真夜中にガバッと跳ね起きた。
久しぶりに、それはそれは恐ろしい夢を見たのだけれど、
夢の中で、「これは、夢だ!」そう気が付いたと同時に目が覚めたのだ。
そのまま眠ったのでは夢の続きを見てしまえる気がしたものだから、
ベッドから抜け出してキッチンへ向かった。
こういう時はお白湯に限る。
ウォーターサーバーからお湯を出し、
そこに冷水を少し加えて温度を調節したものにレモン果汁を少し垂らして、
ゴクゴクと喉を鳴らした。
寝相は良い方なのだけれど、どうも膝から下をお布団から出す癖がある。
きっと、私なりの体温調節なのだろうけれど、
冬に、この体温調節が発動すると膝から下が保冷剤並みに冷えて、
思わぬ厄介ごとを招くことがある。
その一つが、その日の夜のような悪夢だ。
夢の内容は心理的なものが反映されていることもあるのだけれど、
単純に体が冷えを感じているときというのは、
寝ているときに限らず体が緊張状態になっていることが多く悪夢を見やすいと言われている。
そして、体が冷えた状態での眠りは浅いものになりがちで疲労も取れず、あまり良いことはない。
私のように寝相によって手や足、体を冷やしてしまうのも良くないけれど、
寝相は良いけれど体自体が芯から冷えている場合にも同じようなことが起こるのだ。
寝つきの悪さは体の冷えを知らせるサインのひとつだけれども、
嫌な夢を見てしまうことも冷えを知らせるサインのひとつです。
もし、嫌な夢を見てしまったなら、
体が冷えていないかボディチェックをしてみてはいかがでしょう。
冷えている場所や冷えやすい場所は人それぞれですが、
冷えている場所を小まめに温めることで、
眠れるようになり、眠れたことで疲労を取り除けるようになり、
体本来の機能がしっかりと働くようになるため、様々な不調が緩和していきます。
こちらでも様々な視点から冷え対策のお話をさせていただいておりますが、
温める際には、体の内側からも外側からも小まめに温めて、
体の芯に温かさの素を作るのがポイントです。
そして、体が温められると様々なコンディションが上がるだでなく、
夜に見る夢の内容だって変わってきます。
これは、おまけのようなものだけれど、怖い夢や嫌な夢を見るよりも、
どうせ見るならハッピーな夢が良いと思うのは私だけでしょうか。
今夜も温かいお食事と暖かいルームウェアで、
優しい時間と素敵な夢の時をお過ごしくださいませ。
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