気持ちよく目覚めたのもつかの間。
あぁ……、
私はリビングで観葉植物を乗せている飾りテーブルを見て項垂れていた。
昨日、大掃除並みの念入りなお掃除をしたというのに、
一晩で薄っすらとホコリをまとってしまっている。
「いつもの事でしょ、そういうものよ、だからこそ小まめなお掃除が大事なのよ。」
どこからか、そのような声が聞こえてきそうな気がして頭をブンブンと振った。
私とて、そういうものだという事くらい分かっているのだ。
お掃除が嫌いなわけでもない。
だけれども、ゴールの見えないものごとというものは、
モチベーションの維持が大変なのである。
そんな弱音発言から始まった本日の幸せのレシピ集、
この妙な勢いのまま今回のお話しコードを「ホコリ」に設定して進めてまいります。
お時間ありましたらブレイクタイムのお供に
お飲み物でも召し上がりつつお付き合い下さいませ。
そもそも、あのホコリの正体をご存知でしょうか？
どんなにキレイにしていても忍び寄るホ・コ・リ。
そして、いつ見たって代わり映えしないグレー色じゃありませんこと？
これが、春色ピンクとか、夏色ブルーだとか、秋を先取りして栗色よ、
なんて洒落た出で立ちで現れてくれたのなら
ホコリとの出会いもほんの少しだけ楽しみにしてしまいそうなのだけれど。
世の中そんなに甘くないようでございます。
だけれども実はホコリのひとつ、ひとつには様々な色が付いているのだとか。
ホコリにはお洋服やクッションカバー、カーペットなどの繊維クズ、
紙類の繊維クズが混ざっているのですが、
確かに全て同じ色ではありませんよね。
ホコリは複数の色の繊維が混ざりあうことでグレーに見えているのだそうです。
そして、どういうわけかお掃除しにくい場所を住処にする彼ら。
これは、空気中に舞い上がったものが床に落ちて溜まるので、
空気が滞留する場所にホコリが溜まりやすいと言われています。
そして静電気が溜まる家電回りやコンセント回りにも溜まりやすいようです。
対策として紙製品や布製品を減らせば減らしただけホコリは減るそうですが、
これは好みや限界もあります。
誰でも出来ることと言えば、こまめなお掃除と、
空気の流れを良くしてホコリが溜まりにくい環境にすること。
そして水拭きをするときには洗濯用の柔軟剤を数滴垂らしてから拭くことで
静電気を防いでホコリを防ぐことができます。
私はアレルギー持ちのため、お部屋全体に柔軟剤を使うことは少し躊躇ってしまうため、
お部屋の隅や電気コードが集まりやすい場所の床のみ柔軟剤コーティングをしております。
お部屋の角のきわっきわがスッキリしているとお部屋の印象がキュッと引き締まります。
結局のところホコリ対策として現在出来ることは限られているようですね。
ゼロにできないのであれば、
付かず離れず程よい関係を築いていきたいと思ったところでございます。
しかし……、せめて２、３日ホコリの無い状態をキープしてくれたなら
ちょっぴり助かるのにと思うのは私だけでしょうか。
本日も私の戯言にお付き合いいただきましてありがとうございました。
ここへ足を運んでくださった皆さんが今日も笑顔でありますように☆彡
