夏ならではのイベントを楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
育ち盛り真っ只中のお子さんがいらっしゃるご家庭では、
プールに海にBBQにキャンプにと大忙し、ということもあるのでしょうね。
楽しいことが多い一方で、大人の胃腸は調子を崩しやすい季節でもあります。
幸せのレシピ集では、お酒を召し上がる機会がある方のために、
その季節に合った、二日酔いを改善するレスキュー食材をご紹介しております。
過去には、柿、甘酒、しじみ汁、ルイボスティーやスパイス白湯などを使った
二日酔い緩和対策にも触れました。
二日酔いとまではいかなくても、
お酒を召し上がった翌日に意識して口にすると、胃腸を労わることができる食材です。
今回、ご紹介する食材も、ご自分の為に、ご家族の為に、頭の片隅に忍ばせておいてはいかがでしょう。
|トマト
まずは、お手軽なトマトジュースやトマトサラダはいかがでしょう。
二日酔いの一般的な症状と言えば、胃がむかむかしたり、吐き気や頭痛などが挙げられますが、
これは、アルコールが肝臓で分解される際に発生する有害物質、アセトアルデヒドが原因です。
症状を緩和させるためには、
この有害物質を抑えてアルコールを体の外へ出してしまう必要があります。
トマトに含まれているリコピンは、この有害物質の発生を抑える働きがあるだけでなく、
体内の余分なものを排出することに長けているカリウムも豊富に含まれています。
カリウムは浮腫み解消にも効果を発揮する成分ですので、
お酒を飲んだ翌日のお顔の浮腫み、体の浮腫みが気になる女性にもオススメです。
他にもトマトには解毒作用がある成分や、
お酒で負担をかけてしまった肝臓を労わってくれるクエン酸、
体から失われた水分やミネラルも補うことができます。
二日酔いの症状だけに対して効果があると言うだけではなく、その他のケアも同時に行える食材です。
お嫌いでなければ、お酒を召し上がった翌日の朝はトマトジュースやトマトサラダを
召し上がってみてはいかがでしょう。
お酒の席も楽しみたいけれど翌日のコンディションも気になるという時には、
お酒を召し上がる際、トマトを使ったカクテルなどトマトを一緒に摂取すると
血液中のアルコール濃度が下がり、お酒の代謝も活性化するのだとか。
私は、浮腫みやすい体質なので、
食事会の翌日に予定があり、どうしても、お顔や体を浮腫ませたくない時には
食事会の前半のうちにフレッシュなトマトを使った何か、を口にしておきます。
ちょっとした事なのですが、体は素直に反応してくれます。
お酒の席でトマトを使ったカクテルや、トマトサラダなどを楽しまれるのも、
ちょっとしたケアのひとつになるのではないでしょうか。
|グレープフルーツ
トマトが苦手だと言う方もいらっしゃいますよね。
その場合は、グレープフルーツを使って二日酔いを緩和させたり、
胃腸を整えたりしてみてはいかがでしょう。
グレープフルーツと言えば、少し苦みのある柑橘フルーツですが、
この苦み成分(ナリンギン)は、胆汁の分泌を促し、
体内にある余分なものを分解してくれます。
また、グレープフルーツにはビタミンCが豊富に含まれていますが、
このビタミンCも二日酔いの一般的な症状を引き起こす有害物質、アセトアルデヒドの分解を促進する作用があるのだそう。
フレッシュなグレープフルーツで二日酔いや胃腸の不調を整えつつ
私たちの生命維持に欠かすことができない酵素を同時に補うのも良いですし、
果汁100%のグレープフルーツジュースで同時に水分補給するのも良いのではないでしょうか。
お好きな食材、苦手な食材などがあっても大丈夫です。
体を健やかにするための食材はひとつではありません。
これからも、その季節に合った食材で出来るケアを
様々な視点からお話しさせていただきたいと思っております。
ご自分に合った日常食材、ご家庭に合った日常食材を
美味しく、上手に使いながら体を整えるコツとして活用していただけたなら幸せです。
本日も、最後までお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございます。
今日もあなたによって良き風が吹きますように☆彡
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