Happy Halloween!
本日はハロウィンですね。
幸せのレシピ集では、数回に分けて様々な視点からハロウィンを覗きましたので
ハロウィン当日の今日は私が経験したイギリスでのハロウィンのお話を少し、
と思っております。
お時間ありましたら、のんびりとお付き合いくださいませ。
ハロウィンと言えば、皆さんもご存知の通り子どもたちが仮装をして
「トリックオアトリート(お菓子をくれないとイタズラしちゃうよ)」
といいながらお菓子をねだりますが
私が住んでいたところへも小さくて可愛らしいお化けの集団がやってきました。
私自身は無邪気に「トリックオアトリート」と言いながら
よそ様のお宅の玄関をノックする年齢では無かったため、
ホームパーティーをしながら可愛らしいお化けの集団を待ち構える側でございました。
数日前から小分けになっているお菓子を大量に買い込んで
ハロウィンラッピングを施して籐でできた籠に入れておきます。
すると、玄関チャイムが鳴るのです。
「来た来た!」と言いながら大人チームはお酒片手に玄関へ向かいます。
扉を開けると「トリックオアトリート(お菓子をくれないとイタズラしちゃうよ、さぁどっち?)」と
元気のいい声が響きます。
私たちは、「トリート(お菓子)」、「ハッピーハロウィン」と言いながらお菓子を渡すのです。
本人たちの趣味なのか親御さんの趣味なのかは分かりませんが、
仮装とフェイスペインティングのクォリティーの高さに驚かれる集団も現れます。
一方では、とても礼儀正しくお菓子のお礼だと言って
手作りのペーパークラフトのお花を手渡してくれるお化けたちもおりました。
そして、時間が経つと2度目のおねだりにやってくるツワモノたちもいるのです。
秋も深まっている時期だとは言えテンション高く歩き回っているからでしょう。
フェイスペインティングが無残にも溶け落ち、
お化け顔負けのお化け具合の仕上がりで再登場です。
その後、大人たちはその様子を酒の肴に楽しい宴を続けます。
ハロウィンと言えばカボチャを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思うのですが、
実は「リンゴ」を使ったお料理が欠かせません。
どうしてリンゴなのかと言いますと、
ハロウィンには収穫を祝い豊穣を祈る意味がありますが、
ハロウィンを起源としているお祭に「ポーモーナ祭」というものがあります。
これは、果実の女神ポーモーナに豊穣をお祈りするのですが、
この女神様の象徴がリンゴなのだそう。
そして、ハロウィンの時期はリンゴの収穫時期でもあることから、欠かせないのです。
私の周りではデザートとしてアップルパイやキャンディアップル(りんご飴)を用意し、
楽しんでおりました。
特別な準備はしていないけれど気まぐれでハロウィンを楽しんでみようかしら。
と思われた方は、本日のティータイムのメニューにアップルジュースなどいかがでしょうか?
数回に分けて違う角度からハロウィンを覗きましたので、
全て読んだ下さった方はハロウィンツウになられたのではないでしょうか。
あなたの中に何かしらのハロウィンストーリーが届いたのであれば幸いです。
本日も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
素敵なハロウィンナイトをお過ごしくださいませ。
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