今年の夏を乗り切るために、愛用しているボディー用の日焼け止めを購入した。
日差しが強くなると夜型化が増すため、
ステンレスボトルサイズのスプレータイプが2本ほどあれば足りるだろうと読んでいるのだけれど、
今年は足りるか否か、際どい気もしている。
と言うのは、先日頭皮の日焼けについて話を伺う機会があったのだけれども、
私たちの頭皮はお顔の3、4倍ほど日焼けをしているというのだ。
今回は、頭皮の日焼けに関するお話を少しと思っております。
よろしければ、夏支度のひとつとしてお付き合いいただけばと思います。
頭皮の日焼けはお顔の3、4倍。
もちろん、しっかりと日焼け止めでケアをするお顔と比べてみれば、
事前ケアの有無意外にも、直射日光をダイレクトに受ける訳だから当然と言えば当然のこと。
だけれども、私の場合は、様々な成分の吸収率が高いと言われている頭皮のことを思うと、
余計なもので毛穴を詰まらせたくないという思いと、
いつも風通しの良い頭皮の状態をキープしていたいという思いの方が勝り、
これまで、頭皮の日焼けを強く意識することは無かったのです。
女性は、女性特有のホルモンバランスの変化によって、日焼けしやすい時期があるといいます。
特に生理前は、この影響が顕著なのだそう。
お肌が敏感になり、揺らぎ肌になる方もいらっしゃいますが、頭皮も同じ状態にあるのだそう。
お肌が敏感になっているときに、すっぴんで紫外線を大量に浴びればどうなるか。
おおよその想像はできるかと思いますが、その状態が頭皮に起きているということです。
頭皮が日焼けするということは、頭皮が火傷しているような状態ということ。
当然、皮膚は乾燥し、髪の毛の乾燥に影響を与えますし、
傷ついた細胞は、通常通りの機能が働かないため髪の毛の成長ペースに支障がでるということ。
具体的には、髪の毛が上手く生え変わらなかったり、必要以上に抜けてしまったり、栄養が行き渡らなくなったり、パサつきが収まらなかったり。
肌荒れで起きるようなことが頭皮と髪の毛におこります。
秋頃に慌ててケアを始めてもダメージを受けすぎた頭皮や髪の毛は、
すぐには戻らず、生え変わりもスムースではなくなると言います。
頭皮とは言え皮膚であることに変わりはないので、お顔やボディーケアと考え方は同じです。
では、どのようにして?ということになるのですが、
髪の毛や頭皮にも使用できるスプレータイプの日焼け止めが使い勝手が良いのですが、
私と同じように毛穴詰まりなどが気になる方は、ノンケミカルタイプのものや、
石鹸でも落とせる(=シャンプーで十分落とすことができる)ものを選ぶと良いかと思います。
しかし、それも抵抗あるという場合は、日傘や帽子を上手く取り入れながら日中ケアをすることも可能だと思います。
そして、紫外線対策を行った夜は、優しく且つ、しっかりと頭皮の汚れや日焼け止めを洗い流し、
火照っている頭皮を冷水シャワーで軽く冷やしたり、
頭皮用もしくはお顔用の化粧水を頭皮に付けておくと良いのだそう。
この時に注意することは、アルコールや美白成分が入っている化粧水は、頭皮には刺激が強すぎるので、出来るだけシンプルなものを使うこと。
夏は、髪の毛も日焼けで乾燥することがありますが、
髪の毛が日焼けして乾燥している意外にも、頭皮の乾燥が影響している可能性もあるようです。
また、頭皮はお顔の皮膚とも繋がっています。
水分が不足している場所は、あるところから水分を調達しようとしますので、
お顔も乾燥を感じることがあるかもしれません。
日焼けによるお顔の乾燥を感じた日は、頭皮も優しく自分に合ったケアをしてみてはいかがでしょうか。
かく言う私は、まずは、日差しが強い日や長時間外出する日、アウトドアを楽しむ日など、
その日の予定に合わせて、“ノンケミカルの日焼け止めをシューッと軽くひと吹きケア”をしてみたいと思っております。
毎日しないの?という突っ込みも聞こえてきそうなのですが、
夏が終わるころ、昨年よりも髪の毛もお肌も潤いがアップしていたら、ちょっと嬉しい。
そのようなワクワクと共に、無理せず、出来ることからひとつずつ、お試ししてみようと思っております。
少しずつ夏支度。よろしければ、ご一緒にいかがでしょうか。
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