ご近所に数店舗ほど、よく足を運ぶフラワーショップがあります。
贈り物をお願いするならこのお店、
とにかく鮮度が抜群にいいお花が欲しい時はこのお店、
切り花だけではなく鉢植えやマニアックな観葉植物まで揃っているのはこのお店、
とそれぞれにそれぞれの特徴や良さがあり、
その違いを味わうのも足を運んだ時の楽しみのひとつです。
先日もお店の前を通りがてらお花を覗いていたのですけれど、
やはり、この時期はどこのお店でもポインセチアが豊富です。
ポインセチアはクリスマスフラワーと呼ばれることもあり、
お花は中央にある小さな黄色い部分で、
この小さな部分を赤く色づいた葉っぱのような部分(苞-ホウ)が守っています。
緑色の部分とパッと目を引く赤のコントラストがクリスマス気分を盛り上げてくれます。
このグリン×レッドの定番カラーの組み合わせも素敵なのですが、
他にもグリーン×ホワイトの組み合わせ、グリーン×ピンクの組み合わせ、
グリーン×イエローの組わせ、ラメパウダーで装飾されたものなどがあります。
ポインセチアは、お花の少ない季節を華やかに彩ってくれる頼もしい存在です。
そして、扱いやすい上に長期間楽しむことができる点も魅力。
大切に育てることができたなら、
毎年小さな可愛らしいお花を咲かせ葉っぱを鮮やかに色付かせてくれる植物です。
我が家は自宅の雰囲気に合わせて定番カラーのレッドと
グリーン×ホワイトとの2タイプを準備し、
好みでセルフネイルで使うような粒子が細かいラメやパールパウダーを
刷毛でふわっと乗せて楽しみます。
※ネイルをすることがない方は100均などで販売されている少量のラメ、パールパウダーなどをお好みで用意されると無駄を出さずに使いきることができるかと思います。
これは私一個人の感想なのですが、
これまで、グリーン×ピンクの組み合わせは発色にムラがあるように感じていたのです。
ですが、改良者の皆さんの努力のおかげでしょう。
年々この組み合わせの発色も良くなってきており、
今年は素敵なグリーン×ピンクの組み合わせのものを取り扱っているところが多い印象です。
ですから、今年はスタイリッシュなのに可愛らしくて優しい雰囲気を纏った
グリーン×ピンクのポインセチアにも惹かれております。
そして、このピンクのポインセチアはプリンセチアという素敵な名前があり、
日本で品種改良された日本生まれのポインセチアですので、
見かけられました際には、その素敵な色合いをひと目ご覧くださいませ。
ポインセチアの原産国のひとつメキシコでは古くから、
ポインセチアの赤く色づいた葉っぱのような部分(苞-ホウ)からは赤い色素を摂り、
切った部分から出る白い樹液は解熱剤として使っていたのだそう。
とても大切に扱われていた植物だったことが分かるポインセチアの伝説も残っております。※ご興味がある方は下記リンクからどうぞ。
ポインセチアにはの花言葉は色によって異なりますが、
定番のグリーン×レッドの組み合わせの花言葉は、
聖なる願い、聖夜、祝福、私の心は燃えている、といった力強いものです。
これは、葉っぱのような部分(苞-ホウ)の赤色が、
キリストの血と永遠の命を表わす聖なる色とされていることから来ているようです。
そしてもうひとつ。
日本生まれの愛らしい色合いのピンクのプリンセチアは、
思いやり、清純という花言葉なのだそう。
お部屋に飾るだけで優しくてまあるい気分になることができそうな気がいたします。
ポインセチアは手のひらに乗せられるような小さなサイズのものも登場しています。
お好きなポインセチアでお部屋を彩ってみてはいかがでしょうか。
関連記事: