郵便ポストからポスティングされたチラシを取り出し、パラパラと目を通しながら玄関へ向かった。
その中には複数のホームクリーニング業者のチラシがあったのだけれども、
全てのそれに『年末の大掃除』の文字が躍っていた。
何かと忙しい年末に休みを返上して行う家中の大掃除から解放されたのはいつからだろう。
何となく子どもの頃からの習慣で「大掃除は年末のにするもの」という意識でいた。
ふと、ただでさえ忙しい時を選んで大掃除もしなくてもいいのではないかしら、と思い、
いつの間にか体に染みついていた習慣を一旦横に置いた。
そして、12月を丸ごと使って、少しずつお掃除を済ませることにしてからは、
随分と気持ちがラクになった。
とは言え、初めは張り切りすぎてしまい、大掃除を早く完了させすぎてしまい、
大掃除を2回したこともあったけれど、
今では自分のライフスタイルに合わせた自分なりのペースが出来上がりつつあるようだ。
そのようなことを思いながら、その日の午後はバスグッズのお掃除をすることにしたのです。
私は、様々な洗剤類を片っ端から試してみるのですが、
できることなら1つで様々な用途に使いたいと思っております。
ここに度々足を運んで下さっている方は既に、
ワタクシのそのような癖をご存知かと思うのですが、
今回は、衣類漂白剤を使ったお風呂掃除のお話でも……と思っております。
ご興味ありましたら、ホットドリンク片手に覗いていってくださいませ。
過去記事でも何度か登場している衣類用漂白剤・ワイドハイターの粉末を使用します。
※現在は商品名にEXパワーと追記されたものが店頭に出ています。
ワイドハイターは液体タイプと粉末タイプの両方を常備しているのですが、
粉末タイプはお洋服の漂白以外でも出番が多いため、気持ち多めにストックしています。
使い方は簡単で、浴槽にお湯を張り、ワイドハイターの粉末を一袋豪快に溶かします。
その中にイスや、浴槽のふた、桶、ソープディッシュなどを付けて軽く追い炊きし、
6時間~7時間ほど浸け置きします。
後はお湯で流すだけでバスグッズがキレイさっぱり、ピカピカになります。
他にも浴室の排水口を軽く濡らし、気持ち多いかなという量の粉末を振りかけ、
少量のお湯をかけて粉末を溶かした状態で4~5時間放置し、あとはお湯で流します。
浴室内の床全面に使用する場合は、排水口からお湯が流れないように蓋をするか、
せき止めるなどしてお湯を張り、粉末を溶かして浸け置きし、お湯で洗い流します。
今回はお風呂のお掃除に使用していますが、
キッチンの排水口のお掃除も同じ要領で使用することができます。
食べこぼしのシミ取りから食器汚れまで幅広く使える食器用洗剤と
ワイドハイターの粉末タイプの組み合わせもキッチンのお掃除に重宝するのですが、
そのお話はまた機会がありましたら。
ワイドハイター粉末タイプの主成分は過炭酸ナトリウムで
分解した時に発生するガスは酸素ですので気分が悪くなることもありませんし、
使用中にうっかり衣類に飛んでしまっても色落ちしたりしませんので、
浴室内やキッチンでも安心して使用することができます。
1、2回で使用量のコツもつかめてくると思いますので、
まだ試したことがないという方は部分使いからお試ししてみてはいかがでしょうか。
空いた時間は是非、ご自分へのご褒美タイムに。
それにしても、『年末の大掃除』の文字、まだ目にしたくなかった柊希でございます。
お天気は不安定ですが、私たちは晴れやかにまいりましょうね。