私は、コーヒーや紅茶にお砂糖はほとんど使わないのですが、
時々、お菓子を口にしたいわけではないのだけれど、ほんの少しの甘みが欲しいな、という気分の時があります。
そのような時は、いつもの飲み物を少しだけ甘くして楽しみます。
ハチミツを足したり、お砂糖を足したり、その「ほんの少し」に自分が思っていた以上に癒されることがあります。
そのような時、体だけではなく自分の気持ちもぱーっと華やいで
元気がみるみるチャージされるような素敵なお砂糖があります。
もちろん、大切な方と過ごすティータイムにもぴったりで、
コーヒーや紅茶をお出しする、おもてなしの時にもひと花添ることができ、
贈り物としても素敵な、『CAN À SUC (カナスック)』のデザインシュガーです。
ある時、ホームパーティーの時にお出しする角砂糖を探していました。
和三盆もデザインによっては和洋問わずに使えるのですが、その時は、時々使っている、
マドラーとしても使うことができるシュガースティックほど仰々しくなく
シンプルだけれどもオシャレで洋食器に合うものを探していました。
CAN À SUC (カナスック)のデザインシュガーは、ヨーロッパではわりと知られているもので、
おもてなしの時にテーブルやティーカップを華やかにする演出に使われたりしているのだそうです。
CAN À SUC (カナスック)は、1992年にフランスで創設されたパストラーレ社によって作られています。
カナスックのお砂糖が素敵なところは、
ハート、お花、鳥、天使、蝶、鳥、季節のモチーフデザインというだけではなく、
そのお砂糖をカップの縁に掛けることができたり、マドラーを通すことができたり、
また、シュガースタンドにお砂糖を刺して角度を変え、
螺旋階段を作るようなイメージでお出ししたりすることも出来る点。
これであれば、お客様の中にお砂糖を使わない方がいらしても、目で楽しんでいただくことができます。
フランスと日本間に着色料の基準の相違があり、まだ日本未発売ですが、
CAN À SUC (カナスック)にはカラフルなお砂糖もあります。
だけれども、私一個人の勝手な感想を申し上げますと、
このシンプルな色のみで展開される素敵なモチーフが、大人の心をギュッと掴んでくれるような気がしております。
私のCAN À SUC (カナスック)デビューは、蝶を模ったお砂糖でした。
カップの中で形が消えてしまう儚さにも魅了されながら楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
ある友人は、このお砂糖を眺めながら、
グレープフルーツを食べる時に、この蝶のお砂糖をあしらってみたい、と
また別の友人は、パンケーキの上にフルーツを盛り付けて蝶を乗せたい、と想像を膨らませていました。
次はスタンドタイプのものや、カップの縁に掛けられるものを楽しんでみたいと思っているところです。
最後になりましたが、お味についてひとこと。
「一般的なお砂糖でございました。」
まだ日本では実店舗が少なく、ネット上で扱っている所も僅かしかないため
目にする機会もそう多くはないのですが、機会がありましたら覗いてみてくださいませ。
あなたの想像力や創造力を刺激してくれるかもしれません。