年末年始の手土産選びは少しばかり頭を悩ませます。
贈るにしても、ただでさえご馳走が取り揃えられているであろう時季ですので、
賞味期限も余裕を持たせておきたいけれど、華やかさや季節感も欲しい。
また、老若男女問わずご家族で楽しんでいただけるものが良いなど、悩みは尽きません。
そのような時には「まめや金澤萬久」の可愛らしくて素敵な豆菓子はいかがでしょうか。
「まめや金澤萬久」で使用されている大豆は有機大豆の「金沢大豆」。
ひと粒は小さいけれど、じっくりと噛んで味わうと大豆の味が濃く、
「大豆はこういう味をしていたのね」と今更ながら感じられるのではないでしょうか。
小豆は能登大納言小豆と言って大納言の中でも特に粒が大きく目を惹くような赤色をしています。
私は、「まめや金澤萬久」の豆菓子はよくいただいておりますが、
この能登大納言小豆の貴重さを知ったのはつい最近のことでした。
この大豆の収穫方法は『さやぼり』と言う手作業で、
熟した順にひとさやずつ収穫するのだそう。
さやによって熟すタイミングもバラバラですから、
その手間暇を考えると貴重だと言われていることも納得です。
このようにこだわって丁寧に栽培された加賀、能登産の大豆や小豆を
「まめや金澤萬久」が更に美味しく豆菓子にしてくださっています。
豆菓子というと、少し華やかさに欠けるイメージを持たれがちなのですが、
そのようなことはありません。
「まめや金澤萬久」には、和風、洋風、和洋折衷の
味わい豊かな豆菓子がバリエーション豊かに取り揃えられています。
縁起の良い紅白の炒り豆は塩味と梅味、
みたらし団子のみたらしタレの優しい甘じょっぱさがクセになるみたらし豆、
葉わさびの炒り豆や磯の香り漂う磯海苔の炒り豆。
他にも、ちょこ豆、甘納豆、しみみと呼ばれるちょこが染み込んだ黒豆おかきなど、
誰もが手が伸びるラインナップで、
ひと粒口にすれば、二つ、三つと手が伸びます。
そして、特徴はお味だけでなく豆箱と呼ばれている豆の形をした器型のパッケージにも。
まずは、どのようなパッケージなのかご覧ください。
この可愛らしさや華やかさを兼ね備えたパッケージは、
ある九谷作家の奥様が手描きしたことから始まったのだそうです。
これが「季節の豆箱」という和工芸となり、
今では九谷の里の奥様方のによって型紙摺りの技法を用いて描き続けられています。
ですから、一見同じ柄に見えますが目を凝らして見てみると
豆箱のひとつ、ひとつに違いがあり、とても表情豊かな世界にひとつだけの豆箱なのです。
愛情を注いで育てられた大豆や小豆、小麦などの食材を、
丁寧に美味しく豆菓子に仕上げられ、
それが和工芸の愛らしい世界にひとつだけのパッケージに入っている。
これが「まめや金澤萬久」の豆菓子です。
この時季の贈りものにいかがでしょうか。
関連リンク:※画像も「まめや金澤萬久」さんからお借りしています。