そろそろ夏アイテムのお手入れを始められている方もいらっしゃるのでしょうか。
私も、少しずつ秋色や秋アイテムを取り入れ始めたこともあり、
夏服のお手入れを始めたいと思ってはいるものの、
実際は、手を付けられずにおります。
そのような中、友人から一本のヘルプコールが入りました。
お気に入りの白いお洋服にシミが出来てしまっていることに気付いてしまったのだそう。
先日、漂白剤を使ったシミ取りのお話をさせていただきましたが、
その対処法も試してみたけれどシミを完全に落とすことがでずにいるのだとか。
このまま処分してしまうくらいなら他の対処法も試してみたいのだけれども、
何かアイデアはない?とのこと。
わたくし、自分の手の感触第一主義であるため、
感触の補足として素材や素材のパーセンテージを確認するのですが、
実物を手にしていない為、返答に困っていると、
「ね、聞いてる?何か方法ある?」と友人。
無くはないのだけれど、最終的には自己責任で試してと前置きをし、
私が八方塞がりになったときに試す方法を伝えることにしたのです。
今回は、そのようなお話を、と思っております。
お家にあるもので様々なお洋服の汚れトラブルに対処したい、
という方は、ちらり、覗いていってくださいませ。
用意するものは、幸せのレシピ集内で、わたくし柊希が度々登場させている
食器洗い専用の中性洗剤と無水エタノールです。
お付き合いの長い方々は、またそれを使うの?と思われるかと思いますが、
使い方を変えたり、組み合わせを変えるだけで様々なシーンに役立ちます。
シミ取り剤の作り方は、
不要になった空き瓶に食器洗い専用洗剤と無水エタノールを2:1の割合で入れ、
しっかりと混ぜ合わせます。(無水エタノールは消毒用のエタノールでも可)
これを、シミの部分にブラシや指で塗り、丁寧に染み込ませます。
しっかりと馴染ませた状態で5分から10分おき、
入浴するときの温度に近いくらいの熱めのお湯ですすぎます。
この段階でシミが落ちていれば、いつもどおりのお洋服に合ったお洗濯をします。
仮に、ここまでやっても落ちきらないほどのシミが付いてしまった場合は、
先日お話させていただいた粉末と液体の漂白剤を混ぜ合わせたものを
シミに染み込ませ、スチーマーで蒸気をあてる、
染み込ませてはスチーマーで蒸気をあてる、を繰り返すことで、
シミを落とすことができる場合もあります。
※参考までに:私はワイドハイターの粉末タイプと液体タイプを併用しています。
スチーマーも、お洋服のシワを取るだけでなく、
消臭に使ったり、シミ取りに使ったりと、ひとつあると重宝しますので、
お手元にある方は、是非、様々なシーンで活用させてみてくださいませ。
アイテムの用途はひとつとは限りません。
仕組みを知ってプランA、プランB、プランC……と、
楽しみながら使い分けてみてはいかがでしょうか。
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