2月生まれの誕生石に続きまして、
今回は3月生まれの誕生石・アクアマリンについてご紹介します。
アクアマリンという名はラテン語で「水」を表す「アクア」と、
「海」を表す「マリン」から名付けられています。
名は体を表すと言いますが、
その名のとおり瑞々しく、きれいで、
石の中を覗き込むと、全ての生命の源である海が広がっているようです。
アクアマリンは古くから在った石のひとつで、
フランス王妃だったマリーアントワネットが
愛してやまなかった宝石のひとつだと言われています。
中世のヨーロッパでは頻繁に夜会が行われていました。
もちろん、照明と言えばロウソクの温かな灯り。
そのロウソクの温かな灯りのもとでひと際美しい輝きを放っていたのが
アクアマリンだったのだそう。
その様子を目にした貴婦人方から夜会用の宝石として好まれ
アクアマリンは「夜の女王」とも呼ばれていたのだとか。
また、ギリシャ神話では
『海の精の宝物が浜へと打ち上げられ宝石になった』と記されています。
このことから船乗りたちは航海の安全を願って
アクアマリンを身に着けていたのだそう。
そして、この神話がもとになっているのだと思うのですが、
『船乗りに恋をした人魚の涙が浜辺に打ち上げられ宝石になった』という
ちょっぴりロマンティックな言い伝えも残っています。
古代ローマでは、太陽神「アポロン」の双子の妹である
月の女神「ディアナ」の石とされています。
ディアナはスラリと背が高く、キュートで活発な女神だったそう。
天然石のアクアマリンが見せる、
女性らしい爽やかさの中にある凛とした表情は
彼女のイメージにぴったりです。
アクアマリンには『夜の女王』、『人魚の涙』など沢山の呼び名がありますが、
若さ、美しさ、幸せな喜びを象徴する石と言われている事から
別名『天使の石』とも呼ばれています。
また、夜になると輝きが増すことから、
『人生の壁や暗闇に迷った時、新たな希望の光をもたらす石』と言われ
結婚記念日や結婚を控えている方への贈り物としても
選ばれることの多い石のひとつです。
他にも航海や旅のお守りとして
幸せな結婚、
大切な人との良質なコミュニケーションなど
見る人や手にした人を幸せな気持ちにさせるエネルギーに満ちた
素敵な天然石です。
ここへ足を運んでくださっている三月生まれのレディの皆さん、
お誕生日おめでとうございます。
みんな、あなたの笑顔が大好きです。
あなたの航海(毎日)が、これからもキラキラと輝き続けますように☆彡
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