先日、友人と話をしていたのですけれど、
年末年始のカロリーオーバーの土台は秋に作られているのでは、という話になったのです。
秋の味覚を味わっているうちに、
普段よりも気持ち多めの量を食べられる体が着々と作られていき、
美味しいものを受け入れられる体が仕上がった頃に、
避けては通れぬ年末年始のイベントがやってくる。
そして、新年早々、「ダイエットに励まなくては」と思う方々がどれ程の数いるのだろうか、と。
そのような話を、その道のプロにポロッとこぼしたところ、
ちょっとしたブームになった『酢キャベツ(キャベツのピクルス)』の習慣を今のうちにつけておいたら?と提案されたのです。
幸せのレシピ集では、様々な視点から見たレスキューメニューのひとつとして
『玉ねぎのピクルス』をご紹介させていただいたことがあるのですが、
玉ねぎが苦手な方でも酢キャベツなら食べやすいかと思いますので、
カロリーオーバーの土台を体に定着させない為に、『酢キャベツ』のことを覗いてみませんか。
【酢キャベツは、こう作る】
まずは、簡単に作れるのかしら?と思われている方のために、先にレシピから。
【1】用意するものは添加物の入っていないお酢、キャベツ、容器の3点です。タッパーや空き瓶を使う際には、煮沸消毒やアルコール消毒など、容器に適した消毒を行ってから使うようにしてくださいませ。私は、この消毒の手間を省きたい時にはジップロックなどを利用しています。
【2】キャベツをしっかりと水洗いし、千切りにします。早く食べたい、お酢をしっかりと染み込ませたい場合は細めに。
【3】お使いになる容器にキャベツを入れ、お酢をひたひたになるまで入れ、(ジップロック使用の場合は空気を抜いて)封をします。千切りの太さにもよりますが、1週間前後ほど冷蔵庫で寝かせたら出来上がり。寝かせることでお酢がまろやかになります。取り出す際に、毎回清潔なお箸を使うことで1週間~10日ほどの保存も可能です。
【アレンジ】私は、少し甘めのものを欲したときには、オリゴ糖とローリエの葉、ブラックペッパーと冷蔵庫にあるお野菜をプラスすることもあります。
【嬉しい効果とは?】
酢キャベツなので、お酢とキャベツのダブル効果が期待できるのですが、
まず、キャベツに含まれている食物繊維が、体内の余分なものを排出してくれます。
そして、キャベツに含まれているその他の成分は、
肝臓の働きを強くしてくれたり、解毒効果を促してくれたり、
がん細胞の増殖を抑えてくれたりと肝臓をしっかりとサポートしてくれます。
もちろん、ビタミンCとお酢との相乗効果で、シミ、シワ、ハリといった美肌サポートも。
お酢は、血糖値が急激に上がるのを抑えてくれる上に、脂肪も燃焼してくれますし、
疲労回復や免疫力を高めるとも言われております。
ダイエットと美肌ケアを行いながら、肝臓を労わり、
免疫力を上げて、疲れも取り除いてくれるなんて、大人が喜ぶレスキューメニューです。
酢キャベツは、そのまま召し上がっても良いですし、
お料理の付け合わせにしても良いですし、
他の食材と合えて小鉢メニューにしても良いので、
今年の秋冬は、いつもの食卓に酢キャベツをプラスして、
カロリーオーバーの土台を体に定着させない体づくりをしてみませんか。
我が家の冷蔵庫には、食べ頃まであと少しの酢キャベツが眠っております。
できる事を、できる時に、できる分だけで大丈夫。
お酢とキャベツがお嫌いでなければ、
日常が慌ただしくなる前に、柊希と一緒に酢キャベツライフ、始めませんか。