幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

春の旅立ち、彼女の新しい世界に幸多からん事を。

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この春、20年程のお付き合いになる友人が海外へ旅立つことになった。

私が転々と引越を重ねていること、

お互いのライフスタイルの変化や違いもあって

連絡はメールや電話やSNSと言った現代の通信環境に頼ることがほとんど。

そのような状況であることを思えば、

それぞれが何処に居ようとも連絡を取り合う環境は

実際のところ何も変わらないのだけれども、

会おうと思えば会える国内ではない、という事がちょっとした寂しさを運んできた。

一度旅立ってしまったら帰国は年に1回あるか、ないか。

日本に戻って来るのも早くて3年、

長ければ5年か7年か検討すらつかないのだという。

自分の身ひとつならまだしも、

まだ小さな子供を連れての海外への引越は

思っている以上に気苦労もあるだろうに。

新しい環境へ旅立つ前の準備に追われつつ、不安も感じつつ、

それでも希望やワクワクする気持ちを抱いている事が伝わってくる友人の姿が頼もしくもあった。

 

私の知人も居ない国なので、

友人が落ち着いたら現地の事を色々と教えてもらおうと

私も少しばかり楽しみにしているところだ。

 

人生は様々な出来事で出来ているものだと思う。

想定内の事も想定外の事も大小入り乱れながら私たちを楽しませてくれている。

そして特に春は慣れ親しんだ場所を離れて

新しい環境の中で挑戦するという方も多いだろう。

楽しみや希望と共に顔を出す不安に遭遇する場面も少なからずあるに違いない。

 

楽しみや希望が無くなることはないのと同じように、

「不安」という得体のしれないモノも完全に無くなることはない。

だけれども、それを無くそうとせずに、

そういうモノだ、在って当たり前のモノだと思ってしまえば、

例え「不安」な事が現れたとしても、

人生の舵を「不安」に握られてしまうことも無いように思う。

希望に、わくわくする事に、ポジティブな事に意識を向ける。

「希望」というものは、

私たちそれぞれが自分の中に在る「希望」に気づいてあげなくては

私たちを支えることは出来ないらしいですから。※関連記事

 

友人とこのような話を交わしつつ、

皆さまにお聞かせできないような

くだらなすぎるやり取りも交わしつつ、

どんなところだろうね、と一緒に新天地へ思いを巡らせた。

大変なことだってあるかもしれないけれど、きっといい場所だ。

彼女の新しい世界に幸多からん事を。

この春は、友人の大きな一歩を笑顔で見届けたいと思う。

そして、新しい一歩を踏み出すあなたの新しい世界にも幸多からん事を。

 

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