幸せのレシピ集

cawaiiとみんなでつくる幸せのレシピ集。皆様の毎日に幸せや歓びや感動が溢れますように。

身に覚えがない“いつのまにか筋肉痛”が知らせる体内事情とは?

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朝起きて、変な筋肉痛を感じることがある。

運動をしたことが影響していたり、普段しないような体勢で過ごした後であったり、

寝相によるものだったり、カリウムなどの栄養が不足しがちなサインであったり、

自立神経が整っていなかったり、理由は様々なのだけれど、

運動不足が筋肉痛を招くことがあるのです。

今回は、そのようなお話を少し、と思っております。

 

その前に、簡単に筋肉痛の仕組みを確認しておきましょうか。

私たちが筋肉痛になるときというのは、

運動をしたり、日常生活の中で普段よりも体を動かしたときなどに、

筋肉の繊維が切れて筋肉痛になります。

 

筋肉痛は筋肉を酷使することで現れる症状です。

筋肉の繊維が傷つくと筋肉は、その傷ついた繊維を修復しようとして、

繊維の周りから修復に必要な様々な物質を生み出すのだそう。

これらの物質は、切れた繊維を修復するために必要であるのと同時に、痛みのもとでもあります。

これらの物質は、筋肉の膜を刺激することにより作り出されるので、

筋肉が傷まないと筋肉痛は起こらないのですが、

運動をしたわけでも、普段よりも体を動かしたわけでもないのに

筋肉痛かしら?と思ってしまうような筋肉の痛みを感じることがあります。

このような時、知らないうちに筋肉を使ったのだろうと思いがちなのですが、

自分が感じている以上に運動不足であることも多いのだそう。

 

大人になると、意識して体を動かさなければ運動量が大幅に減ってしまいがち。

そうすると、運動不足によって筋肉が細くなり、代謝が落ち、体重が増えます。

これらが原因となり、

例えば、長時間、同じ体勢で過ごした際に体重が一か所にかかりすぎてしまい、

日常生活の中の些細な動作が筋肉にとっては大きな刺激となって繊維を傷めたり、

増えた体重によってついた筋肉周りのお肉が、筋肉を圧迫して繊維を傷たりと、

気付かないうちに筋肉痛を引き起こしたりします。

健康である方が身に覚えのない筋肉痛を感じるとき、

体内ではこのようなことが起きており、

結果、ハードな運動をしていないにも関わらず筋肉は傷み、筋肉痛を感じていると言います。

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運動不足によって筋肉量が減るということは、

“いつのまにか筋肉痛”を引き起こすだけではなく、様々な不調を招くことにも繋がります。

“いつのまにか筋肉痛”を感じたなら運動を取り入れることが手っ取り早いのですが、

他にもできることはあります。

食べ過ぎていないか食生活をセルフチェックをしたり、

寝る前にお布団の上で、もしくは横になった状態で、全身を伸ばしてみたり、

ひと駅分歩いてみたり、普段よりも遠回りをして帰宅してみたり。

できることからで大丈夫。

その時々の自分にできることを、できる分だけプラスして

その都度、体メンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。

運動をしたわけでもないのに感じる筋肉痛には様々なメッセージがあります。

今回は、その中のひとつである運動不足や体重増加にフォーカスしてみました。

あれ?どうして筋肉痛?

そのようなことを感じられた際には、頭の片隅から今回のお話を引っ張り出して

お役立ていただけましたら幸いです。

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お水の量は変わらない。

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急ぐ理由はなかったけれど、近道をしようと思い立ち、公園を突き抜けることにした。

色付き始めている木々と、風通しの良い空間に思わず呼吸が深くなる。

秋の匂いを楽しみながら歩いていると、ベンチを囲んだ子どもたちが真剣な顔をしていた。

学校の帰り道の途中で拾ったものをベンチの上に広げて眺めているようだった。

ちらりと横目で覗き見しながら通り過ぎたのだけれども、

真っ赤な葉っぱや、緑色の葉っぱ、

道端で拾うには珍しい部類に入るのであろう、白くてコロンとしたフォルムの丸い石、などが並べられていた。

その横に、大きな文字で『地球のお水』と書かれた手作り冊子のようなものが置かれていた。

何が書かれていたのか中身を知る術はないのだけれど、

そのタイトルから、子どもの頃に聞いた地球上にある水の話を久しぶりに思い出した。

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地球上にある水は、固体、液体、気体とその形状を変えながら、陸、海、空を行き来している。

