お掃除グッズや洗剤も多種多様ありますが、年末に向けてのことなのでしょうね。
専用の洗剤が陳列棚に並べられる時期になりました。
少しずつお掃除の話もさせていただいておりますが、
今回は壁紙のお掃除に関するお話を少し、と思っております。
年末のお掃除や日頃のお掃除をほんの少し楽にするきっかけにしていただけましたら幸いです。
お掃除する場所が多すぎて、つい見逃してしまう壁紙ですが、
暮らしている人の生活の癖が日々積み重ねれられている場所でもあります。
例えばお部屋の電気スイッチ付近や玄関の壁などは、無意識に触れる場所が決まっており、
意識して見てみると頑固な手垢汚れが付着していたります。
キッチン付近にある壁紙は、思いもよらない場所に油や調味料が跳ねて付着していることも。
女性は、お顔にできたシミが消えたり、
ほうれい線が目立たなくなるだけで
随分と若返ったように見えることをご存知かと思うのですが、
壁にも似たようなことが起こります。
このような、手垢汚れなど、部分汚れを取り除くだけで、
壁一面をお掃除したようなスッキリ感が味わえます。
そのお掃除方法ですが、日常生活の範疇で付いた手垢などの汚れは、
食器洗い専用洗剤(中性洗剤)をぬるま湯で薄めた液を着けたり、吹きかけたりし、
洗剤液が取れるまで、しっかりと水拭きするだけでキレイになります。
メラミンスポンジで軽く擦っても良いのですが、
研磨加減を見極めたり、年数が経っている壁紙は研磨部分だけ白くなりすぎることもあるので
指の腹や歯ブラシなどを使って汚れ部分をクルクル円を描くようにして、
汚れだけを浮かせて落とすことを意識すると失敗がないかと思います。
コツや加減を掴めたら、メラミンスポンジとの併用もおすすめです。
食器洗い専用洗剤(中性洗剤)は何度も様々な用途で登場させているので、
「また出た……」と思われてしまいそうなのですが、
ワタクシ、本当に食器洗い用洗剤の万能さが大好きなのです。
様々なものに使用するので購入する時には必ず洗剤液が透明であること、
もしくは透明に近いものを選ぶようにしています。
色付きのものでも使用する際に、しっかりと水で薄めたり、溶いたりすれば問題ないのですが、
水で薄め足りずに色移りしてしまった経験もあるので、
安心して万能使いできるためのこだわりポイントにしています。
ただ、ミルフィーユの層のように重ねられた手強い手垢汚れもあります。
このような時には、薬局で購入できるクレゾール石鹸液(100mlで400円ほど)が重宝します。
クレゾール石鹸液は水で薄めて使用するためコストパフォーマンスが非常に高く、
病院などでは手などの消毒液として使われていますし、家中のお掃除や消毒にも使用できます。
手の消毒液として使うのであれば100倍ほどに薄め、
消毒を兼ねたお掃除スプレーとして使用するのであれば、
お水100mlに対して3~4mlで十分です。
壁紙のお掃除であれば、これをシュッシュッと多めに吹きかけてティッシュなどで拭き取るだけ。
ランプシェードなどのお掃除に使うときも同じ方法です。
汚れを落としながら消毒まで行うことができるのでズボラチームには嬉しい限りです。
この壁紙落としの技は、
随分と前に実家に来てくださっていた内装業者の方に教えていただいたのですが、
面白いくらい落ちるので、専用洗剤をあれこれ試すくらいならクレゾール石鹸液、
と私の頭の中にはインプットされています。
小さなお子さんがいらっしゃるお宅では、
大人の手垢だけでなくお子さんの手垢も付きやすいかと思います。
また、お客様として小さなお子さんをお招きした側も、
帰られた後に手垢に気付いて焦ることもあったりするのかもしれませんね。
もしもの時は、汚れても汚されても笑顔で居られるクレゾール石鹸液をお試ししてみてはいかがでしょうか。
※濃度は各自で調節してください。
※原液は手が荒れることがありますので、薄める際はご注意ください。