幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

お作法|結婚式に出席する際のアクセサリーのお作法をセルフチェックしておきませんか?

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結婚式へお呼ばれするとなると女性は何かと気を遣うものです。

新郎、新婦との関係性はもちろんのこと、

年齢やその時々に置かれている自分の立場によっても

気遣いが少しずつ変わるような気がしております。

と同時に年齢を重ねるにつれ場慣れしてくることもあり、

つい、「これくらいは大丈夫だろう」と油断してしまうことも。

私にはウエディングプランナーをしていた友人がいるのですが、

結婚式とひと口に言っても招く側、招かれる側の感じること、感じ方は千差万別で、

友人の話を聞く度に色々と考えさせられます。

お作法も時代と共に変化してはいるものの、やはり幅広い年代の方々が会する場。

「今の時代はこれもあり」というお作法が通用しないことも未だ多々あるようです。

知らぬ間に失礼な振る舞いにならぬよう、場慣れから油断を招いてしまわぬよう、

時々、ベーシックなお作法を再チェックしておきませんか。

今回は、女性には欠かすことができないアクセサリーのお作法を、

アクセサリーそのものの良し悪しだけではなく、

シチュエーションや格式などの視点も絡めて再チェックしてみましょう。

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|出来るだけ身に付けない方がよいアクセサリーとは?

やはり、ブラックパールは避けておきましょう。ブラックパールは結婚式に身に付けてはいけないものではないため、オールマイティーだという理由からと、お持ちの方もいらっしゃるかとは思うのですが、弔事アクセサリーという印象が強いもの事実。結婚式で身に付けることは避けましょう。

また、結婚式はフォーマルな場であり、主役は新婦。おしゃれだとしてもカジュアル感のあるものや過度に華やかなものも避けましょう。

 

|どのようなアクセサリーを選べばいいのかしら?

結婚式に相応しいアクセサリーの中で最も格式高いと言われているものは、パールの一連ネックレスです。出席者同士でかぶってしまう事に躊躇いを感じることもあるかもしれないのですが、親族として参列する場合でも、友人、同僚、先輩、後輩と、様々な立場で出席する際でも間違いがないアクセサリーです。パールの次に相応しいとされているものは、シルバーやプラチナ、そして、ゴールドと続きます。ただ、夜のお式の場合は陽射しの明るさや華やかさが無いため、ゴールドのアクセサリーや輝きのあるアクセサリーも問題ないとされています。ただ、つい、華やかにしようと力を入れてしまいがちですが、結婚式はフォーマルな場であり、主役は新婦。この点を忘れずに、過度な華やかさにならないよう、装いとのトータルバランスを考えて身につけましょう。

 

|ネックレスの長さのチェックはお済みかしら?

うっかりしてしまいがちなネックレスの長さも確認しておきましょう。フォーマルな場であり、主役は新婦ということを考慮した上で適したものを身に付けると良いのですが、最もフォーマルなものは、短めのものだということを覚えておきましょう。短めというのは40センチ前後のものです。このタイプのものは、親族としてお客様をお迎えする立場である場合にも使用できます。

もちろん、50~60cmで胸の辺りまでの長さのものも身に付けられます。ただ、この長さはお昼の結婚式に向いているネックレスという位置づけがあります。一方、70cm~80cmで胸の下辺りまでの長さのものは華やかさが増しますので夜の結婚式に向いています。更に長い100cm以上のタイプのものは昼間のお式では3連にアレンジし、お昼仕様の長さに調節を、夜のお式に出席する際には2連にアレンジし華やかさを出すと良いでしょう。

 

ただ、アレンジネックレスには注意しなくてはいけない点があります。

本来は、結婚式で身に付ける2連のネックレスも3連のネックレスも幸せが重なり続いていくという意味をもった縁起の良いアイテムです。しかし、年代によっては1連のネックレス以外は身に付けてはいけないというお作法が定着していたり、弔事のお作法と混ざってしまっていたりして、非常識だと感じられる方も意外と多いのだそう。参列者に年齢層の高い方がいらっしゃったり、お作法に厳しい方がいらっしゃる場合には注意が必要かと思います。

 

|結婚式場の雰囲気のご確認はお済みですか?

結婚式のスタイルも多種多様です。レストランウエディング、ガーデンウエディング、ホテルウエディング、神社や教会でああることも。アクセサリーの最終決断を下す前に、今一度、結婚式が行われる場所に雰囲気を壊さない装いであるか、その装いに合うアクセサリーを選べているか、確認しておきましょう。

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結婚式は、様々な価値観の方々が会するフォーマルな場で、

人と人との関係は合わせ鏡のようだとも申します。

お祝いの気持ちがお作法に飲み込まれてしまったのでは本末転倒だけれども、

身なり、振る舞いのひとつ、ひとつが、

自分と関りのある方(新郎、新婦)を表す一部として見られる場でもあります。

だからこそ、時々、お作法をセルフチェックしたりアップ―デートしたりしつつ、

どのような時でもしなやかに振舞える準備はしておきたいものですね。

画像出典:https://jp.pinterest.com/