季節がめぐり、ひとつの節目を迎えようとしております。
私は仕事柄、どうしても自宅に籠ることが多くなってしまうのですが、
今年も、とてもたくさんの方々に支えていただき、
お力をお借りしながら過ごしてまいりました。
幸せのレシピ集へ足を運んで下さる皆さんも、そのおひとりです。
おひとり、おひとりに直接お礼を申し上げることはできませんが、
おひとり、おひとりのアクションが私の心の葉脈に様々な栄養を届けてくださいました。
とても感謝しております。ありがとうございます。
私自身の日々も、様々なモノゴト、人、場所、言葉、メロディー、感情といった、
多くの出会いから成る経験の連続でした。
もうひと通りのことは経験してきただろう、そう思っていても、
誰かに「そんなことはない」と言われているかのように、
多くのことを感じる機会が次々に訪れます。
その度に、出会う全てのモノゴトは本当に不思議なものだと思います。
毎年思うことなのですが、1年と申しましても、その中身は十人十色です。
ひと言で「良い1年だった」、「あまり良い1年じゃなかった」と片付けてしまえるほど、
私たちの日々は簡単ではなく、簡単に扱えるものでもありません。
つい、良い悪いで片付けて、良い方だけを見て、
良い方のみを手にしたくなったりもするのだけれど、
きっと、その両方を味わってこそ見える世界、知ることができる世界がありますし、
何がどこでどう未来の自分に繋がるのか分からないものです。
全ては経験で、少し先の自分の力や優しさに、きっと変わると思うのです。
皆さんもご自分の過去を振り返ると、そう思えることがあるのではないでしょうか。
何かが起きたとき、目の前の景色をどのように見ることができるか。
その景色の中に散りばめられているメッセージや未来に咲くであろう花の種を、
いくつ見つけることができるか。
人はいつだって、いつからだって、何度だって、
自分の気持ちひとつで新しいスタートをきることができるように思います。
そして、それを気付かせてくれるのは人だと、
私は私が関わっている方々から教えていただいております。
心と体の双方に届く、好奇心という名のアンチエイジングアイテムと、
何があっても何度でもスタートラインに立てるような、しなやかさを胸に、
残りの2017年と新しい2018年、
一緒にワクワクしながら、キラリ輝いてまいりましょ。
2018年も、皆さんの日々の中で何かしら感じていただけるようなお話を、
心が、ほんの少し豊かになるきっかけを、
必要な方の元に、必要なタイミングで届く愛のある言の葉を。
想いを込めて紡いでいけるよう、わたくしも精進致します。
改めまして、2017年も、ありがとうございました。
お付き合い頂いた全ての皆さまに、心からの「ありがとう」を込めまして……。
良いお年をお迎えくださいませ。
かしこ
2017.12.28
柊希
※2018年の再開は1/6からです。