幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

油は油で落として、それでもダメならコレで!

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魚料理をとキッチンでお魚に下処理を施していたのだけれど、この時に手に付着する魚の脂によっては、においが取れにくくて困ることがある。

この日の魚は、ぷりっと程よい弾力と引き締まった身をしており脂の乗りも申し分なし。

しかし、指先に付着した脂は非常に手強いもので、キッチンソープでは取り除くことができなかった。

以前こちらで触れた、ステンレスの性質を使って手に付着した魚のにおいを取り除くこともできるけれど、魚の脂のにおいは玉ねぎやニンニクの香りとはまた異なる強さがあるように思う。

そのようなことを思ったとき、いつぞやかにクリーニング店の方に教えていただいた「油は油で落とす」というコツを思い出し、オリーブオイルのボトルを取り出した。

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このコツは、手のひらに少量のオリーブオイルを垂らし、魚のにおいが付着した辺りを中心に両手でしっかりと伸ばし、オイルタイプのメイククレンジングで手を洗うようなイメージで洗っていくというもの。

この時に使用する油は、サラダ油やキャノーラ油、米油など何でも良いのだけれど、ゴマ油はゴマの香ばしい香りが残ってしまうので出来るだけ香りの無いものが良いように思う。

手に付着している魚の脂を食用油で皮膚から浮き上がらせたら、水とハンドソープや石鹸を使って油を洗い流して完了である。

しかし、稀に、指紋の隙間に魚の脂が入り込んでしまっていた場合、魚のにおいが薄っすらと残ってしまうことがある。

このときにはガッカリせずに、手のひらの上に少量の歯磨きペーストを出して少量の水で溶くようにして柔らかくした状態のものを、においが気になる部分に広げて洗うと、魚の脂のにおいをきれいに取り除くことができるのだ。

歯磨きペーストには、隙間に入り込んで汚れをかき出してくれる研磨剤と消臭成分が含まれているため、このような効果があるという。

初めて聞いた時には目から鱗が落ちるようだったけれど、食後の歯磨きを想像しながら、様々な食材の成分をきれいさっぱり洗い流してくれる歯磨きペーストの性質を思うと、とても腑に落ちた知恵だった。

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今回は手に付着してしまった魚の脂によるにおいをとりのぞくコツとして、食用油と歯磨きペーストを使う2つの方法に触れたけけれど、

中途半端に残ってしまった歯磨きペーストを、グリル掃除の仕上げに磨きに利用すると、グリル内の脂汚れもよりスッキリと落とすことができるようだ。

しかし、グリル掃除での使用は、数回程しか実験をしていないこともあり、声を大にしておすすめです!とは言い切れないのだけれど、

実験を重ねておすすめできるのではないだろうか……と感じた際には、改めてシェアさせていただこうかと思っていたりする。

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今すぐに活用できる知恵ではないかもしれないのですが、

手に付着してしまった魚の脂によるにおいをスッキリ取り除いてしまいたい時には、「食用油+ハンドソープ(/石鹸)」「歯磨きペースト」の2段構えをチラリと思い出していただけましたら幸いです。

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