幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

野菜の皮、どうしていますか?皮に含まれる栄養素を見直そう。

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「野菜には捨てる所が無い」と聞いた事はありませんか?

お野菜は私たちの健康を維持する上でも、

お肌を若々しく保つ上でも、

健康的なボディラインを作り上げていく上でも、とても大切な食材です。

ですから皆さんにも「お野菜は積極的に摂ろう」という意識があるかと思います。

その天然のサプリメントと言っても過言ではないお野菜なのですが、

皮や芯の部分は、どうされていますか?

調理のしずらさや見た目の悪さ、

食感の悪さなどの理由から、

捨ててしまう事もあるのではないでしょうか。

 

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だけれども、この皮や芯の部分には

私たちの体にとって必要な栄養がたっぷりと含まれています。

今回は、お野菜の皮や芯がどのような栄養を蓄えているのかを知って、

食事に摂りいれられるものは

改めて摂りいれてみませんか?

 

私たちが普段何気なく食べているお野菜には

有り難い栄養素がたっぷり含まれています。

調理方法を少し変えるだけで、

その栄養素を丸ごと摂ることができます。

 

以前の私は、

お野菜には捨てる所はないと知りつつも捨てている部分がありました。

理由としては、農薬の濃度が気になっていたこと、

皮や芯は硬いので食べるにしても

食感を損なわないように行う下処理を面倒だと感じていたこと、

この二点が大きかったように思います。

 

だけれども、例えば林檎の皮。

林檎の皮には細胞の酸化を抑えるポリフェノールが多く含まれていますが、

ポリフェノールは、紫外線によって中身がダメージを受けないように

皮に終結しています。

 

根菜は、

中の水分を逃さないように皮を硬くしています。

この皮を硬くするためには繊維自体を硬くしなくてはいけないので、

それに必要な栄養が皮に集まります。

 

栄養が集まっているという事は、

味が濃くなっていて美味しいということで、

私たちが捨ててしまいがちな部分や、その周りにこそ

栄養やお野菜の美味しさが詰まっているのです。

 

キャベツの芯は葉の部分と比べると硬いですし

下処理も面倒なので捨ててしまいがちなのですが

ここには葉の部分よりも豊富な栄養があるそうなのです。

幾つかご紹介しますと、

コラーゲン生成やシミの抑制をするビタミンCをはじめ、

消化器を守る成分、

体内に入って悪さをしている細胞の働きを抑制して

がんの治療に有効とされる成分、

肝臓の働きを助けて体内デトックスをしてくれる成分などが含まれています。

このような事をしってしまうと、

芯の部分をどうしても美味しくいただきたくなります。

 

私は芯も薄くスライスして千切りに混ぜたり、

カレーの時や煮込み料理を作る時には

溶けてなくなるように細かく刻んで混ぜ込み、

お野菜ダシとして使うようなイメージで調理して食べるようになりました。

それが面倒な時は野菜ジュースを作る時に

ジューサーに入れてしまいます。

 

もちろん、皮ごと食べるとなると農薬なども気になりますので

お野菜など、よく吟味するようになりましたし、

国内のものでも選ぶようになりました。

無農薬のお野菜が手に入らない時は、

お野菜によって皮まで食べるか食べないかをその都度判断し、

無理して皮まで食べるような事はしません。

手に入った時は丸ごと食べられるような調理をしています。

自分にとって無理のない範囲内で、

出来る事を取りいれるようになりました。

 

今回はキャベツを例に挙げたのですが、

ご自分がよく使っているお野菜の皮や芯には

どのような栄養が詰まっているのかを知って

お野菜の使い方を見直してみるのもいいのかもしれません。

一度に全てを見直すのは大変ですが、

よく使うお野菜のみを見直すだけでも体にはプラスになるように思います。

 

美味しくお手軽に、ちょっぴり欲張って、

今日もお野菜の栄養をいただきましょうね。 

画像出典:https://jp.pinterest.com/