雨や雪が降ると、私たちが使うことができる水が増えたように錯覚するけれど、

地上にある水は、大地、動植物を介するなど、様々な影響によって蒸発し、空へ。

また、地上から川へ、そして海へ、更に海から蒸発して空へ、というルートで、

地上に入ってきた水の分だけ、地上にあるものが受け取った水の分だけ蒸発するため、

地球全体にある水の量は変わらないという話だ。

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もし仮に、地上から川へ、そして海へというルートが絶たれ、

海に水が流れていかない状況の中、海水が蒸発し続けるたとすると、

広くて大きくて深い、あの海でさえもカラッカラに干からびてしまう日がくるのだ。

その、想像を超えるような話を初めて聞いた時、

あって当たり前のものが無くなる不安のようなものを子どもながらに感じた記憶がある。

そして、大人になった今、これだけ文明や化学が発達しているにも関わらず、

空気中の水分を集めて水を作ることはできても、

ゼロから水を作ることができないことや、

絶妙なバランスで循環している水に対して自然の大きさを感じることがある。

本当の意味での、水は有限だということ、

水だけを大切にしてもバランスが崩れてしまうのだということを私が理解できたのはいつだったかな。

理解できたとは言え、ボタン一つで、レバーを上げるだけで、蛇口をひねるだけで出てくるお水。

その状況が当たり前だと思ってしまっている私もいる。

またすぐに忘れてしまいそうだけれども、

今日は、その当たり前のハッピーに感謝しつつ、お水を使ってみようかしら。

そのようなことを思いながら近道の公園を抜けた。

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11月5日が津波防災の日に選ばれた理由。

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本日11月5日は津波防災の日なのですが、

こちらは創設されてからまだ日が浅い、津波防災への意識を高めるための日です。

本日は、この津波防災の日が創設された理由や、

この日が選ばれた理由などを知ることで津波防災への意識を高めてみませんか。

 

創設のきっかけは、2011年3月に発生した東日本大震災です。

このとき、甚大な津波被害が発生したことから、

同年の6月に、津波被害から国民の生命、身体、財産を保護することを目的とした法律が作られました。

そして、この法律によって毎年11月5日を『津波防災の日』とすることになりました。

 

なぜ、11月5日が津波防災の日に選ばれたのか。

これは、1854年11月5日に起きた南海トラフ連動地震の安政南海地震の出来事が由来です。

この時の出来事は、『稲むらの火』というタイトルの民話として語り継がれています。

せっかくですので、民話も覗いておきましょう。

 

1854年11月5日、この安政南海地震によって発生した大津波が、

和歌山県のとある村(現・和歌山県広川町)に押し寄せてきておりました。

しかし、この日、この村では、お祭りが行われている最中で誰も地震や津波に気が付きません。

そのような中、「長い地震の後には津波が来る」と

村の長老から聞いたことを思い出した一人の青年がおりました。

彼はすぐに海を見ました。

すると、海水が勢いよく沖の方へと引き始めていることに気が付きます。

これは一大事だと、急いで松明に火をつけ、

村民に知らせようとお祭りが行われている神社へと走ります。

しかし途中で、津波よりも早く村民たちに津波の危険を知らせることは不可能だと思ったのです。

そこで、彼は稲刈りを済ませた後の自分の田んぼに置いていた稲むらに松明で火を放ち、

稲むらを燃え上がらせます。

お祭りを楽しんでいた村人たちも火に気が付き、火事だと思った村人が消火に駆けつけます。

彼は駆けつけてくれた村人たちに津波のことを知らせ、山へ逃げるよう指示します。

皆、必死で山を駆け登り、彼も一番最後に山を登りきります。

彼が山を登りきるや否や、大きな津波が一瞬にして村を飲み込みます。

彼の機転のおかげで、幸いにも村人で亡くなった方はいなかったといいます。

村人たちは、目の前の惨状を眺めながら青年に感謝しました。

その後、彼は村人たちと高くて長い堤防を築きました。

 

これが『稲むらの火』です。

そして、このお話は、庄屋・浜口梧陵さんの行動をもとに書かれたもので、

学校やその他、様々な場所で触れられています。

防災の日と言われても何をどうしたらいいのか分からない、思い浮かばない。

そのようなこともあるかと思います。

目の前にある今の暮らしをを大切にしながら、感謝しながら、

このようなお話に触れることも防災の日に私たちができることのひとつのように思います。

今日も皆さんの日常が温かいものでありますように☆彡

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ラッコが脇腹ポケットに大切に入れているものってなあに?

