ここ数年、珪藻土のバスマットを使う知人が増えた。
珪藻土(ケイソウド)は、土ではなく水生植物(珪藻植物)が、長い年月を経て硬い管状の形と無数の穴を持つ化石になったものです。
これを加工してバスマットにしてあるのですが、吸水性、速乾性に優れているので
お風呂上りのバスマットがジトッと濡れたままという事が無く、雑菌、カビなども心配もなく、お洗濯までもが不要だという商品です。
私はコットンの肌触りが好きで、バスマットを毎日洗うこともあまり苦ではないため
珪藻土バスマットは完全にスルーしていました。
ただ、周りが「イイよ~」と言うものだからどんなものなの?
とネット検索してみると「食べる珪藻土(ケイソウド)」というワードを発見。
私は、マットよりもそちらが気になる!!と鼻息荒く「食べる珪藻土(ケイソウド)」についての情報収集を始めました。
珪藻土(ケイソウド)は、不要物を捕捉する濾過助剤、乾燥剤(だからバスマットに)、建材、保温材、研磨剤などとして私たちの生活の中で使われてきました。
だけれども、最近では珪藻土(ケイソウド)の主成分であるケイ素は、美容と健康のミネラルと呼ばれ、サプリメントとしての人気が高いのだとか。
体内でケイ素を作ることはできないので、お野菜などから摂取する必要があるのですが、今のお野菜は昔ほどケイ素を含んでいません。
また、ケイ素を多く含む食べ物に「わかめ」がありますが、毎日200g食べてようやく1日に必要なケイ素を摂取できるのだとか。
食事で1日に必要な量を摂取しつづけるのは非常に困難です。
このような理由からも、現代人に不足している栄養素の一つにケイ素があげられているようです。
珪藻土(ケイソウド)を摂取したとして、私たちの体にどのような良い影響があるのか?
とてもたくさんの効能があるのですが、身近で特徴的なものをざっくりとまとめると、
体内に溜まっている有害物質を吸着して体外へ排出。
爪や骨、歯、髪の毛、細胞などを強くし育て、免疫力を上げる。
お腹の調子を整えるので、結果として美肌と健康に効果的。
などの効果があるようなのです。
ただ、口に入れるわけですから、珪藻土(ケイソウド)の中から不純物を取り除いた高品質なものを選ぶ事が絶対条件です。
私の頭の中から珪藻土(ケイソウド)のバスマットは完全に姿を消し、信頼できる食べる珪藻土(ケイソウド)探しが始まりました。
パートナーには「え?土、食べるの?」と怪訝な顔をされてもめげません。
いや、内心私も「珪藻土ね~、実際には土じゃないけれど、植物の化石だけど…効果あるのかな~?」などと思ってはいるのですが、
試してみない事には分からないですし、幸いにも私の体や皮膚は有害なものに非常に敏感なので、自分の体を信じて入手した食べる珪藻土(ケイソウド)を現在トライ中です。
食べる以外にも入浴剤として使ったり、歯磨き粉やパックとしても使えるのですが、
入浴剤、歯磨き粉、パックとして使いますと、不要な角質や汚れがスッキリと取り除かれてスキンケアの効果等がグンッとあがることは実感できました。
他にも変化は感じているのですが、じっくりとお試しをしてみて気のせいではない変化を感じる事が出来た時には、どこかのタイミングでお伝えできたらと思います。
※ご興味ある方は、下記リンクより続きをどうぞ(2016/10/27)
このような栄養素を知るたびに、現在私たちが口にしているお野菜などから消えつつある成分に触れ、その原因について、自然について、考えさせられたりもします。
そして、とても微量だけれども、生きていく上で欠かすことのできない栄養素の存在にも気づかされて私たちの体は色々なもので出来ていることを知ります。
自分のことは自分が一番よくわかっているというけれど、言い切れる程は知らないのかもしれませんね。
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