冷蔵庫から取り出したデザートヨーグルト片手に映画鑑賞。
至福のひとときのひとつである。
私はライフスタイルが不規則で、遅い時間に夕食を摂ることも多いため、ヨーグルトは夜に口にすることが多い。
以前、『腸内環境を整えるための乳酸菌を摂るベストタイミングとは?』のタイトルのもと触れたことがあるのだけれど、
※ご興味ありましたら下記リンクからどうぞ。
乳酸菌は摂取するタイミングによって働き方が変わるそうなので、悪玉菌が増えやすいであろうライフスタイルを送っている私は、こまめに善玉菌を増やすべく、ヨーグルトは夜に食べることが多い。
「絶対に夜」と決めて食べている訳ではないのだけれど、夜に食べるヨーグルトの方が美味しいと感じるところをみると、多分、私の体は善玉菌を増やして欲しいのだろうと思ったりもしている。
日本には様々な菌を使ったヨーグルトが売られているため、自分の体調や体質にあった菌を使っているヨーグルトを見つけるのは簡単ではないけれど、
気分転換や暮らしの中での小さな冒険を兼ねて、様々なヨーグルトを食べてみると様々な乳酸菌で、腸内環境をより充実させることができるようにも思う。
先日、切らしていたプレーンヨーグルトを購入しようと売場へ向かうと、ホットヨーグルトを薦めるポップに目が留まった。
外国暮らしをしていたときに、ヨーグルトを電子レンジで温めて食べるご家庭があったのだけれど、それ以来、初めて目にしたホットヨーグルトという言葉に、思わずポップを覗き込んでしまった。
ヨーグルトは、40度前後の人肌温度にまで温めてから食べると、美容や健康への嬉しい効果が増すという。
このカラクリは、乳酸菌が冷たい環境では働きが鈍り、38度から40度辺りまでの人肌温度の環境では活発に働く性質によるものなのだそう。
冷蔵庫から取り出したばかりのヨーグルトも、体の中を移動しながら体温で温められて腸に届く頃には活発に動くことができるような状態に変化するようなのだけれど、
体の芯、内臓が冷えている方などは、乳酸菌本来の動きが出来るず、ヨーグルトの効果を感じにくいこともあるというのだ。
だから、ヨーグルトを温めて食べるということは、乳酸菌がいつでもフル活動できる状態で体内へと送り出すことになるのだそう。
温め方は、電子レンジで様子を見ながら温めて適温を見つける必要があるのだけれど、
目安としては、ヨーグルトが分離してしまったら温め過ぎとのこと。
私は、ポップで紹介されていた「少量のお水を加え、時々混ぜながら温めると分離せずスムースに温めることができる」という説明通りの方法で、簡単に温めることができたのだけれど、
温めたヨーグルトは気持ち酸味が強くなったように感じたため、酸味が苦手な方はジャムやヨーグルトソース、ハチミツなどをトッピングすると良いのではないかと。
ホットヨーグルトの注意点は、アツアツに熱してしまうと乳酸菌が死滅してしまあうため、人肌くらいの温度がベストだということ。
ヨーグルトが体に良いことは知っているけれど、世の中で言われているほどの効果を感じたことはないという方は、ホットヨーグルトで様子を見てみるのも良いのではないかと思う。
友人家族が、ヨーグルトは温めて食べる方が体に良いと言っていたのだけれど、理由を聞いても「昔からそう言われているから」と曖昧な答えしか返ってこなかったこともあり、
記憶から消されかけていたのだけれど、こういうことだったのかと遅ればせながら腑に落ちたところである。
体を冷やさず、代謝を落とさずにヨーグルトの効果を感じたい方は、ヨーグルトレシピのひとつにホットヨーグルトを加えてみるのはいかがでしょう。
暮らしの中で、“ちょっぴりカラダにいいこと”を楽しむヒントにしていただけましたら幸いです。
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