皆さん春カラーのお洋服を楽しまれていますでしょうか?
カラフルなお洋服に袖を通すと、気分も軽やかになりますよね。
私はシャツやブラウスが好きで
春先はこれらをメインアイテムにするのも楽しみのひとつです。
ただ、よくやってしまうのが白いシャツを着ている時に限って
カレーうどんを選んでしまったり、
トマトソースのパスタを選んでしまったりして、
どういう訳か食べこぼしのシミを作ってしまうのです。
もう、「これは誰かの罠だ」と思ってしまうくらいの確率で
白いお洋服の時に起きる事件です。
この様な時、皆さんは食べこぼしのシミをどのようにして落としますか?
小さなお子さんがいらっしゃるママさん方も
食べこぼしのシミ問題に遭遇する機会は多いですよね。
汚れても大丈夫、というお洋服の時はいいのだけれど、
ちょっと奮発して用意したお出かけ着を着ている時に限って
お子さんが豪快に食べこぼしてしまった時。
仕方のないことだけれども、
心の中で、「あ~お出かけ着なのに~。お洗濯で落ちる?」と、
慌ててしまうこと、ありませんか?
このような時は、普段の洗剤やおしゃれ着洗剤を使う前に
食器洗い洗剤を使うと食べこぼしの跡をシミにさせずに済みます。
私は外出先で白いシャツが汚れてしまった時は、
すぐにドラッグストアへ飛び込んで食器洗い洗剤(透明のもの、色の薄いタイプであれば、尚安心)を購入します。
染み抜き専用液よりも食器洗い洗剤です。
汚れをタオルやハンカチ、ティッシュなどに移し取ったあと、
その部分を水で湿らせます。
指先に食器洗い洗剤を出して水で薄めて軽く泡立てます。
ブクブク泡立たなくてもOK。
指先で水と馴染ませて洗剤を薄めるようなイメージです。
これを汚れ部分に染み込ませて、
出来るだけ優しく軽く指先で円を描くようにして泡立たせます。
生地によっては軽くこすり合わせてもいいのですが、
生地が毛羽立だないように注意しましょう。
そして、直ぐにお水で濯いでハンカチで水分を吸い取れば食べこぼしはキレイに落ちます。
この後は、自宅で早めに通常通りの、そのお洋服に合ったお洗濯をします。
これは、食器用洗剤が持っている特徴でもある油分を落とす効果を利用しています。
染み抜き専用液などもありますが、
食器用洗剤程の効果を感じられない事が多いため、
一度で確実に応急処置をしたい時、私はこの方法に頼ります。
焼肉を食べていて油がお洋服に跳ねた時、
お洗濯をしても油の跡が消えないこともありますよね。
そのような場合も、帰宅したら油が跳ねた場所だけ食器洗い洗剤で応急処置をしておけば安心です。
実はこれ、シャツの襟についた皮脂汚れにも効果があります。
これから汗や皮脂の量が増えてきます。
白いお洋服を皮脂による黒ずみ、黄ばみなどから守りたい時には、
この食器洗い洗剤を使ったお手入れを加えると白を保つことができます。
注意する点は、
お洋服専用の洗剤ではなく頑固な油汚れも落とせる食器洗い専用洗剤なので
生地に使うには洗浄成分が強いということ。
生地に直に使うのではなく水で薄めて使うこと。です。
薄すぎるかな?くらいの量からお試しくださいませ。
例えば親指の爪のサイズ程のカレーの食べこぼしのシミが出来たとします。
私がこのシミに使う食器洗い洗剤の量は一滴よりも少ない量です。
また、重複しますが、使用する食器洗い専用洗剤は出来るだけ色のないもの、薄いものの方が安心です。
もしも、ブルーやグリーンなど色の濃い洗剤を使用する場合は、丁寧に水と合わせてから使用してくださいませ。
この方法は、時間が経ってしまった汚れには大きな効果を望むことはできませんので
出来るだけ早めに対処するといいと思います。
私はこの様な場面に遭遇するたびに、
出先で食器洗い専用洗剤を購入するため、自宅にはボトルストックがたっぷり。
ですが、大切なお洋服とのご縁が簡単に切れることなく過ごしております。
今すぐに使える方法ではないかもしれませんが、
食べこぼしのシミを作ってしまったとき、
頭の片隅から引っ張り出していただいて、お役に立てれば幸いです。
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