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高い所や揺れる所が苦手なこともあり、普段は歩道橋を使うことはないのだけれど、

その日は、歩道橋を使ってあちら側へ行ってみようかなと、気まぐれ心が表れた。

階段を上がりきり橋を渡っていると、走る車の振動がジンジンと足の裏から伝わってきて、

やっぱり、しばらく歩道橋はいいや……と思った。

妙な緊張感から解放されたくて早足で渡りきり、

カランカランと鳴ってしまう靴音を、できる限り抑えながら階段を下りた。

数段降りたところで手すり部分に貼られているシールに気が付いた。

子どもが貼ったのだろう。

降りながら確認すると、可愛らしいラッコのシールが下の方へと続いていた。

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ラッコと言えば、お腹の上に石を置き、

その石に貝を叩きつけて殻を割り中身を食べる様子が可愛らしい哺乳類だけれども、

脇腹ポケットに様々なものを忍ばせていることをご存知だろうか。

脇腹ポケットと言っても、

ラッコは、カンガルーのような袋を持った有袋類(ゆうたいるい)ではないため、正確にはポケットではない。

ラッコの脇腹は皮膚がたるんでいて、二段腹、三段腹のようなイメージで

脇腹辺りにポケットにも見えるようなヒダを作ることができる状態なのだ。

そして、そのヒダの間に、食べ切ることができなかった貝類や海で遊ぶ際に使うオモチャ、

ラッコが生きていくための必須アイテムである石などを挟み込むようにしてしまっているのです。

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人間以外の哺乳類で唯一、道具を使って食事をする生物がラッコだけれども、

彼らは、その道具である石へのこだわりが強いといいます。

そこら辺に転がっている石を使っているのではなく、

しっかりと選び抜いた自分だけの石を持っており、

お気に入りの石を見つけたら同じ石を大切に使うのだそう。

しかし、お気に入りの石が割れるなどして使えなくなることもあるわけで、

その時の為に、陸地の自分だけの秘密の場所にスペアの石をストックしていることもあるといいます。

もういつの事だったが忘れてしまったけれど、水族館で観たラッコショーでこのような話を聞き、

ラッコの賢さと自分のオモチャを携帯している可愛らしさに驚いたことがあった。

久しぶりに思い出したラッコの生体。

たまには歩道橋を渡ってみるのも良いのかも、と思いかけたけれど

やはり、しばらく歩道橋はいいやと思い直して先を急いだ。

ラッコに触れる機会がありましたら、ほんの少し彼らに思いを馳せていただけましたら幸いです。

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黒いサンタクロースがいるって本当?

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クリスマスオーナメントだけでなくクリスマスコスチュームを目にする機会も増えたように思う。

ハロウィンの仮装が定着したこともあり、

仮装することに恥ずかしさを感じていた人たちのハードルも下がりつつあるのだろうか。

そのようなことを思いながら店内を見て回っていると

真っ赤なサンタクロースコスチュームの横に、

ブラックカラーのサンタクロースコスチュームが並んでいた。

ドイツを中心にしてヨーロッパには黒いサンタクロースの言い伝えがあるのをご存知でしょうか。

今回は、そのような話を少し、と思っております。

ご興味がありましたら、ちらり、覗いて行ってくださいませ。

 

日本でも少しずつ知名度を上げてきている黒いサンタクロースは、

正しくは、クネヒト・ループレヒトと呼ばれています。

(※日本ではブラックサンタクロース、ブラックサンタなどと呼ばれているのですが、この呼び方は意味合いが変わってしまいますので、幸せのレシピ集内では黒いサンタクロースと呼ばせていただきます。)

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同じサンタクロースでも私たちがよく知る真っ赤な服を着た恰幅の良いサンタクロースとは違い、

