皆さんは、「女性のお肌が一番老けて見えるのは水曜日の午後３時３０分」
という調査データをご存知でしょうか？
これは数年前にイギリスの化粧品メーカーから発表されたものです。
当時は、曜日と時間まで出されてしまうと
素直に耳を傾けられない気持ちも無きにしも非ずでした。
だけれども、最近、再びこの記事を話題にする機会があり、
改めて目を通してみたのです。
働く女性２０００人を対象に行ったマーケティング結果ですが、
外へ働きに出ていない女性も家族の生活のリズムに合わせて
家事や育児などをこなす生活習慣になっていると思いますので、
全ての大人の女性がセルフケアをする時の
ヒントのようなものが得られる内容であるように思えたのです。
水曜日の午後３時３０分に女性が最も老けて見えるのは
女性がつい行ってしまう３つ行動が及ぼす悪影響が
この時間に集中するからなのだというのです。
ひとつめの原因はお仕事や家事のストレス。
働く女性の３分の２が水曜日の午後に最もストレスを感じると答えたのだそう。
皆さんはいかがでしょうか？
ストレスとひと口に言っても様々ですが、
これは見えない疲労のようなものも含まれると思うのです。
このストレスが肌に悪影響を与えているという結果が出ていました。
ふたつめの原因は、
水曜日以前の生活習慣が大きく影響しているのだとか。
特に月曜日の夜の行動に特徴があったようなのです。
２０００人のアンケート結果によると
月曜日の夜が最も眠りづらいと答えた人が非常に多く、
その割合は３分の１を超えたのだそう。
休み明けから仕事に気持ちを切り替えたばかりなので
夜になっても神経が高ぶっているため、
その神経の高ぶりが女性の眠りを妨げてるといいます。
このような睡眠不足による肌への悪影響は４８時間続くのだそう。
つまり、月曜日の睡眠不足のストレスが水曜日の午後までお肌に影響している計算です。
例えば、何か大切なお出かけの予定が入っている場合、
前日だけぐっすり眠るようにするよりも
２日前からぐっすり眠るようにする方がコンディションの良いお肌で予定に臨めるということです。
三つ目の理由は週末の土曜日までさかのぼります。
週末にお酒を召し上がる方は、
この週末の飲酒も水曜日に女性が最も老けて見える原因なのだそう。
調査によると体がアルコールを分解するにはある程度の時間が必要なのだそう。
そして、個人差はあるのですが、
週末の飲酒の影響が実際にお肌に現れるのは７２時間後あたりなので
水曜日の午後の可能性が高くなるのだそうです。
これらの３つの原因を照らし合わせてみると
お肌への悪影響の全てが重なる時間が水曜日の午後３時３０分。
この時間こそが肌のコンディションが最も悪い時間で
最も老けて見える時間という結論に至ったのだそう。
そして、お肌に忍び寄る悪影響を一掃するためのポイントは、
月曜日(休み明け初日)の夜は質の高い睡眠のために、
夕食を早めに済ませたり、
お風呂でゆっくり体を温めたり、
スマートフォンやＰＣの画面を眠る前まで見るのは控えたり、
ホットミルクを飲むなどして
体がリラックスして眠りに入ることができるように整えると良いようです。
お肌だけではなく体の機能も休めることができますよね。
私は曜日も祝祭日もバラバラな生活を送っているので
この調査結果の曜日や時間には当てはめることが出来ないのですが
休み明け初日の夜は、確かに寝つきが悪いように感じます。
日々の疲れを小まめに取り除くことや
お酒などをコントロールすることは難しいけれど、
『休み明けの初日の夜の過ごし方』は、少し意識してみようかなと思ったところです。
そして、『睡眠不足による肌への影響は４８時間続く』と知ったので
これからは、『大切な予定が入ったら２日前から目指せ、熟睡！』です。
女性のお肌が一番老けて見える曜日と時間がある、
という言葉のインパクトによって
大切な情報を見落としてしまっていた数年前の私ですが、
今は何かひとつでも意識したり、改善できるのであれば、
お肌のコンディションも底上げされるような気がしています。
