幸せのレシピ集

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食中毒を引き起こす菌を跳ね返せる体内環境をつくりましょう。|体内環境応援食材を数珠つなぎでご紹介。

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梅雨の文字を目にするようになると食中毒の話題が、ちらりちらりと顔を覗かせる。

小さなお子さんやご高齢のご家族などがいらっしゃると、特に気になる話題ではないでしょうか。

体力、気力共に安定している年代であっても、疲労やストレス、睡眠不足などから免疫力が落ちているところを菌に狙われると、ダメージを受けることも珍しいことではありません。

うがい、手洗いなどの外側からのアプローチもしつつ、もし体内に菌が入ってきたとしても、それを跳ね返せる体内環境に整えて予防したいものです。

今回は、菌を跳ね返せる体内環境応援食材のお話です。

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【梅干し】

私がズボラで欲張りゆえ、健康も美容もアンチエイジングも、全てを網羅するような、一石二鳥以上の効果を持つ食材をご紹介させていただくことが多いのですが、梅干しも、その代表格です。

梅干しに食中毒予防効果がある事は有名です。

梅干しにはクエン酸をはじめとしてたくさんの酸が含まれています。

これらの酸には殺菌作用があり、食中毒の原因菌を死滅させる作用があるのです。

ですから、食中毒が多発する時期になったら梅干しを食べておきましょう。

それに、梅干しにはアンチエイジング効果だってあります。

【お酢】

梅干しのご紹介の中で「クエン酸」が出てきましたが、梅干しが苦手な方はお酢を使って予防してみてはいかがでしょうか。

お酢に強力な殺菌力があることはご存知かと思いますが、ほとんどの菌はお酢の中で10分以上は生きられないのだそう。

また、お酢には身体に入ってきた病原菌を殺菌する効果もあるので、日常的にお酢を摂取している方が風邪をひきにくいのは、この効果です。

お料理に使うのもいいのですが、お漬物やピクルスなどの常備菜にしておくと、毎日少しずつ口にできますので続けやすいかもしれません。

お酢の殺菌力は腸内で大腸菌などの有害細菌を減らしてくれるだけではなく、食材の消化吸収も高めてくれます。

これは、カルシウムの吸収率もアップさせますので、骨密度ケアにも繋がりますし、

腸内環境が整うということは、美肌効果、アンチエイジングにもつながります。

お料理、常備菜、お酢ドリンクなど、

ご自分にあった方法でお酢を体に届けるようにするのはいかがでしょうか。

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【ヨーグルト】

お酢のご紹介の中で「腸内環境」というキーワードが出てきましたが、健康も食中毒予防も美肌にも腸内環境はとても大切です。

というわけで、次はヨーグルトも食中毒予防に効果的、というお話しなのですが、食中毒の主な原因というのは、免疫力の低下だと言われています。

もちろん、食中毒に限ったことではなく、免疫力を上げて維持しておくことは、女性ホルモンを整えるのと同じくらい、私たちにとって要チェック箇所なのです。

夏場は暑さで食欲の低下と共に、免疫力も下がるので食中毒も多くなりがちです。

そのような時にお勧めの食べ物がヨーグルトです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌が免疫力を高め、腸の働きを正常に保つ効果を持っています。

また、乳酸菌は、O-157のように強力な毒性を持った菌の活動も抑えます。

腸内環境を整えて体の中に余計なものをため込まない様にすることもポイントです。

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【にんにく】

ヨーグルトに含まれる乳酸菌が、O-157の菌の活動を抑えることができるとご紹介させていただいたのですが、殺菌はできないの?と思われた方もいらっしゃるかと思います。

とても強い毒性をもった菌ですが、にんにくにはこの菌を殺菌できる力があるようです。

にんにくと聞くと滋養強壮やドラキュラのイメージがありますが、殺菌作用にも優れている食材です。

においに気を使わなくてはいけないのですが、幅広いメニューに対応できますし、殺菌できるだけではなく血液をサラサラにしてくれたり、免疫力をアップさせたりという効果もありますので、上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

どうしても、においと味が苦手という方は、ドライフルーツのプルーンのような味わいで、においも気にせず口にすることができる黒にんにくもおすすめです。

いかがでしょう。

何か無理せず取り入れられそうな食材はありましたでしょうか。

もう少しお手軽なものをという方もいらっしゃるかと思いますので、あといくつか、ご紹介させていただきますね。

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 【シソ・大葉】

シソには赤紫蘇、青紫蘇とありますが、大葉は青紫蘇のことを指しています。

素麺や冷奴の薬味やお刺身と一緒に出てくるシソですが、このシソにも食中毒予防効果があります。

薬味にしたり、天ぷらにしたり、フライのアクセントとして使ったり、お肉やお魚のソースに刻んで混ぜ込んだり、パスタや混ぜご飯、チャーハンなど、日々のメニューに取り入れやすい食材です。

他の食中毒予防の食材と組み合わせながらいかがでしょうか。

そして、このシソは美肌効果も期待できる食材なのだそう。

最近、肌が荒れているなと感じられている方は、シソをモリモリ食べるとお肌がしっとりと落ち着きを取り戻します。

私も、季節の変わり目などに肌の調子が揺らいでくると千切りにしたシソをたっぷりサラダに加えて天然サプリメントとして利用しています。

【ワサビ】

アンチエイジング効果もあるワサビですが、皆さんもご存知の通り非常に殺菌作用効果の高い食材のひとつ。

このため、お刺身などの生魚には欠かせないものになっていますよね。

私はドレッシングに混ぜたり、ステーキソースを作るときなどにも利用しています。

和風のドレッシングですと相性もいいので、少量混ぜてお試しされてみてはいかがでしょうか。

刻んだシソをさらにプラスして、いつもの和風ドレッシングを食中毒予防ドレッシングにアレンジしてもいいですね。

【紅茶】

最後にご紹介するのは、紅茶です。

これは、私が海外生活をしていた時によく言われておりました。

紅茶には殺菌効果があるため、食後に紅茶を飲むと食中毒を防止になるのだとか。

しかも紅茶には口臭予防と歯周病予防のおまけつきです。

食後のほっと一息の時間が、気づかぬうちに様々な効果に一役買ってくれます。

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お伝えしきれていないことが、まだまだあるように感じているのですが長くなってしまいましたので、今回の食中毒予防に効果的な食材のご紹介はこの辺でお開きとさせていただきます。

食中毒予防という視点だけではなく、せっかく生活の中に取り入れるのであれば、様々な嬉しい効果を欲張ってみてはいかがでしょう。

何かしらのヒントにしていただけましたら幸いです。

今日も皆さんと、皆さんの大切な方々が元気に笑顔で過ごされていますように☆彡

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