久しぶりにフリーズドライ加工してある柚子皮を見つけたため、買うことにした。
商品による当たりはずれがなく何かと使えるため、見つけたときに買うようにしている一品である。
このような捨てられることが多い皮部分を使った食材、柚子皮や陳皮と呼ばれるミカンの皮などを目にすると、食材はホールフードとして食べることで、よりバランスよく栄養を取ることができるのだろうと思ったりする。
ホールフードとは、素材丸ごとを指し、食材を余すことなく丸ごと食べるという意味がある。
お野菜やフルーツなどは、皮と果肉の間に栄養がたっぷりと含まれているため、皮ごと食べると良いと聞くことがあるけれど、簡単に言うならば、あのようなことである。
そして、ホットフルーツという言葉も、見聞きする機会が増えているけれど、
フルーツを皮ごと焼くことで、皮に含まれている様々な栄養素が果肉部分へ浸透するそうで、ホールフードに近い状態で食べることができるという。
今回は、ホールフード、ホットフルーツの視点を絡めつつ、いつでも手軽に手に入れることができるバナナのお話を少しと思っております。
ご興味ありましたら、のぞいていって下さいませ。
バナナと言えば、手軽に栄養補給や腸内環境を整えることができるお助けフルーツのひとつ。
浮腫みの緩和や体内デトックスに欠かすことができないカリウム、脂肪燃焼を助けてくれるビタミンB群、細胞が錆びないように働いてくれる抗酸化成分もたっぷり含まれていると言われています。
細胞が錆びないように働いてくれるということは、アンチエイジング効果だけでなく、免疫力を上げたり、生活習慣病の予防、がん予防など、気になること全ての土台に働いてくれるということです。
捨ててしまう皮の部分にも、これらの栄養素は含まれているのですが、
他にも、目を健やかに保つ成分や、疲れや心配事などからくる神経の高ぶりを抑えてくれる成分なども含まれていますので、
バナナを丸ごと美味しく食べられたなら、思う以上に心強いのです。
この美味しくて心強いバナナは、熱を加えることで皮の栄養素が中身に溶け出し、栄養がより体内に吸収されやすい状態に変化します。
吸収性が高まるだけでなく、体を冷やしやすいというバナナの特徴を優しくカバーしますし、
腸内環境を整える善玉菌や一部の栄養素は、熱を加えたことで、そのまま食べるよりも増すといいます。
季節の変わり目、特に春か梅雨を挟んで夏に向かうこの時季は、寒暖差や公共施設内の冷房などによって思っている以上に体が冷えやすいときでもありますし、
ゴールデンウィーク休暇での疲れ、ゴールデンウィーク中のお仕事での疲れなども溜まります。
ですから、このような時季は焼きバナナで美味しくボディメンテナンスをしてみるのはいかがでしょう。
焼きバナナは、茎の部分をギリギリまで切り落とし、背中側に切り込みを入れます。
バナナの背中側に入れる切込みは、エビの背ワタを取るときに入れる切込みのようなイメージで、スーッと一本の線を入れます。
これを、皮が真っ黒くなるまでフライパンで焼くだけ。
私はフライパンで焼いてしまうのですが、トースターで焼いても良いかもしれませんし、
これからの季節は、“アウトドアでホットフルーツ”というのも楽しいトライになるのではないでしょうか。
あとは、猫舌の方は口の中を火傷しないように気を付けながら、アツアツの中身をスプーンで美味しくいただくのみ。
ホットフルーツは、フルーツの栄養を丸ごと摂ることができるだけでなく、栄養価や甘味も増しますので、よろしければ、バナナ以外のフルーツでもお試し下さいませ。
今日もここへ足を運んでくださった皆さんと、皆さんの大切な方々が健やかでありますように☆彡
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