真っ黒な服を着た細身のサンタクロースだと言います。

そして、赤いサンタクロースが手にしている大きな袋の中には、

子どもたちに配るための、子どもたちが大好きなものが入っていますが、

黒いサンタクロースが持つ袋の中には、

子どもたちに配るための石炭やジャガイモ、動物の内臓といった、

子どもたちにとって興味がないものがたっぷり入っています。

赤いサンタクロースは、1年間、良い子に過ごした子どもたちのもとにご褒美の贈り物を置いていきますが、

黒いサンタクロースは、1年間、良い子で居られなかった悪い子に石炭やジャガイモを贈ったり、動物の内臓を撒き散らかしたり、

それらを入れている袋の中に子どもを入れ、連れ去ったりもするのだそう。

 

このことから、黒いサンタクロースは、

良い子で居られなかった子どもたちのもとにお仕置きをしにくる存在だとされています。

日本では悪さをすると鬼がやってくる、といったことを言うことがありますが、

これと似たような感覚でヨーロッパのママたちは、

黒いサンタクロースがやってくると言ったりします。

子どもたちは、このようなお話を聞かされているからでしょうか、

クリスマスが近づいてくると、ヨーロッパの子どもたちが、お行儀よく振舞うようになるので、

可愛らしいなと思って見ていたことがあります。

ストーリーの背景や表現の違いはあるものの、

どこの国にも似たような教訓を含んだような言い伝えがあり、

同じような使われ方をしていたり、反応があったりと不思議な繋がりを感じます。

本来、黒いサンタクロースを語る上で、

避けて通ることができない赤いサンタクロースの誕生話は、また機会がありましたら……。

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それにしても。

石炭やジャガイモを枕元に置かれてもダメージは少ないですが、

動物の内臓を撒き散らすだなんて、趣味が悪すぎる!と思いませんか。

もとはドイツの言い伝えなのですが、

初めてこの話を知った時、思いっきり眉間にシワを寄せてしまった柊希です。

ご自宅にサンタクロースを飾る際には、是非、赤いサンタクロースを!

黒いサンタクロースのコスチュームを目にされた際には、

今回のお話を思い出していただけましたら幸いです。

画像をお借りしています。:https://jp.pinterest.com/

強い思いは、時々チェック、時々メンテナンス。

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雑貨店を覗いたら、空間がクリスマスオーナメントでキラキラと華やいでいた。

可愛い!素敵!きれい!おしゃれ!面白い!これはちょっと無いな……と、

自由気ままに感じたことを心の中で解き放った。

一生お付き合いできるくらい気に入るクリスマスツリーと出会った時は迷わず買おう。

そう心に決めているのだけれど、想いが強すぎるのか、こだわりが強すぎるのか、

そう思えるようなクリスマスツリーに、なかなか出会えずにいる。

その分と言ったら変なのだけれども、

我が家は観葉植物たちが逞しく育ってくれていることもあり、

シーズンに入ると観葉植物にオーナメントをぶら下げ、クリスマスツリーに変身させている。

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私にとって、これはこれで楽しいものがあり、

ひょっとしたら、クリスマスの時だけひっぱり出すようなクリスマスツリーは、

我が家に必要ないのではないかしらと思い始めたこの頃だ。

店頭に並んでいる華やかなオーナメントに心を豊かにしてもらいながら、

今年もひと箱、観葉植物が耐えられるであろう重さの、シンプルでシックなオーナメントを買った。

そして、クリスマスツリーを買う気なんて既に無くなっているじゃないか、と今の自分にハッとした。

はじめは、そこに確かな思いがあり、希望があったはずなのだけれども、

それが、いつの間にか思い込みという形に姿を変えていて、

更には、そうしなければいけないと自分に言い聞かせていたようだ。

一生お付き合いできるくらい気に入るクリスマスツリーを見つけて買いたい、ではなく、

そのようなツリーを買わなくてはいけない、と。

「なーんだ、観葉植物をクリスマスツリーにするようになった時から、

間に合わせ、あり合わせのツリーではなく、

既に我が家のクリスマスツリーは出来上がっていたんだ。」

煌びやかなオーナメント売り場で肩の力が抜けたような、腑に落ちたような、とても清々しい気持ちになった。

強い思いは、時々チェック、時々メンテナンスしてみると思わぬ発見があるようだ。

さて、少しずつ観葉植物をデコレートしようかしら。

画像出典:https://jp.pinterest.com/

壁紙についてしまった手垢汚れや頑固な汚れを楽して落とす。

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お掃除グッズや洗剤も多種多様ありますが、年末に向けてのことなのでしょうね。

