今年は珍しく初夢を楽しみにしていたのですが、
朝起きて覚えていたのは、
見ず知らずの人が目の前でフリスクをぶちまけ、それを一緒に拾う夢でございました。
その散らばったフリスクは床一面をビッシリと覆ってしまえるほど大量で、
拾っても、拾っても床が見えず、乗り掛かった船からも脱出できず、
夢の中の私は途方に暮れておりました。
そして、フリスクを拾いながら、見ず知らずのその人の手元へ視線を移すのです。
その方の手に握られていたのは空のケースひとつだけ。
あんな小さなケースひとつに、こんなに大量のフリスクが入るなんてすごい、
そう思った自分に、ワタクシ、言いたいのでございます。だって、夢の中だからね、と。
皆さんの初夢は、どのような夢だったでしょうか。
夢を振り返っていられるほど、ゆっくりできなかったという方も多いかもしれませんね。
年末年始の諸々を乗り切った主婦(主夫)の皆さん、おつかれさまです。
そろそろ、ほっとひと息つく時間を設けてみても良いと思うのですが、いかがでしょうか。
仕事と言うと、収入に繋がるものだけがフォーカスされがちですが、
家事や育児、関わっている方々とのお付き合い、それに伴う気配り、心配りも、
収入に繋がる仕事と同じように、
体力や神経などありとあらゆるものを使って行っていると思うのです。
自分自身を労わりそびれていませんか。
もちろん、主婦(主夫)の皆さんが見返りを求めずにしたことは、
いつかは巡り巡って自分の元へ返ってくると思うのです。
それは、誰かから届けられる愛情であったり、思わぬ贈り物であったり、
何かしらのラッキーであったり、自分以外の誰かからの助けであったり、
見ず知らぬ方からの素敵な笑顔だったり、
返ってくるカタチは多種多様で、タイミングもバラバラでしょうけれど、
きっと返ってくると思うのです。
だけれども、心と体は私たちが思う以上に繋がっていて、
それに気付くことができるかどうか、それらを受け取ることができるかどうかは、
本人の心身のコンディションによるところも大きいものです。
身の回りの諸々は、自分のことを労わってからでも遅くはないと思いませんか。
周りの方を大切に労わるときと同じように、ご自身のことも労わってくださいませ。
例えば、3時には自分の為に美味しい飲み物を準備して、
普段は控えている甘いものを楽しんでみる。
もし、ベッドに潜り込んだ後に、遠い未来を思って不安や心配を抱いたり、
その日の失敗に気持ちを持っていかれそうになったなら、まずは、しっかりと眠ってみる。
私たちが何とか出来るのは今、この瞬間だけなのだから。
もちろん、遠い未来のあれやこれやを想定することや、
日々を反省することは悪いことではないけれど、
それが原因となって、眠れぬ夜や眠りの浅い夜が続いて
心身のエネルギーを擦り減らしてしまったら本末転倒。
考えるなら、しっかりと眠ってエネルギーをフル充電した翌日に。
そうすれば、思わぬ名案が浮かぶなんてこともあるかもしれませんし、
物事をとても前向きに冷静に眺められると思うのです。
女性の中にはもっと頑張らなくてはいけないと思い込んでしまっている方が多いように思います。
皆さん、素敵でキラキラしていらっしゃるのですが、自分自身を労わることが苦手に見えることも。
関わる相手と自分自身のことを信頼して、ほんの少し勇気を出して自分を大切にしてみると、
もっと軽やかに、しなやかに、力強く、日々を楽しめるような気が致します。
今年は自分の労わり方、自分を喜ばせるコツを探してみるのはいかがでしょうか。
あなたが大切だと思っている人たちにとって、
あなたも同じように大切な人であることを、お忘れなく。
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