つい人間ウォッチングをしてしまう癖がある。
先日も、その「つい」が発動してしまった。
とある目標を無事にクリアできたご褒美に夜の予定を入れた。
「もし明日、目標が無事にクリアできたら時間ができるんだけど」
という私の曖昧なスケジュールを快諾してくれた友人に感謝しながら
玄関を開けて外へと踏み出した。
既に日が落ちかけている昼の匂いが交じった夕暮れの空気を感じながら
「(私、がんばったなー)」と心の中で何度も自分を褒めた。
駅へ向かって歩いていると上品な大人のショートパンツとロングカーディガンを素敵に着こなしている女性とすれ違った。
男性、女性を問わず素敵な人が醸し出す雰囲気は眼福だ。
すれ違う前から、その女性が視界に入っていたのだけれど
その女性の膝がとてもきれいで遠目に見惚れてしまっていたのだ。
膝周りは体のパーツの中でも特に年齢の出やすい場所です。
モデルさんや女優さんでないのであれば
気にしすぎなくてもいいとは思うのですが、
やはり女性たるもの、きれいでいたい気持ちはありますよね。
ですから、今回は日常にちょい足ししやすくて、
ズボラさんでもできる簡単ストレッチをご紹介してみたいと思います。
私はしばらくおさぼりしてしまっていたので、
夏に向けてということではなく私自身が心軽やかに過ごすために
簡単ストレッチを再開させよう!と今、この場で決心したところです。
私も柊希に付き合ってあげようかしらと思われた方、
是非、今晩から一緒に始めてみませんか?
まず、膝の上にお肉が付いてたるんでしまう原因を知っておきましょう。
原因は、運動不足や年齢による筋肉の衰えや浮腫みです。
これらは血液やリンパの流れを悪くし、老廃物を蓄積させてしまいます。
ですから、筋肉をつけながら浮腫みを取り除いて、
血流やリンパの流れを良くして老廃物を取り除いていきましょう。
まずは自分が無理なくできることを日常にちょい足ししてみませんか?
ひとつちょい足しできたのなら、もうひとつちょい足しする。
そのような感じで無理なく、でも着々と膝回りを変えていきましょう。
【A】誰にでも簡単にできる膝の曲げ伸ばし、屈伸運動を日常にちょい足し!これですと、キッチンでの空き時間や着替える前後、歯磨きをしながら、お風呂に入る前、外出先でトイレに入った時に数回屈伸、という具合に日常に至る所に足すことができます。膝上のお肉を取ることもそうですが、血流がよくなり浮腫まない足に体質が改善されたりもしますので、メニューA、いかがでしょうか?
【B】広いスペースに正座をします。そのまま上半身を背中側へ倒して床に付けましょう。正座をしたまま仰向け寝。この状態でゆっくりと深呼吸を繰り返します。30秒~1分程を数回繰り返します。上半身を背中側に倒す際には、ゆっくりと慎重に腰を痛めないように気を付けながら倒してください。態勢が整ったら深呼吸をしながら、明日のランチを想像してもいいですし、その日にあった嬉しいことを想像してもいいですね。こちらがメニューBです。いかがでしょうか?
【C】足をまっすぐ伸ばした状態で仰向けに寝ます。片足ずつ床やベッドから10センチほど上げて10秒キープします。今度はもう片方の足も同じように床やベッドから10センチほど上げて10秒キープします。足は上げすぎないよう、膝を曲げないように注意します。これを片足5回ずつ、余裕が出てきたら数を増やしてもいいかと思います。仰向けの状態での片足上げは、寝る前のベッドでも出来ますし、テレビのCMタイムにだってできます。お好きな時間にお好きな場所で!こちらがメニューCでございます。いかがでしょうか?
【D】今度は、子どものように弾けてみませんか?まずは、うつ伏せに寝ます。片足ずつカカトをお尻につけるようにバタバタします。膝上のお肉を取るストレッチなのか、お尻のコリを取り除くストレッチなのか、はたまた駄々をこねているだけなのか、一瞬分からなくなりますが、簡単な上に一粒で二度美味しいストレッチです。ベッドやリビングでゴロッとしたらまず、うつ伏せ状態で足を曲げてバタバタ、してみてはいかがでしょうか。こちらがメニューDでございます。
いかがですか?
何だか簡単に日常にちょい足しできそうな気がしてきませんか?
できそうな気がするのではなく、きっとできますよ。
コツはストレッチだと思わないこと。
例えばBであれば態勢を整えたら、
好きな世界を旅する妄想トリップタイムにしてしまえばいいですし、
Dであれば童心に返って無心でバタバタしたっていいんです。
自由にあなた好みのちょい足しタイムにしてみてくださいませ。
さて、私は今夜からメニューCをちょい足し予定です。
膝周りに効果が出るまでには少し時間を要するCなのですが
私の場合、浮腫んだ太ももは3、4日あればキュッと反応してくれるので
頼りにしているメニューCです。
お時間と場所の確保ができた方は一緒にいかがですか?
今日もここへ足を運んでくださったレディが笑顔でありますように☆彡