季節の変わり目ということもありますので、
ズボラな私でも面倒くさいと思わずに続けられている
色々なファッションアイテムのお手入れ方法を時々ご紹介しています。
今回は、帽子のお手入れ方法です。
ファッショに帽子を取り入れる方が多くなっていますが、
帽子のお手入れはされたことありますか?
せっかくのお気に入りをワンシーズンだけで終わらせてしまうのは勿体ないですよね。
お洋服と同じように、簡単なお手入れをプラスして
お気に入りをキレイなまま、長く楽しみませんか?
【帽子を着用した直後にすることは?】
お洋服用のブラシをお持ちの方は、
ブラシで優しく防止のホコリを取り除きましょう。
帽子は季節を問わず頭の湿気を吸っています。
汚れや型崩れの原因になりますので着用後は乾燥させましょう。
この時、裏返せるものは裏返し、
ハットなどの形があるものは頭頂部を下にして置きましょう。
雨などで濡れた場合は、乾いたタオルなどで拭いて
しっかりと自然乾燥させましょう。
形のあるものは着用後に吊るしたり、
帽子かけなのにかけてしまうと湿気の影響もあり変形してしまいます。
私はうっかり、これをやらかしてしまった事があります。
対処法はありますが、生地の風合いを損ねる場合もあるので
着用後だけは、ズボラさんになってテーブルなどの上に放置しましょう。
※対処法は最後の方で改めて。
【基本のお手入れ】
帽子(ハットなど)には、おでこが当たる内側の「すべり」と呼ばれる部分に、
リボンテープが付いているものが多いと思います。
肌が触れる部分ですので汗を吸い込んでいますし、
ファンデーションや整髪料などが付いてしまっていることも多いです。
乾いた布でこの部分を拭くだけでも違いますが、
私は洗面器にぬるま湯をはり、
おしゃれ着用の洗剤(私はエマール使用)を溶きます。
これをフェイスタオルに浸して軽く絞ったものでリボンテープを拭きます。
タオルをギューっと押し付けて汚れをタオルに移し取るようなイメージです。
その後は洗剤なしの濡れタオルで同じことを繰り返します。
今度は洗剤液を移し取るようなイメージです。
その後は乾いたタオルで水分を取って、着用直後のように乾かします。
スポーツ用の洗えるものであれば、おしゃれ着洗剤で手洗いをして
よくすすぎ、絞らず水分をタオルで吸い取ってから干しましょう。
ニット帽で洗えるものであれば
こちらも、おしゃれ着洗剤を使って手洗いをしましょう。
ニット帽の場合はお洋服と同じで柔軟剤の工程をプラスしておくと
肌触りの良いまま使うことができます。
リボンテープなどが付いておらず洗えないフェルト生地の帽子などは、
静電気などでホコリが付着しやすいです。
柔らかめのお洋服用のブラシでホコリを落としておきましょう。
季節の変わり目で早く収納してしまいたい気持ちになりますが、
芯まで乾いていない場合はカビなどの原因になります。
しっかりと、しつこいくらいに乾かすことがポイントです。
【汚れ防止のライナーを使うのも手】
帽子専門店には、おでこ部分の「すべり」に貼りつける
汚れ防止のライナーを取り扱っているお店もあります。
お手入れをするのが面倒な場合は、
ライナーを使って汚れを防ぐのもいいかもしれませんね。
【うっかり型崩れさせてしまった時の対処法】
これは、私が行っている方法なので、
正式なお手入れ方法と言えるかどうかはわかりませんが、
ご紹介させていただきます。
アイロン嫌いの私が愛用しているお洋服専用のハンディースチーマーを使います。
※スチーマーは本当に便利なアイテムでアイロンに付いているスチーマーとは比べ物になりません。衣類のシワ伸ばしなど億劫だな、と思われている方やネットショップでお洋服を購入される機会が多い方にはおすすめです。
スチーマーからの蒸気を様子を見ながら数秒ほど
気になる部分に当てます。
蒸気で帽子が少ししっとりとしますので、
暖かさが残っているうちに気になる部分の形を整えて自然乾燥させます。
もし、旅先でこのような状況になったら、
旅館やホテルに置いてあるポットやケトルが役立ちます。
お湯を沸かしてポットやケトルの口をパカッと開けます。
蒸気が出てきますよね。
その蒸気を使って、同じ事をします。
この後、慌ててドライヤーなどで乾かしてはいけません。
素材によっては急激な乾燥に弱いものもありますので、必ず自然乾燥で。
私が実際に行っているお手入れ方法なので、
お洋服のお手入れ方法の応用だったりもします。
お手入れは、汚れなどの原因とお手入れをする物の性質が分かれば
応用を利かせられます。
色々なお手入れ方法を確認していく中で、
何かしらコツなどを掴んでいただけたら幸いです。
関連記事
画像出典:https://jp.pinterest.com/
Link: