「暮らしの相棒」のひとつだった我が家の冷蔵庫が代替わりをした。
度重なる引っ越しにも耐え、大きなトラブルを引き起こすことなく、私の胃袋を満たすことに尽力してくれていたのだけれど、先日初めて食材をガッチガチに凍らせた。
いつお役目を終えてもおかしくないと薄々気が付いていたのだけれど、呑気に構えていた矢先のことだった。
だからだろうか、「急に壊れてしまったら困るだろうから、今すぐ決断して」と冷蔵庫に背中を押されたような気がして、その日のうちに新しい冷蔵庫を手配した。
すると、入れ替え前日の夕食後、もう頑張らなくてもいいのだと安堵したのか、冷蔵庫にいくつかの不具合が生じた。
時々、家電というものを不思議な存在だと感じることがある。
言葉を発することはないけれど、空気のような距離感で人に寄り添っているように思うのだ。
我が家を去る相棒の後ろ姿を感謝の気持ちで見送りつつ、ちょっとした淋しさも感じていたはずなのだけれど、入れ替わりで運び込まれた新たな相棒に心躍る自分がいた。
設置業者の方々の作業を眺めていると、「3センチくらい」というフレーズが幾度か登場した。
ここ最近、3センチという単位をよく見聞きしていたものだから、思わず「またか」と思った。
人が3という数字を選ぶ感覚や心理が働いているのかもしれないのだけれど、感覚や心理の話題は、またいつか機会がありましたときにでも。
ということにして、今回は、最近見聞きした「3センチ」の話題の中から人の顔は20代から60代までの間に3センチ程度伸びているというお話を少し。
どのタイミングで顕著に表れるのかという点は個人差があるけれど、
人は皆、男性、女性を問わず、20代から60代までの間に少しずつ顔の長さが伸びると言われている。
その原因は御察しの通り、年を重ねてきたことや、年齢と共に顔の筋肉が衰えてきたことによる皮膚のたるみなどだという。
そして、その伸びるであろう長さが約3センチなのだとか。
それなりに年月を重ねてきた素敵な証でもあるけれど、顔というパーツ内で言う3センチは、なかなか大きな数字ではないかと怯んだりもする。
この3センチを最小限に止めるには、表情筋を動かして筋肉の衰えを抑えたり、リンパの流れをスムースにして不要なものが溜め込まれるのを防いだり、お肌のコンディションを内側からも外側からもケアしておくなど色々とあるけれど、
私がお世話になっている経絡アロマセラピストの方のお話によると、表情筋を動かすだけでも十分に変化が表れるという。
周りに人がいないことを確認した上で「あ・い・う・え・お」と、口をゆっくり大きく丁寧に開けて発音してみたとき、顔の筋肉がプルプル震えるような感覚を覚えたり、口を大きく開くことを大変だと感じるようであれば、表情筋が弱っているのだとか。
特別なことをするのは少し大変だということであれば、お風呂上りに体を拭きながら、髪の毛を乾かしながら、キッチンでお料理をしながら、テレビを観ながら……、思い出しついでに「あ・い・う・え・お」と、口をゆっくり大きく丁寧に開けてみてはいかがでしょう。
1か月後、心なしかフェイスラインがキュッと上がっているかと思います。
そうそう、口角をキュッと上げて過ごすのも表情筋のエクササイズになると言います。
笑う門には、あの3センチを跳ね返すキュッと上がったフェイスラインという福も来るようですので、「あ・い・う・え・お」の後は口角をキュッと上げてくださいませ。
今できることを、今できるぶんだけ楽しんで、頑張って、それから先のことはまた改めて。
本日も、楽しくまいりましょうね☆彡
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