幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

今日は自分の良いところを心の中で挙げてみる日にしませんか?

f:id:hiiragi1111:20151128221548j:plain

自分の良いところ、知っていますか?
自分の得意なこと、知っていますか?
最近、どんな時に「私ってすごいっ」って思いましたか?

ある日、外国人の友人たちと話をしていた時に
「日本人はどうして自分の良いところを言わないんだ?」
「どうして、自分やパートナーの事を卑下するような言い回しをするんだ?」
「自信がないのか?」
と急に話題が変わったのです。
色んな国の人が集まった時、このような話題をふられることは珍しいことではない。

だから内心、またその話題か、と思った。

その素朴な疑問をきっかけに各々が日本人に対するイメージを話し始めた。
頭が良いだとか、
親切だとか、
文化がクールだとか、
お褒めの言葉もたくさんいただいたのだけれども
着地点はみな同じなのです。

「日本人、もっと自己アピールしてもいいのに」

言いたいことは、わかる。

「全ての日本人がそうではないのだけれど、
日本人の気質というのか「詫び寂び」というべきか、一長一短というべきか

そのような気質が根っこにあって
ひと言では言い表せない国民性なんだと思う。」

 

自分で答えていて何て歯切れが悪いんだと思う。
詫び寂びの考えはどんなに説明したって日本人特有のもので
一度たりとも満足のいく説明ができたこともない。
私も日本人だということなのだろう。

だけれども、彼らの言うことにも一理あると思うのだ。
自分の良いところを自分自身が知って認める事は良いことだと思う。
自分を知っているからこそ、
より穏やかな気持ちで場の空気を読むことができたり、
相手を敬ったり、譲り合ったり、相手を認めたりもできる。
だからこそ皆が活きてくるのではないかしら、と。

言葉は生きているので
時に自分に要らぬ暗示をかけてしまっていることがある。

もとは相手への思いやりから出た謙遜が、
姿形を変えて自分に跳ね返ってくる。
必要はないのに、無意識に相手と自分を比べてしまい
私はできない、できていない、と思ってしまう。
比べてしまうから自分を認めてほしいという願望が過度に騒ぎ出す。

だけれども、これ、冷静に見てみると
不要な感情に囚われてしまっていただけという事が多い。
そこに、本来の自分の姿はないものだ。
無いのだから心が混乱してしまうのも当然で……。

だから、
恥ずかしがらずに、
謙遜もせずに、
心の中で自分の良いところを挙げてみませんか?
自分の得意なことを挙げてみませんか?

良いところに大きいも小さいもないはずだ。
今日も家族を無事に送り出した私って、すごい!
これもワタシの良いところのひとつ。
少し離れたところからワタシを見て褒めてみる。
そして認めてみる。
これって、とても大切なことのように思えるのだ。

今日は、ここへ足を運んでくださった皆さんで
自分の良いところを心の中で挙げてみる日にしませんか?
遠いところで、同じことをしている仲間が居るって勇気にもなるものです。
みんなで繋がる瞬間は無限のちからを秘めている!

きっと。

 画像出典:https://jp.pinterest.com/