幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

伯父と叔父、伯母と叔母、どっちだったかしら?と思うことありませんか。

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真冬のひざ掛けを使いつつ、

春色を含んだ陽射しを感じながらお茶をいただいていると

嬉しいお知らせが舞い込んだ。

それは春の足音のようにも感じられて私の気分を二重に弾ませた。

久しぶりに色々な話をしていたのだけれど、

伯父と叔父、伯母と叔母を使い分ける時、毎回調べてしまうのだという話になった。

 

今は、ほとんどの方が携帯やスマートフォンを使って出先でも簡単に検索ができる時代。

もちろん、様々なことを学んでいる最中の学生が

試験の解答として記さなくてはいけない場合を除いての話だけれども、

わたくし個人は、

「伯父と叔父」、「伯母と叔母」の書き分けが存在していて

文字を見るだけで関係性を知ることができるということさえ知っていれば

確認しながら書き分ける、使い分けることもひとつの手だと思っています。

 

友人は言葉を扱っている私が

面白い覚え方をしているのではないかと興味を持ったようでした。

確かに、風変わりな覚え方をしているものも稀にあるのだけれど、

このようにピンポイントで尋ねられることに限って

面白いエピソードを持ち合わせていないことはよくあること。

私の覚え方は至ってシンプルで、

「おじ、おばを記す際は“伯叔”の順。伯は上で叔は下。」というものです。

ただ、ここだけの話、私の脳内ではこの言葉がテロップの様に流れメロディーが付いております。

繰り返しますが、これはここだけの話でございます。

もし、よろしければあなたも自作のメロディーでいかがでしょうか。

 

実際にイメージしてみると分かりやすいので例を挙げますと、

父親の兄である“おじさん”は、父親より年上なので「伯」の文字を使って伯父。

父親の姉である“おばさん”も、父親より年上なので「伯」の文字を使って伯母。

父親の弟である“おじさん”は、父親より年下なので「叔」の文字を使って叔父。

父親の妹である“おばさん”は、父親よりも年下なので「叔」の文字を使って叔母。

もちろん、母親もこれと同じように使い分けて、伯父、伯母、叔父、叔母を使い分けます。

 

ふと、父や母が双子だった場合は?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

このようなシチュエーションでも、兄弟、姉妹、兄妹、姉弟などありますので、

この関係性を当てはめますので、難しく考える必要はありません。

 

メールやお手紙、電報など、

文字を見るだけで血縁関係や誰のことを指しているのか分かるというのは、

漢字が持っている面白さなのかもしれません。

ふと、“おじ”と“おば”、どちらだったかしら?と思われた際には、

今回のお話を思い出していただけましたら幸いです。

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