フラワーセラピーのタイトルの元、
お花が持っている効果を様々な角度からご紹介させていただいています。
冬とは違い、エネルギッシュで色鮮やかなお花を
出勤途中のいつもの通り道や出先で見かける機会も多いのではないでしょうか。
お花を見かけたとき、「あら、こんなところにお花」そう思って目にとめるだけで
人の脳はリラックスした時に出るアルファ波という脳波を出すのだそう。
このアルファー派が増すと、心身の不調や日常の疲れやストレスが軽減したり、癒されたりします。
是非、この時期だけの天然サプリメントをお花から受け取って下さいませ。
さて、今回ご紹介させていただくお花は、梅雨の時期の顔とも言える「紫陽花」です。
私は、この紫陽花が大好きで、好きなお花のトップ5に入っています。
ですから梅雨は外出を億劫に感じることもあるのですが、
紫陽花見たさに敢えて雨の日に出かけることもあります。
雨露をまとった姿は、艶やかでため息が出る程に素敵です。
そして好きなお花は?と聞かれる度に紫陽花も挙げるのですが
花言葉をご存知の方は、私の答えに一瞬だけ眉間にシワを寄せられることもあります。
紫陽花の花言葉には、
「心地よい静けさ」「辛抱強い愛情」といったポジティブなものもあるのですが、
「移り気」「浮気」「あなたは冷たい」「心変わり」といったネガティブなものあります。
皆さんもご存知だと思うのですが、紫陽花の色は土の酸性の度合いによって変化します。
土が酸性であれば青い紫陽花が咲きますが、中性~アルカリ性の土ですとピンクの紫陽花が咲きます。
このような紫陽花の色の変化が、ネガティブな花言葉を生んだのでしょう。
当時、このような花言葉が既に存在していたのかは定かではありませんが、
色が移ろう紫陽花は武士たちから「節操がない」と嫌われていたのだとか。
素敵なお花なのですけれどね。
そして気になるお花の効果ですが、紫陽花には、このような効果があると言われています。
◇神経の緊張を解いてくれる
◇心を落ち着かせ、気持ちを穏やかにしてくれる
◇心身の疲労を癒してくれる
◇気分がスッキリしないとき、リフレッシュさせてくれる
◇優しさや人間関係を円満にする
雨が続くと、何となく気分にも雨雲がかかることってありますよね。
そのような時は、紫陽花を眺めてみてくださいませ。
お花屋さんで切り花として購入される方、
ご自宅のお庭の紫陽花を切ってお部屋で楽しむ方もいらっしゃるかと思います。
紫陽花は水揚げが難しく、直ぐに水が下がりやすいお花ですので水揚げのコツを押さえておきましょう。
【1】まずは、ハサミで茎を斜めにカットします。
これは、どのお花でも同じなのですが、水を吸い上げる面積が広がるので、お花がしっかりと水分補給することができます。
【2】紫陽花の茎を斜めにカットすると、茎の中に白い綿のようなものが入っています。これを流水で取り除いで、お水がたっぷり注がれている花瓶やグラスに挿します。
※鉢植えの紫陽花にお水をあげてもくったりとしているときは、水を張ったバケツなどに紫陽花を鉢ごと浸します。大きさにもよりますが4、5分程浸すと復活しますよ。
あなたが惹かれた色や偶然に見かけた色が、今のあなたにとって必要な紫陽花なのだと思うのですが、
紫陽花の効果にプラスしたい効果の色を選んでも良いでしょうね。
フラワーセラピーの過去記事を読んで来られた方は既にコツを掴まれた頃かと思いますが、
心身のリラックス効果に女性ホルモンアップの効果をプラスしたいときには、ピンク色の紫陽花を愛でてみたり、
心身のリラックス効果に自律神経のバランスを整える効果をプラスしたいときには、青い紫陽花を愛でてみたり、
あなたの直感で、今年の紫陽花を楽しんでくださいませ。
関連記事: