皆さんはお料理にスプラウトを使われる事はありますか?
かいわれ大根や大豆もやしなどもスプラウトですが、
今回ご紹介したいスプラウトは、かいわれ大根よりも細くて短い、
ミニミニかいわれ大根といったルックスの「ブロッコリースプラウト」です。
このかいわれ大根よりも細くて短いスプラウトは、種から発芽したばかりの新芽です。
この新芽は、これから成長するために必要になる栄養をたっぷり蓄えているのでビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
これは、成長してしまったお野菜と比べても栄養価は高く、
しかも食べやすくて、調理の手間が不要ということで、近年、注目を浴びている食材です。
私自身は、栄養面についての知識が全くないまま使うようになったのですが、
すぐに、スプラウトのファンになりました。
根元をカットして軽く水洗いするだけで食べられますし、どのようなお料理とも合わせられます。
細くてフワッと形づけて盛り付けたり、巻いたり、自由に盛り付ける事ができ、
おしゃれ感と上品さのあるひと皿を簡単につくることができる点が気に入っています。
そして、何気なく気になって栄養価を調べてみたら、
お手軽さからは想像できないような美容と健康に嬉しい効果の持ち主でした。
ワタクシ、正直なところスプラウトのことを単なるおしゃれ野菜だろうと思っておりました。
あの日以降、私はそれまで以上にスプラウトを大切に噛みしめながらいただいています。
前置きが長くなりましたが、食べる際の注意点や嬉しい効果をサックリと出来るだけ簡単にご紹介しますね。
【食べる時に注意することは?】
熱を加えてもいいのですが、味や触感がわからない程くったりとしてしまいますし、
熱を加える事で酵素が無くなってしまいます。
全ての栄養を残さず体に摂り入れるためには、生野菜として召し上がることをおすすめします。
【嬉しい効果ってなあに?】
ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽なので、成長を続けると、あのブロッコリーになります。
ブロッコリースプラウトには、抗酸化物質(スルフォラファン)がブロッコリーの20倍以上も含まれています。
そして、この抗酸化作用は3日間も持続するのです。
※抗酸化作用とは体を錆びないようにしてくれる作用で、シミやシワを防いだり、体の老化現象を遅らせてくれくれます。
このような効果を持つ食材は、毎日摂った方が良いと言われることが多いように感じるのですが、
毎日同じ食材を食べ続けるのは大変だと思いませんか?
調理方法や味を変えたとしても、やはり飽きてしまうと思うのです。
ブロッコリースプラウトだと
一度食べるだけで3日間も体の中で頑張ってくれるなんて、本当に頼りになる食材です。
しかも調理という調理も必要ないですし、他のお料理お邪魔をしないお野菜ですので、
色々なお料理の飾り付けとして最後に盛り付けてしまえばOKです。
毎週食卓に上がったとしても、ご家族から「え~またスプラウト~」なんて苦情は(多分……)出ないでしょう。
それだけではありません。
ブロッコリースプラウトは、肝臓の働きも高めてくれます。
肝臓は食べたものを分解して、体の中の有害物質や老廃物といった毒素を体の外へ出してくれます。
体の中の毒素が無くなると新陳代謝が上がり、
脂肪燃焼率が上がったり、体のコリや冷え症の改善にもつながります。
ですから、肝臓を元気にしておくことが健康の土台にもなります。
ただ、肝臓は年齢と共に弱りやすいですよね。
実感されている方もいらっしゃると思います。
3日間も効果が持つので、まずは週に1回食べてみようかな、
そのくらいの気軽な気持ちで始められるブロッコリースプラウト、いかがでしょうか?
私は、色々な効果と繋がっているお豆腐料理と合わせたり、お刺身と一緒に食べたり、
サラダにしたり、色々なお料理にトッピングしています。
例えば、サラダにできるお野菜がトマトだけだった場合、
ブロッコリースプラウトをあしらうとちょっぴりオシャレな一皿になりますよ。
盛り付けのコツは、スプラウトを洗ったらまな板の上やボウルの中で、
わしゃわしゃと空気を含ませるように混ぜ合わせてみてください。
このひと手間をかけて、ふわっとさせるとオシャレ度がアップします。
よろしければ、お試しあれ。
単なるおしゃれ野菜じゃなかった頼りになるブロッコリースプラウト、
皆様の食卓にも是非、加えてみてくださいませ。
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