のんびりと楽しく食事をしていた時のことだ。
ガプッと思いっきり口の中を噛んでしまった。
美味しいお料理ではなく自分の口の中を噛んでしまうなんて、
時々あることだとはいえ、
一気にテンションが下がってしまう出来事だ。
口の中にじわ~っと広がる鉄の味。
美味しいお料理だというのにお料理が傷口に沁みて味わうどころではなくなってしまう。
口だって思うように動かせなくなり、
私の口内はちょっとした事件現場と化する。
しかし、傷を負った口内ばかりに気をとられてはいけない、
と気を取り直して食事を楽しもうとすると、
そうは問屋が卸さないと言わんばかりに再びガプッと同じ場所を噛んでしまうのだ。
意気消沈。
さすがに2回も同じ痛みを味わうと、涼しい顔もしていられない。
一緒に食事を楽しんでいる人に、
「急に元気がなくなったね」と指摘を受ける。
実はさっきから……と、私は口内事件を語り始めるのだった。
当時、お仕事をご一緒していたメンバーとの
会食という名の飲み会中だったのだけれども
その中に内科医の方がいらした。
私の「口の中まで太ってきたのかも」という話に
しばらく静かに耳を傾けてくださっていたと思うや否や
「それね、ストレスと体調不良だから。ちょっと口あけて」
「(いやいやいや……人前で、しかも食事中に口を開けるとか、無理っ)」
少々デリカシーに欠けるけれど、悪気が無いことも分かるので
ぱかっと口を開けると
「うん、歯並びは問題なさそうだからストレスと胃腸が疲れてるから
ビタミンCとビタミンBね、摂って」
そう言ってその方は目の前のメニューを美味しそうに頬張った。
確かに少々、お食事会が続いていて栄養が偏っていたし、
ストレスを感じる出来事もそれなりにあり、
腑に落ちることばかりだった。
人は歯並びが悪い場合にも口の中を噛むことがあるらしいのですが、
太ったことが原因で口の中を噛むということはないのだそう。
口の中を噛むと太ったと言う女性がいるけれど
そのような時にダイエットなどをすれば、
余計に食事のバランスが崩れて何も良いことはないのだともお話ししてくださった。
口の中を噛んでしまったら、
まずは、ゆったりとした気分で過ごすことが必要なようです。
人は無意識のうちに口を噛まないように
脳が気をつけてくれている状態で過ごしているのだそう。
だけれども、ストレスによって脳の働きが鈍くなってくると
意識が口の中にまで届かずに噛んでしまうようになると言われています。
様々な理由で胃腸が弱っている時は、
体が食事の栄養素を上手く吸収できていないので、
口の中の神経も鈍くなり口内を噛んでしまうという仕組みなのだとか。
この様な時は、ビタミンCとビタミンBを摂取して
胃腸に優しい食事を意識すると体調が整ってくるのだそう。
この日を境に私は、
ビタミンCとビタミンBのサプリメントを常備するようになった。
普段は日常の食事から栄養を摂るようにはしているけれど、
口の中を噛んだり、
お肌の調子が揺らいだりすることがある。
そのような時は、食事に上記のサプリメントを2~3日プラスして
症状を一気に整えるようにしている。
体は本当に正直だと、いつも思うのです。
口の中を噛んで思うように食事が摂れなくなるのも
胃腸が消化することに疲れたから休ませて欲しい
とメッセージを送ってきているかのように感じます。
皆さんも口内炎や口の中を噛んでしまった時などは
ビタミンを補いつつ、ご自分の生活を振り返ってみてくださいませ。
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