先日、寝相と深層心理のパターンをご紹介させていただきましたが、
ご自分やご家族の寝相を知ることはできましたでしょうか?
今回は、もう一つの視点、
寝相が教えてくれる体内の状態をご紹介させていただきます。
私たちが眠っている時というのは、自分の心身が一番リラックスできる姿勢や、
休息できる姿勢を無意識にとっています。
今の自分の無意識の状態を寝相を使って、心理テスト気分でチェックしてみてくださいませ。
【王様型-足を伸ばしている】健康な状態です。
実は、仰向けで眠ることは、とても体力を要します。仰向けで無理なく眠ることができるのは、心身ともに健康で、特に心配な部分もない、良い状態のようです。
【王様型-片足を大きく開いている】骨盤の歪みや顎が開いている可能性があります。
仰向けで落ち着くけれど、片方の足を外側に大きく開くと体が気持ちいいという方は、開いている足と同じ側の顎が開いているのだそう。顎関節症の人は、この寝相になりやすいとも言われています。また顎の歪みが股関節を痛めるとも言われていますので、股関節が痛い方は顎のチェックをされてみるのもいいかもしれません。
【王様型-膝を立てている】足腰がお疲れです。精神的緊張を感じている場合もあります。
眠っている時に膝を立てるのは、足腰に溜まっている疲労を和らげようとしているサインです。そして、その時に膝を立てた状態で足組みもしている場合には、脚の疲れがピークに達しています。また緊張している場合やデリケートな性格の方にも多く見られる寝相のようです。足腰を労わったり、リラックスできる空間や時間をもって緊張をほぐしたりしてみましょう。
【胎児型や半胎児型の横向き寝-右側を下にしている】消化器系、特に胃がお疲れのようです。
横向きで寝ている場合、左右どちらを下にしているかによって、お疲れ部分が違います。右を下にしている時は、消化器系、特に胃が弱っていることが多いようです。疲れている臓器を上にして体温を下げ、臓器を休ませようとしているのだそう。そして、左右問わず、この横向き寝はお顔に300g~800gもの負担がかかっているのだとか。この負担が歯並びや噛み合わせに悪影響を与えたり、お肌のたるみの原因にもなるので美容のためには直したいところ。まずは、内臓を気遣ってあげてくださいませ。
※右手を上げている
右向きで寝ていることに加えて、更に右手を上げていた場合は、重度の飲みすぎ、食べすぎです。右手を上げると肋骨が広がるので、胃の周辺が緩んで楽になります。この楽な状態を求めて体が右手を上げる寝相をします。翌日のメニューは胃腸に優しいものを召し上がれ。
【胎児型や半胎児型の横向き寝-左側を下にしている】お酒の飲みすぎで肝臓がお疲れです。
右の肋骨の下には肝臓があります。この部分を上にするということは、肝臓がかなりお疲れです。お酒だけではなく、添加物の摂取量が増えていたり、食事のバランスが崩れていたり、味の濃いものが多かったり、といった理由から肝臓に負担がかかっている状態です。左を下にして眠ると、心臓や胃、小腸、大腸などの消化器系を圧迫します。できるだけ肝臓を労わって、他の臓器への不要な負担を軽減させてしまいましょう。
【バンザイをして寝ている】肩、首、目がお疲れです。
バンザイをすると体も伸びて気持ちいのですが、肩、首、目が疲れているサインです。すべてに繋がっている部分の筋肉が凝り固まっているので、手を上にあげて楽な姿勢をとっているのです。目や手先を使う仕事をしていたり、パソコンやスマートフォンを長時間使用する人に多い寝相のようです。一見、体に良いことをしているようにも見えますが、お布団から肩や腕を出しているので、その部分が冷えて血流が悪くなりコリは悪化します。手を上げていると呼吸も浅くなるので寝ても疲れが取れない事も多いようです。
【胎児型や半胎児型の横向き寝-両膝を抱えている】内臓全般がお疲れ、悩みごとがある場合も。
内臓を守ろうとしている姿勢は消化器系が疲れているサインです。両膝を抱え込むという行動は、心理的には不安を抱いているサインでもあります。悩みごとが無い場合でも無意識下で何かを気にしているということもあります。内臓を労わってリラックスする時間を作ってみましょうね。
【うつ伏せ型】消化器系がお疲れのようです。極度のストレスを感じられていることも。
消化器系が弱っているときや、極度のストレスを感じている時のサインがうつ伏せ寝です。ただ、この寝相を長時間続けていると腰や首に負担がかりホルモンバランスが悪くなる場合や、腰痛を引き起こすこともあるようです。新たな不調を招く姿勢でもあるので癖になってしまう前に元の原因を取り除くようにしましょう。
【抱きつき型】慢性的な不安や心配を抱えていることがあります。
身体の不調というよりは、精神的な不調や性格からのサインのようです。現代社会は不安や心配ごとがつきものなのです。自分自身を労わる時間もしっかりと作りましょうね。
寝相と体の状態はどうでしたか?
私は時々、朝起きるとバンザイをしている事があります。
肩、首、目の疲れということなので、
疲労がたまってくるとバンザイをしてバランスを取ろうとしているようです。
体の不調を知らせてくれる寝相は、
体内を休めようとしているサインですので直す必要はないようですが、
あまりにも続くようだと骨盤が歪んでしまったり、
バンザイによって肩が冷え、筋肉のコリが悪化する場合もあります。
体の内側を早めに気遣ったり、気分転換をしてストレスを減らしたりしながら過ごすのが良いようですね。
その際、内臓を労わるコツのひとつとして、先日お話させていただいた
血液型からご自分やご家族の紹介が得意な食べ物、苦手な食べ物を知ってみるのもいいかもしれません。
日常の小さな変化に気づいて、より心身ともに笑顔で過ごせるヒントになれば幸いです。
※下記のA型の記事から全血液型の記事へ移動できます。
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