幸せのレシピ集

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野菜やフルーツに貼られている世界共通のPLUコードと、その数字の意味をご存知ですか。|野菜やフルーツの安全性を見分けるポイント

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レモンを購入しようと陳列棚に手を伸ばした。

貼られているシールに記載してある番号が目にとまり、伸ばした手をすっと引き戻した。

今回は、普段目にしているはずなのに、記憶に残っていないPLUコードのお話をと思っております。

|そもそもPLUコードって何?

PLUコードとは、「Price Look Up(プライス ルック アップ)」の略で、日本語では「商品価格識別番号」と言われています。

スーパーなどで、バーコードと数字(PLUコード)が印字されたシールが野菜やフルーツに直接貼られているのを目にしたことはありませんか。

アボカドやバナナ、レモン、キウイ、グレープフルーツ、オレンジ、リンゴなどに貼られているシールです。

このシールをよく見てみますと、4桁から5桁の数字が印字してあるのですが、

これがPLUコードです。

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そして、このPLUコードは、その野菜やフルーツに化学肥料が使われたものなのか、遺伝子組み換えによるものなのか、有機栽培されたものなのか、という情報を発信しています。

PLUコードは、世界共通ではありますが、全部の野菜やフルーツに必ずついているものではなく、また、必ずつけなくてはいけないという法律もありません。

ですから、食の安全性をこのコードの有無だけに頼ることはできないのですが、

目の前の食材を自分がどのような用途に使いたいのかと考えたときや、頻繁に口にするものだから少しでも安全性の高いものを選んでおきたいと思ったときなど、

PLUコードが何かしらの役に立つことがあります。

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例えば、皮も丸ごと使ったフルーツジャムやフレッシュジュースを作りたいときや、皮まで余さずいただきたいときには、できるだけ化学肥料が使われていないものを使いたいと思うこともあります。

また、お見舞いなどにフルーツを持っていくとき、お相手の方が食べるものに気を使っていらっしゃるようであれば、できるだけ安心して召し上がっていただけるものを選びたいと思うこともあります。

国内産のものであれば、このようなコードを確認しなくても、どのように作られたものなのか予測することもできますが、外国産のものは情報が十分でないことも多いものです。

四六時中、このPLUコードを意識する必要はないけれど、必要に応じてこのコードを参考にしてみても良いのではないかと思うのです。

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|PLUコードの意味は?

■4桁の数字の最初が「3」もしくは「4」で始まっているものは、化学肥料を使用した一般的な農法で作られたものです。

■5桁の数字の最初が「8」で始まっているものは遺伝子組み換えのものです。遺伝子組み換えのものに特に気を付けている方は“「8」で始まる5桁”とだけ覚えておけば良いかと思います。

■5桁の数字の最初が「9」で始まっているものは、化学肥料や殺虫剤を使っていないオーガニック(有機栽培)のものです。オーガニック(有機栽培)のものは有機JASマークがついているものが多いのですが、「9」で始まる5桁のものも同等のものですので、オーガニック(有機栽培)のものを選ぶようにしている方は有機JASマークと共に“「9」で始まる5桁”を覚えておくと、選択肢も増えるかと思います。

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バナナは、そのほとんどが輸入ものですのでPLUコードが貼られていることが多いかと思います。

バナナを召し上がる機会が多い方は、ご自分が口にしているものが、どのように作られたものなのか知る機会にしてみてはいかがでしょう。

このような情報は、これは良い、これは悪い、と極端な見方で広まることが多いように感じます。

私自身は、情報に振り回され過ぎず、必要なときに必要な情報を知識ボックスから引っ張り出して使いこなせればいいのではないかしら。そのように思っております。

皆さんの健やかな日々の小さなヒントにしていただけましたら幸いです。

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