専用の洗剤が陳列棚に並べられる時期になりました。

少しずつお掃除の話もさせていただいておりますが、

今回は壁紙のお掃除に関するお話を少し、と思っております。

年末のお掃除や日頃のお掃除をほんの少し楽にするきっかけにしていただけましたら幸いです。

 

お掃除する場所が多すぎて、つい見逃してしまう壁紙ですが、

暮らしている人の生活の癖が日々積み重ねれられている場所でもあります。

例えばお部屋の電気スイッチ付近や玄関の壁などは、無意識に触れる場所が決まっており、

意識して見てみると頑固な手垢汚れが付着していたります。

キッチン付近にある壁紙は、思いもよらない場所に油や調味料が跳ねて付着していることも。

女性は、お顔にできたシミが消えたり、

ほうれい線が目立たなくなるだけで

随分と若返ったように見えることをご存知かと思うのですが、

壁にも似たようなことが起こります。

このような、手垢汚れなど、部分汚れを取り除くだけで、

壁一面をお掃除したようなスッキリ感が味わえます。

 

そのお掃除方法ですが、日常生活の範疇で付いた手垢などの汚れは、

食器洗い専用洗剤(中性洗剤)をぬるま湯で薄めた液を着けたり、吹きかけたりし、

洗剤液が取れるまで、しっかりと水拭きするだけでキレイになります。

メラミンスポンジで軽く擦っても良いのですが、

研磨加減を見極めたり、年数が経っている壁紙は研磨部分だけ白くなりすぎることもあるので

指の腹や歯ブラシなどを使って汚れ部分をクルクル円を描くようにして、

汚れだけを浮かせて落とすことを意識すると失敗がないかと思います。

コツや加減を掴めたら、メラミンスポンジとの併用もおすすめです。

 

食器洗い専用洗剤(中性洗剤)は何度も様々な用途で登場させているので、

「また出た……」と思われてしまいそうなのですが、

ワタクシ、本当に食器洗い用洗剤の万能さが大好きなのです。

様々なものに使用するので購入する時には必ず洗剤液が透明であること、

もしくは透明に近いものを選ぶようにしています。

色付きのものでも使用する際に、しっかりと水で薄めたり、溶いたりすれば問題ないのですが、

水で薄め足りずに色移りしてしまった経験もあるので、

安心して万能使いできるためのこだわりポイントにしています。

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ただ、ミルフィーユの層のように重ねられた手強い手垢汚れもあります。

このような時には、薬局で購入できるクレゾール石鹸液(100mlで400円ほど)が重宝します。

クレゾール石鹸液は水で薄めて使用するためコストパフォーマンスが非常に高く、

病院などでは手などの消毒液として使われていますし、家中のお掃除や消毒にも使用できます。

手の消毒液として使うのであれば100倍ほどに薄め、

消毒を兼ねたお掃除スプレーとして使用するのであれば、

お水100mlに対して3~4mlで十分です。

壁紙のお掃除であれば、これをシュッシュッと多めに吹きかけてティッシュなどで拭き取るだけ。

ランプシェードなどのお掃除に使うときも同じ方法です。

汚れを落としながら消毒まで行うことができるのでズボラチームには嬉しい限りです。

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この壁紙落としの技は、

随分と前に実家に来てくださっていた内装業者の方に教えていただいたのですが、

面白いくらい落ちるので、専用洗剤をあれこれ試すくらいならクレゾール石鹸液、

と私の頭の中にはインプットされています。

小さなお子さんがいらっしゃるお宅では、

大人の手垢だけでなくお子さんの手垢も付きやすいかと思います。

また、お客様として小さなお子さんをお招きした側も、

帰られた後に手垢に気付いて焦ることもあったりするのかもしれませんね。

もしもの時は、汚れても汚されても笑顔で居られるクレゾール石鹸液をお試ししてみてはいかがでしょうか。

※濃度は各自で調節してください。

※原液は手が荒れることがありますので、薄める際はご注意ください。

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ペットボトル温灸で体本来の温めるチカラを復活させてみませんか。 

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数か月前だったと思うのですが、医療従事者である知人と連絡をとる機会がありました。

