3月生まれの誕生石に続きまして、
今回は4月生まれの誕生石・ダイヤモンドについてご紹介します。
宝石の中の宝石と言われているダイヤモンドは
身に着ける方の好みにもよりますが、
4月生まれの方でなくても婚約指輪や結婚記念日などの贈り物として
選ばれることが多い石でもあります。
これは、ダイヤモンドが、
「変わらぬ愛」「永遠の絆」という宝石言葉を持っているからです。
ダイヤモンドの語源はギリシア語の「アダマス(征服されざるもの)」です。
産出国は古代から18世紀までインドのみだったため
希少価値が高く、王侯貴族の「権威や富」の象徴とされていました。
だけれども、残念なことに今日のような「きらめきや美しさ」はなかったのです。
ダイヤモンドは、この地球上に存在するものの中でもっとも硬く、
人は長い間ダイヤモンドを傷つけることも、磨くことも、加工することもできませんでした。
そんなダイヤモンドだったからこそ「変わらぬ愛」の象徴になったのかもしれません。
しかし、中世に入り、ヨーロッパで研磨技術に革命がおきます。
以降、数多の女王や貴婦人たちがダイヤモンドを身につけて、
華麗なる美を競いあうようになりました。
この研磨技術の革命は、
ある街の金細工師が最も硬い石同士ならば研磨が可能ではないか?
と「ダイヤ」を「ダイヤ」で磨く方法を発見したのです。
これが、ダイヤに「輝き」がもたらされた世紀の大事件とも言える出来事です。
と、こちらの大事件がフューチャーされがちなのですが、このお話には裏話があるのです。
実は、この世紀の大事件を起こした金細工師は、
彼の雇い主とこのような約束を交わしていました。
「おまえがダイヤモンドを磨くことができたのなら、私の娘を嫁にやろうじゃないか。」と。
娘の知らぬところで、父、娘への愛情故に娘の彼氏に愛の在る試練を与えます。
彼は彼女への一途な想いをダイヤの原石に注ぎこんだのでしょう。
彼女の父から与えられた、
愛の在る試練をクリアし無事に結婚するのです。
もちろん、研磨技術に革命を起こしたわけですから、
お仕事の方も一流の宝石師としても活躍したのだそう。
もしかしたら、このようなエピソードも
「変わらぬ愛」と「永遠の絆」の宝石言葉に含まれているのかもしれません。
皆さんはダイヤモンドが「光の宝石」という名で呼ばれることがあることをご存知でしょうか。
先述のように、とにかく硬くて人の手に負えない石でしたが、研磨できるようになり、
ダイヤモンドはただ硬いだけの石ではなく、
様々なカットが施されて、きらめきを放つ宝石となりました。
実は私たち、光の反射によって色を認識しています。
お洋服の色も植物が持つ色も光なしではきれいに見ることができないのです。
ダイヤモンドは透明なので、すべての光を反射します。
ダイヤモンドのきらめきも光の反射によるものということで「光の宝石」と呼ばれています。
ダイヤモンドが持っている力として一般的に挙げられているのは、
邪気を祓ったり、永遠の絆を守ったり、
大切な人間関係や財産、富を引きよせてくれたり、
持ち主のプラスの想いを強化、増大させるというもので、最強の護符とも言われています。
だけれども、まだまだ解明されていないことも数多くあるダイヤモンド。
私は、もっと素敵な力を秘めているのではないかしら、と思っています。
だって、人類が誕生する遥か古の時代から地球に存在していた石ですもの。
ミステリアスさがあってもいいと思うのです。
ここへ足を運んでくださっている4月生まれのレディの皆さん、
お誕生日おめでとうございます。
また新しい一年が始まりますね。
たくさんのキラキラしたHappy&Smileがあなたに降り注ぎますように☆
あなたの新しい一年に幸あれ!
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