幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

ベジブロスでお野菜丸ごといただいてしまいませんか?花粉が飛び交う季節の免疫力アップにもいかがでしょう?

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一日丸ごと休みだと思うと、もうそれだけで「あぁ、ワタシ、シアワセ」と思ってしまう。

好きな音楽を流しながら、ひと通りの家事と身支度を済ませて時計を見る。

思っていたよりも時間が経っていないというだけで何だか得した気分になるのだから、私はチョロイのだろうと思ったりしながら過ごす休日の朝である。

この日の予定は夕方からだったこともあり、それまでは勝手気ままに家の中で過ごそうと決めた。

このような余裕がある時に私がすることのひとつに「煮込み料理」がある。

と言っても、この日は料理と言う程のものではなく「ベジブロス」を作っておこうかとキッチンに立った。

ベジブロスとは、ベジタブル・ブロス(Vegetable Broth)の略で、野菜(ベジタブル)ダシ(ブロス)のことである。

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使うのは野菜(野菜くずなどもあれば)と少量のお酒と水のみの、とてもシンプルなものだ。

この野菜くずを煮出して作るベジブロスには、ファイトケミカルという成分がたっぷり抽出される。

ファイトケミカルとは、抗酸化作用と免疫力を向上させる効果や、細胞が、がんになるのを防いだり、増殖を抑える効果あるのだけれど、

簡単にざっくりと言うならば、体の細胞を若々しくしてくれて、もちろん美肌にも一役かってくれるといったところだろうか。

そして、このファイトケミカルは、野菜の細胞内にあるのだけれど、熱によって細胞の外へ溶けだすという特徴から、野菜ジュースよりもベジブロスの方が効率的に摂ることができるようだ。

※もちろん、野菜ジュースにはベジブロスからでは取ることが難しい栄養を摂ることができるので、どちらが優れている、劣っているという事ではありません。

※ファイトケミカルについては、また改めて。

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例えばお野菜の皮やヘタ、芯、種など、食べずに捨てるような部分にこそ、野菜の栄養が凝縮されているのだけれど、ベジブロスを作る事も大変である。

私も普段は粉末状の「無添加、有機野菜のおだし」のお世話になってばかりなのだけれど、気まぐれで時々、こうしてベジブロスを作っている。

と言うのも、体は非常に正直で、どんなに無添加、有機野菜のおだしを使っていても

自分で野菜から摂ったお出汁を使う方が体のリアクションが良いからである。

いつも感じるのだけれど、体は本当に不思議なもので、嘘が効かないように出来ているように思う。

このような理由もあって休日の午前中に、お鍋に野菜と使い切れないであろう野菜も足し、それらがヒタヒタになるくらいの水を入れ、お酒をほんの少し回し入れて弱火で30分程コトコト煮るのである。

※野菜くずはきれいに汚れを取り除いてくださいね。

灰汁が出ようが気にせずコトコト煮込みながらストレッチをして気ままに過ごしていると透明だった水が、黄金色にそまっており、これを漉したらベジブロスの出来上がりだ。

粗熱をとったら冷蔵庫で2~3日はもつようなのだけれど、私はお味噌汁やカレー、パエリアや炊き込みご飯などにも使うでの、すぐに使い切ってしまっている。

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ご興味ありました折には自家製ベジブロスでお野菜の栄養を丸ごといただいてみてはいかがでしょう。

ちなみに、この日作った私のベジブロスは翌日にミネストローネに変身したのですが、

既にベジブロスでベースが出来ているので短時間でお野菜の旨みがギュッと詰まったスープができました。

花粉飛び交う季節はお肌も体も免疫機能が揺らぎがちですので、自然の栄養で今日も健やかに。

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