その時交わした会話の中身といえば、そのほとんどが笑い話だったのですが、

その中に、季節柄、徐々に体が冷えている人が増えてきているという話がありました。

例えば、真夏の暑い頃に腹部などが冷たい場合は、

体質や食生活、冷房といった様々な原因から内臓が冷えていると言われています。

一方、季節が秋から冬に変わるこの時季からは、

体質や食生活といった内側からの原因や人工的な原因だけではなく、

外側(外気)からの冷えが加わり、誰でも体が芯から冷えやすく、

その冷えが体に定着しやすくなるのだとか。

代謝が落ちている方や冷え性の方は、

内側からも外側からも体を温めることを意識されていると思うのですが、

温まった状態が持続しないことが悩みだったりするのではないでしょうか。

このような状態を緩和、改善するために今からできることの中に「温灸」があるのだそう。

冷えが定着するのを防ぎながら、

体を温めればすぐに温まり、その温かさが持続しやすい状態を体に癖付けるようなイメージです。

ただ、自分で温灸をしたり、専門医にお願いするのは、

手間暇がかかりズボラな私は実践できそうにありません。

そこで登場するのが、数年前から地味に広がりつつある「ペットボトル温灸」です。

書店へ行けば関連書籍も多数ありますし、

テレビや雑誌でも時々登場しますので見聞きしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これを寒くなってから始めたのでは、

体の芯から温め直す必要があるため効果を感じられるまでに少し時間がかかる場合も。

しかし、本格的に冷える前から始めれば、

体を温める素を仕込んで温め癖をつけておくことができます。

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用意するものは、ホットドリンク専用の空きペットボトル(350ml)と、お水、沸騰させたお湯だけ。

※ホットドリンク専用のペットボトルはキャップがオレンジ色をしています。アルミ缶などのボトルは、温度が上がりやすく危険ですので使用できません。

ペットボトルに100mlほどの水を入れ、その後、80度ほどのお湯を200ml注ぎます。

これを、お灸の代わりに気になるツボに当てることで

お灸と同じような効果を得ることができると言われています。

お洋服の上からですと熱が体に伝わらないので、

温度を確かめながら直接肌に当てたり、薄手のインナーの上から当てるなどして調節します。

気になるところを温めていくのですが、まずはお腹、オヘソの辺りを温めてみてください。

お腹から、じわーっと熱が広がり、足の裏までポカポカしてきます。

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体が温まっていれば、代謝が上がり、血の巡りも良くなり、

不眠や肩こり、目の疲れやクマ、腰痛、浮腫み、肌荒れ、胃腸の不調、疲労など、

様々な症状を緩和させたり、解消させることに繋がります。

秋の夜長は、テレビを見ながら、音楽を聴きながら、読書をしながら、

体にちょっとイイことのひとつとして「ペットボトル温灸」をしてみるのはいかがでしょうか。

湯たんぽをお持ちの方は寝るときだけではなく、

リラックスタイムのおともとして使用してもいいのかもしれませんね。

 

秋は体の芯の冷えが作り始められる時季でもあるなんて。

どのような職業もそうなのですけれど、

携わっている分野で起きている傾向を俯瞰してみると、

世の中の様々な現状を垣間見ることができるものなのだと感じたひとこまでした。

毎年冷えに悩んでいるレディーの皆さん、体も気分も温めてまいりましょうか。

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忍び寄るファントムにご注意あれ。|ファントム・バイブレーション・シンドロームとは?

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友人と食事をしていたときのこと。

食事中に「ごめん」そう言って友人がバッグの中からスマートフォンを取りだしては首を傾げ、

「柊希のスマホ、鳴ってない?」と言うことが数回続いた。

食事の手を動かしながら、鳴っていないと答える私を信用できなかったのか、

何度目かの友人からの問いかけのとき、「ちゃんと確認して」と言われてしまった。

私は、人と食事をしている時は余程のことがない限り、

着信音もバイブレーションもオフにしているため、

私のスマートフォンが鳴るはずも、振動するはずもないのだけれど、

とりあえず、友人に言われるがまま確認をした。

そして、「鳴ってた?」「鳴ってない」と、再び同じやり取りを交わし、

それってファントム・バイブレーション・シンドロームじゃないの?という話をした。

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ポケットやバッグの中にあるスマートフォンや携帯電話がブルブルッと振動したはずなのに、

