感情は移りゆくもの
ひらひら
ゆらゆら
たゆたうて
変わらないものなど無くて
変わってゆくという事が変わらないこと
人は変わる事をどんなに拒否したとしても
変わってゆくものだと思うのです。
歩みを止めたとしても、
歩みを止めたと思っていても、
身動き取れなくなっていると感じても、
周りから進んでいないと思われたとしても、
水面下でジワリジワリ変化を重ねて
少しずつ、少しずつ進んでいるのだと思うのです。
さなぎが蝶になる準備をしているかのように、
桜が春に咲く為に準備をしているかのような。
感情も同じように変化しながら姿を変え形を変え移りゆくもの。
腹立たしい事が起きたとしても
その瞬間にボワッと湧いた怒りの感情も
時が経てばボワッと具合が小さくなります。
はがゆさや、焦り、腹立たしさといったネガティブな感情は
こんな風に考えると、
ほんの少し、
ほんの少しだけど、
落ち着いて観察できませんか？
楽しい事が起きた時だって、
楽しかった感情も時が経てば、
熟成されるが如く、その在り方を変えてゆく。
決して、同じ所には留まって居られない。
昨日の朝には戻れないのと同じで
体も、想いも完全に同じ形で同じ場所には留まれない。
自分の感情を落ち着いて観察できたなら、
そこでもう一度、起きた出来事と向き合ってみる。
過ぎ去ってしまう感情を留めておきたくなったり、
切なくなってしまったり、
勇気が必要だったり、
時に辛さや痛みも伴う事もあるかもしれない。
それでも、一度、起きた出来事を観察してみる。
まずは、
どんな感情も一度、感じきってみませんか？
ただそれだけでいいと思うのです、それだけで。
感じる事ができたのなら
どうするのか、
どうしたいのか、
それは少し先の、感じる事ができた未来のあなたが、
きっと答えを出します。
少し先の、未来の自分を信じてあげて大丈夫。
あなたはちゃんと進んでいるのだから。
そしてこれからのあなたは、
今よりも
もっともっとたくさんの花を咲かせます。
お花の種類が違えば、
咲くタイミングもそれぞれ。
お花の環境が違えば、それもまた然り。
変わってゆくことを恐れないで
未だ見ぬ未来を不安に思わないで。
きっと、きっと明るい未来だから。
So everyone will be happy！
