日焼け止めの使用量が増える季節到来だ。
私の日焼け止め対策はオールシーズン変わらないのだけれど、これからの数か月間は、正直面倒なのだけれどシチュエーションによってはこまめに塗り直すことでシーズンを乗り切っている。
肌に使うものは出来るだけ優しくてシンプルな成分構成のものというのが、私の基準だ。
これを基準に、好みの使用感、仕上がりなどを選んでいくのだけれど、肌が弱いと日焼け止め一つ探すのにも本当に苦労するのだ。
数年前にブームになった飲む日焼け止めというものがある。
飲むだけで全身日焼けせずに済むのであれば、塗る手間や日焼け止めに関する様々な煩わしさから解放されるため非常に魅力的な商品である。
しかし、色々と気になる点が払拭されないこともあり、静観し続けてきたのだけれど、私はこの手の日焼け止めは見送ることにした。
数年間の間、様々な分野に携わる方々の見解を見聞きする機会があったのだけれど、日焼け止めの効果の程と体にかかる負担を天秤にかけると、そのような結論に達した。
中には、体質的に合い、納得できる効果を実感している方もいらっしゃるので、最終的には個々の判断に委ねられているのだけれど、炎天下、飲む日焼け止めだけで1日過ごすというのは心許ないという各方面からの見解が多いように思う。
また、サプリメントは食品ではあるのだけれど、摂取し続けるということは、腎臓や肝臓で成分を分解したり濾過したりといった様々な処理を行う必要があるため、それなりに腎臓や肝臓に負担をかけることに繋がるということである。
私はサプリメントを摂取することもあるので、サプリメント否定派ではないのだけれど、サプリメントが腎臓や肝臓にかける負担というものを、
身近な人の体や自分の体を通して実感したこともあるため、栄養はできるだけ自然の食材から摂り、本当に不足している分を必要であればサプリメントで補うようにしている。
栄養素によっては不足しがちなものや消費されやすいために不足してしまうものもあるけれど、それらは食事内容をほんの少し意識し直せばカバーできるように思う。
それよりも、不足しないようにしなくてはという視点で摂取するサプリメントは、一部の栄養素を過剰摂取してしまうことに繋がる場合もあるので、
自分の体調や体質などを考慮した上で、体への負担(過剰摂取による副作用も含めて)も把握し、口にするか否か、口にするのならどの程度の量を口にするのか、
この辺りをチェックポイントのひとつに加えてみても良いのではないかと思う。
栄養素の中にはビタミンCなど、過剰摂取してしまった不要な分は自然と体の外へと排出されるものもあるけれど、不要な分も通常通りに処理されるしかない栄養素もある。
体内の必要な場所で使われることもないまま、処理の順番を待っている栄養素があるということは、過度に働き続けている臓器もあるということである。
本格的な夏が近づくと、心惹かれる謳い文句と共に様々なサプリメントが登場します。
それらの力を借りようと思ったときには、様々な視点からチェックして自分に合うもの、必要なものを選んで下さいませ。
何かしらの、ちょっとしたヒントにしていただけましたら幸いです。
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