確認してみると何の通知も残っていなかったという経験をした事はないだろうか。

この、振動していないのに振動しているように感じる現象は、

スマートフォン依存症の一種だと考えられていて、

ファントム・バイブレーション・シンドローム(幻想振動症候群)と呼ばれている。

 

スマートフォンや携帯電話のバイブレーション機能に慣れていて、

尚且つ、仕事先や取引先、友人、知人、その他諸々の誰かしらと

常に連絡を取り合う状況が当たり前になっており、

連絡が来ていないだろうか、新しい着信やメールなどはないだろうかと、

小まめに確認することが習慣になっている人が経験しやすい現象なのだそう。

この現象を行動心理学などの視点から研究した方がいて、

ファントム・バイブレーション・シンドロームは、

人間の脳がスマートフォンや携帯電話の着信と振動の関りを覚えると、

振動に対して敏感になり、ありもしない振動にまで反応するようになることが分かったという。

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私はバイブレーション機能をほとんど使用しておらず、

他人のスマートフォンの振動にも、

自分のスマートフォンの振動にも気付かないことが多いところを見ると、

私の脳は未だ着信と振動の関りを学習しきれていということのようだ。

ファントム・バイブレーション・シンドロームのことを初めて知ったとき、

スマートフォン依存症の症状だと言い切るのは大げさな気がしていたのだけれど、

私の周りを見渡してみると、想像以上に、この症状の経験者が多かった。

以前、ソーシャルデトックスの話題にも触れたけれど、

スマートフォンに触れない時間を意識して作ることも、

スマートフォンと長く付き合っていく上で必要なことなのかもしれない。

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冒頭の友人は、その後、ソーシャルデトックスとスマートフォンデトックスを意識し始めたと言っていた。

一度学習してしまった脳が、それらの感覚を忘れるまでに、いったいどれ程の時間を要するのか。次回会った時にでも聞いてみようと思っている。

必須アイテムだからこそ、皆さんも、忍び寄るファントムにご注意あれ。

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誕生色|11月生まれの誕生色、恋染紅葉(こいそめもみじ)色の紹介。

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幸せのレシピ集では毎月、

その月にお誕生日を迎えるレディーの皆さんをお祝いする気持ちを込めまして、

今年は、生まれた月ならではの誕生色というものをご紹介しています。

誕生色の誕生については、過去に何度か触れさせていただいておりますので、割愛致しますが、

日本の伝統色は、繊細さを含んだ華やかさ、力強さ、艶やかさがあり、

名付けられた色名もとても美しいのです。

お誕生日月の方も、そうでない方も、

この機会に、この時季ならではの、季節に寄り添う和色の世界に触れて、

11月の景色を色のチカラと共に感じてみてくださいませ。

 

11月の誕生色の和名は、「恋染紅葉(こいそめもみじ)」色と言います。

 どのような色なのかと言いますと、

炎を感じさせるような夕陽が空を赤く染めたような鮮やかな赤、

そして、その太陽の残り香のような夕陽の赤に照らされた紅葉の赤色です。

恋をしたときの、心が熱く強く揺さぶられるような情熱的な赤が、

晩秋の静かな景色を優雅に、そしてダイナミックに染め上げます。

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赤は、この世の中で一番目にできた色だと言われています。

そして、赤い色は私たちが生きていく上で欠かすことができないもの、

例えば太陽や炎などをイメージさせる色でもあることから、

始まりを表す、とてもエネルギッシュな色だとも言われます。

人が長い年月を共に過ごしてきた色だからなのでしょうか。

人は、前向きな気持ちや、やる気に満ち溢れているとき、

元気を補いたいと感じているときなどに赤い色に惹かれる傾向がありますので、

恋染紅葉(こいそめもみじ)色に惹かれた時には、

色からのメッセージや色のチカラを味方につけてみてはいかがでしょうか。

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ここへ足を運んでくださっている11月生まれのレディーの皆さん、

お誕生日おめでとうございます。

今年もお祝いの言葉を贈らせていただけることを嬉しく思います。

日々の中のいろいろを、悔いのないように思いっきり楽しんで下さいませ。

時には、ふーっと、心と体を緩めることも忘れずに。

あなたの新しい1年が、温かい愛で艶やかに染まる1年になりますように☆彡

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