タートルネックやマフラーなどで首の辺りを覆うことが多かった秋冬の間
あまり気にすることがなかった首とデコルテ部分。
温かくなるにつれて首元も少しずつオープンになっていきますが、
ご自分の首とデコルテの状態はいかがですか？
「首もとを見ればある程度の年齢がわかる」と言われているように、
首とデコルテ部分は、思っている以上に人の目に留まりやすいパーツです。
小さな子供たちは大人を下から見上げる事が多いのですが
首のシワで年齢層を無意識に判断していることもあるのだとか。
逆に考えれば、首やデコルテのケアをしておくと
若々しさやみずみずしさの底上げができるということ。
首のシワやたるみなどを無くすためにケアするのではなく
本来の自分が持っているお肌の力を目覚めさせることで
シワやたるみを目立ちにくくしてみませんか？
【お顔と首の皮膚の違いは？】
お顔と首は一枚の皮でつながっているのですが皮膚の性質が異なります。
首はお顔より横方向のキメが深いので横シワが目立ちやすいのです。
そして、お顔の皮膚は表情筋と直接繫がっているのですが、
首の皮膚は筋肉との間にすき間があって繫がりが弱いので
お顔よりもたるい易いのが特徴です。
【首にシワができる原因は？】
・加齢によって首や頭部を支える筋力が低下
・ＵＶ対策不足やストレスで活性酸素が増加しコラーゲンが断裂してしまう
・スキンケア不足
・乾燥による肌のバリア機能が低下
・枕が高すぎて首に負担をかけている
・新陳代謝が低下し首の肌の生まれ変わりが遅れる
・パソコンやスマートフォン、読書、新聞など
長時間うつむいたままの姿勢を続けることによる、
血行不良からくる肩や首のコリや頭痛など
肩や首のコリは首のシワが出来てしまうというサインでもあるようです。
強い力ではないけれど、
こうして首やデコルテに触れるということはマッサージ効果もあります。
首や肩のコリは美容と健康の両方の面に繋がっています。
ということは、その部分をケアしておくことは一石二鳥以上が狙えるポイント！ですね。
【首とデコルテは、どういうケアをすればいい？】
毎日行っているお顔のスキンケアを
首やデコルテにもしてしまいましょう。
化粧水、乳液、クリーム、美容オイルなど、
お顔にしているケアを行ったら、
そのついでに首とデコルテにもなじませましょう。
普段よりも少し多めの分量を手に取って
使い切るつもりで首やデコルテに伸ばしてしまうのです。
いつもスボラ発言をしていても恥ずかしさには慣れませんが、
私はあれこれ考えたり、首専用のケア用品をプラスする事は面倒なので、
お顔のスキンケアをそのまま首やデコルテにも行います。
『お顔というのは首やデコルテも含む』という感覚です。
お手持ちの物ですぐにお試しできますので、
まずはスキンケアの範囲を広げてみてください。
【注意する点は？】
お肌の強い方や、首のケアを頑張るぞ！と意気込んでしまうと
「マッサージのしすぎ」という落とし穴にはまってしまいます。
マッサージのしすぎは、お肌を傷めてしまうので、
優しく、程よく手を抜いて行うのがポイントです。
例えば、化粧水を出しすぎてしまったなー。
お顔だけでは使い切れなかった残りが手のひらにあるけれど
洗い流すのはもったいない。
首につけちゃえ！デコルテにつけちゃえ！
あら、出しすぎたけれど使い切れたわ。
そのようなイメージや感覚で十分ですし、その方が長続きします、きっと。
【これもついでにプラスしましょう】
ここで見落としがちなのが、ＵＶケアです。
お顔だけに意識を集中してしまうと、
首やデコルテ部分が日焼けをしてしまったり、くすんできたりしてしまいます。
『お顔というのは首やデコルテも含む』を思い出してみてくださいね。
シワは経験を重ねてきた証で恥ずかしいものではないと思うのです。
笑いシワなんて特にそうですよね。
だけれども同時に、
いくつになってもシワのないハリのあるお肌でいたいと思うのも
これまた女性の本当の気持ち。
両方を大事にしながら
今日よりも明日、明日よりも明後日の自分に自信が持てたのなら、
何だか心の奥から新しいチカラが湧いてくるような気がしませんか？
色々な視点がありますが、
今回は「首やデコルテケア」をフォーカスしてみました。
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