今年のワタクシ、滑り出し好調なのです。
突然、何の話かと申しますと、この時期に美味しくなる「みかん」の話でございます。
美味しい上に手軽にビタミンCが摂取でき、
爽やかな香りにも癒されるなんて、なかなか魅力的なデザートだと思うのです。
小さなお子さんも、
包丁なんて扱えないという時代育ちの男性陣も自分で剥くことができるのも魅力です。
ただ、この「みかん」は購入する時にある程度まとまった数を購入しますので、
時にハズレにあたることもあるわけです。
それもまた、冬ならではの暮らしの中に在るスパイス的要素でもありますが、
ワタクシ、出来るだけ甘いみかんを味わいたいのでございます。
そこで、今シーズンのみかん運を占うべく、
試しに一袋、気合を入れて購入してみましたところ、とても甘いみかんに出会うことができ、
冒頭の、滑り出し好調発言を辺りに振りまきつつ
次のみかんとの出会いを楽しみにしております。
ところで、このみかん、みなさんは底の少しくぼんだ方から剥きますか?
それとも頭、ヘタの方から剥きますか?
私は底のくぼんだ方から剥いているのですが、
みかんの房に付いている白い筋をきれいに取り除きたい方は、
ヘタの方から剥くと白い筋もきれいに取り除くことができるようですね。
ただ、この白い筋や袋には食物繊維が多く含まれておりますし、ビタミンPも豊富です。
私がこのビタミンPの存在を知ったのは4~5年程前だったかと思います。
それまでも白い筋や袋もパクパクっと食べておりましたが、
食物繊維が豊富だということくらいしか知りませんでした。
食物繊維は分かるけれどビタミンPって何かしら?と思われた方の為に、
今回は「ビタミンP」のお話をすこし。
このビタミンPは、柑橘類の皮や袋、白い筋に特に多く含まれている成分で
熱に弱い水溶性のビタミンです。
そして、このビタミンPはビタミンCと一緒に摂取することで心強い働きをしてくれます。
例えば、毛細血管や血管壁を強くしてくれたり、
動脈硬化や高血圧を予防してくれたり、
これからの年末年始は特に気になる中性脂肪だって分解してくれます。
他にもアトピー性皮膚炎の症状や花粉症の症状を和らげる抗アレルギーの作用や、
がん予防の作用もあるようです。
そして、ビタミンCの補給が大切なことは皆さんご存知かと思いますが、
ビタミンCは体内に吸収されにくいという性質があります。
ビタミンPには、ビタミンCが無駄なく体内に吸収されるようにサポートする力もあります。
ですから、みかんの房を覆っている袋や白い筋がお嫌いでなければ、
今年の冬も、美味しく楽しく召し上がってみてくださいませ。
ただ、近年ビタミンPのサプリメントなども見かけます。
手軽に摂取できるのは嬉しいのですが過剰摂取になりやすくもあります。
ビタミンPは、ビタミンCとバランスよく摂取してこそ力を発揮してくれる栄養素のようですので、
サプリメントのバランス調整に自信がない方は、
何も考えずにバランスよく摂取することができるフルーツから摂るのが良いのではないかしら。
と、私個人としては感じております。
これからの季節は温かいお部屋で、
美味しいみかんを味わいつつ、体内環境も整えてみてはいかがでしょうか。
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