皆さんはアボカドはお好きでしょうか?
「森のバター」と言われているように濃くてクリーミーなお味が人気ですよね。
このアボカド、間違えて覚えられている事が多いのですが「お野菜×」ではなく「果物○」で、「アボガド×」ではなく「アボカド○」です。
健康と美容にいい成分がたっぷり含まれていることもあって、過去には「アボカドは食べる美容液」という言葉も巷を賑わせました。
古代アステカ時代には既にアボカドがあり、古代アステカ人たちは、この果物に『生命の果実』というを意味をもつ「アファカト」という名前を付けて食べていたのだそう。
これが後に私たちの知る「アボカド」になりました。
アボカドは世界一栄養価の高い果物で脂肪分が高いのですが、アボカドの脂肪は、簡単に言うと血液をサラッサラにしてくれるのです。
これは、血液中の悪玉コレステロールを減らすとされている体にいい脂肪、不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸がほとんどだからです。
油のCMなどでも「オレイン酸」や「リノール酸」という言葉を耳にする機会があるかと思いますが、「このような効果に配慮した油ですよ」というものです。
その他にも魅力的な栄養成分がギュッと詰まっていて嬉しい効果がこれだけあります。
がんや動脈硬化、老化防止、脂肪を分解し新陳代謝を上げるのでダイエット効果、
皮膚の再生、美肌効果、むくみ解消、高血圧予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、その他にも色々と。
そして、あまり知られていないのですが、アボカドには豊富な食物繊維が含まれていて、アボカド1個でごぼう1本分の食物繊維を摂ることができるんです。
ごぼうを一本丸ごと食べるのはちょっと大変ですが、アボカドであれば、朝食代わりにしたり、サラダにしたり、ペロッと1個食べることができます。
時々、アボカドは苦手だという方もいらっしゃいますが、苦手でない方は上手に食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
『生命の果実』と言われるだけのことはあるように思います。
とは言うものの、アボカドは高カロリーなので、その点を気にされる方もいらっしゃいますよね。
カロリーは高いのですが1日1個程度であれば体重が増える心配はない量で、健康と美容効果を見ると毎日食べてもいいほどなのだそうです。
私は朝食に食べたり、小腹が空いたときのおやつにしたり、夕食のメニューに使ったりしています。
サラダとして食べても美味しいのですが、唐揚げにしたり、グラタンにしたり、ペーストにしたり、お魚やお肉との相性もいいので使いやすい食材です。
美容や健康を意識して、というよりはアボカドそのものが好きなので良く食べているのですが血液はとてもサラサラしているようです。
私は、人様の見本にはならないような不規則なライフスタイルなので、血液がドロドロになっていてもおかしくないと自分では思っています。
だけれども、健康診断ではいつもサラサラだと言っていただいています。
血管年齢も実年齢よりも-10歳辺りをウロウロしていますので、摂取する油は健康と美容のポイントになるのかな、と感じています。
アボカドのお話をさせていただいていますが、日常使いしている油を変えると体は変わってきます。
痩せた太ったという単純なものではなく、体本来の機能が働くようになっていきます。
油に関しても、サックリと簡単にお伝えできる準備が整いましたらお話させていただければ、と思います。
話をアボカドへ戻しまして。
アボカドは食べたあとの種を観葉植物として育てることもできるのだとか。
食べた後の種が育つなんて、生命力の強さを感じますね。
私は未経験ですが、このように、おしゃれに育てている方もいらっしゃるようです。
今回は『生命の果実・アボカド』のお話でした。
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