おきたらグラス一杯のお水」という、あなたの優しさを与えてあげて下さいませ。

 

|食べるものはどうしたらいいのかしら?

前編で、血糖値はブドウ糖を作り出す炭水化物や糖分を摂取すれば上がる、

という仕組みをお話しましたが、炭水化物や糖分を摂取しただけでは血糖値は上がりません。

血糖値を上げるには、食べた物が胃で消化されて腸へ移動します。

その過程で消化酵素という酵素を使って、

細胞や体のガソリンと言われているブドウ糖を作っています。

 

このブドウ糖をインスリンというホルモンが

細胞に摂り込んだり、貯蓄したりと仕分け作業をしてくれています。

前編ではインスリンが対応しきれない量のブドウ糖が

血糖値に表れるという仕組みをお話させていただきましたが、

ブドウ糖にするためには消化酵素という酵素が必要です。

だけれども、この酵素は体内で作られる量が限られているため、

食事から摂取しなくてはいけません。

血糖値を健やかな状態に保つためには、

この辺りも考慮して食材を選ぶと更にスムースに体質改善していくことができます。

酵素に関しても過去にお話させていただいております。

下記にリンクを準備しておりますので、お時間がありましたら覗いていただければと思います。

 

今回も長くなってきましたし、

一度にあれもこれもでは頭がパンクしてしまいますので、

続きは明日、改めましてお話させていただきたいと思っております。

一つずつ焦らず確実に仕留めてまいりましょうね。

血糖値の仕組みとベースになるお水の大切さを確認しつつ、

朝おきたらグラス一杯のお水を飲んでドロドロを和らげてみてくださいませ。

いつも、私の脳内整理にお付き合いくださっている皆さん、

本当にありがとうございます。

今日も皆さんと、皆さんの大切な方々が健やかでありますように☆彡

※血糖値とひと口に申しましても視点や対策も様々です。何か不安なことがありましたら専門医にご相談くださいね。また、既に専門医にご相談されている方は専門医の指示にしっかりとしたがって下さいませ。血液をサラサラにする類のお薬を服用されている方も専門医の指示に従って下さいませ。

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