「類は友を呼ぶ」ということわざがありますが、人に限らず、どのようなモノゴトにも通じることわざだと感じることがあります。
私の場合、似たような話題に度々触れたり携わったりしておりますと、不思議とそのジャンルやカテゴリーの話題を見聞きする機会が増える傾向にあります。
偶然だと片付けることもできることではあるのですが、ワタクシ、人様に迷惑をかけない範疇のことであるならば、楽し気な事象には喜んで乗ってみることにしております。
お喋りが過ぎてしまわぬうちに、本題へと舵を切ることにして。
ここ最近は、季節の変わり目ということもあり、紫外線対策の話題に触れておりましたが、
先日、「目から入る紫外線による日焼け」の話題に触れる機会がありましたので、今回は「目から日焼け」をお話コードにしたいと思います。
ご興味ありましたら、ちらりとのぞいていって下さいませ。
ここ数年、様々な媒体で話題にされるようになった、目から入る紫外線による日焼け。
確か、こちらでも少しだけ触れたことがあるように思いますが、
目の紫外線対策を行っている方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
お顔やボディー、髪の毛の紫外線ケアを行っている方は多いかと思うのですが、目のケアとなると手付かずという方の方が多いのではないかと。
まずは、目が紫外線を浴びるとどのようなことが起きるのか、簡単に確認してみましょうか。
私たちの目は、様々な情報を一瞬にしてキャッチし、その情報を脳に報告しています。
そして脳は、目からの報告をもとに、様々な指示を体に出しています。
目が強い紫外線を浴びていることを脳に報告すると、
私たちの脳は、体の皮膚や細胞を紫外線ダメージから守るためにメラニン色素を出すように指示します。
目が紫外線を浴び続けますと脳への報告も続き、脳から体への指示も続くことから、体内に必要以上のメラニン色素が作り続けられるという状況が生まれます。
この必要以上に作られてしまったメラニン色素が、今度はシミやそばかすの原因となってしまうことがあるのだそう。
お顔や腕などが直接焼けるのとは少し異なる仕組みですが、
「目から入る紫外線による日焼け」は、この、目と脳のシステムによるもののようです。
ですから、日焼け止めを塗っているにも関わらず、シミやそばかすなどの肌ダメージが止まらないと感じている方は、
目から入る紫外線によって、この仕組みが発動しているのかもしれません。
そしてもうひとつ。
中には、少しくらいのシミやそばかす、肌ダメージは気にしないという、大らかな方もいらっしゃるかと。
もちろん、適度な日光浴は体にとっても必要ですのでダメということは無いのですが、
目は、臓器のように体内にしまいこまれているのとは異なり、直接外からのダメージを受け続けている場所でもあります。
目のレンズと呼ばれている水晶体は角膜により保護されてはいるものの、それでも紫外線のダメージはゼロではないのだそう。
水晶体は窓ガラスと一緒で自己治癒力のようなものはなく、年齢や受けたダメージによって日々少しずつ劣化していくものなので、
目を健やかに保ち続けたいのであれば、目を紫外線から守ることも必要だといいます。
では、どうすればよいのか。
方法としては紫外線をカットできるサングラスや日傘が手っ取り早いかと思うのですが、サングラスや日傘は苦手という方もいらっしゃるかと。
私はこの口なので、サングラスや日傘は使っていないのですが、その代わりにUVケアと目のケアを兼ねた目薬を使うようにしています。
使っているとは言うものの、毎日点さなくてはと思うと何だか窮屈にも感じられますので、
長時間の外出時や1日中屋外で過ごす日、日差しが強い夏など必要だと感じるときに点すというスタンスです。
目薬はどれも一緒だと思われている方は、次に目薬を購入する際には陳列棚を見渡してみてはいかがでしょう。
UVの文字が印字してある目薬があることに気が付かれるのではないかと。
年々、種類も増えておりますので、ご自分が求める目薬の効果にUV機能をプラスさせるような選び方もできます。
お肌のコンディションを守りながら、目そのものを守ることにも繋がりますので、
「目から入る紫外線による日焼け」の話題を頭の片隅で覚えておいていただいて、
ご自分にとって必要なタイミングや無理がない方法を検討する際のヒントにしていただければ幸いです。
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